京都の旅

2018年京都の紅葉巡り体験記~金閣寺・銀閣寺・瑠璃光院・永観堂・醍醐寺etc~

目次

京都の紅葉巡り4日目

京都紅葉巡りの最終日です。

京都市左京区 下鴨神社(賀茂御祖神社)

この日も朝早くに起床。

向かったのは「下鴨神社」です。

「糺の森」(ただすのもり)に来たかったのです。

女性に人気の「河合神社」

朝早くから既に何人か女性の参拝客が来ていました。

早朝の「糺の森」

ここも台風の被害が出ていました。

樹齢数百年の大木が何本も倒れてしまったそうです。

下鴨神社の楼門です。

紅葉の見ごろは過ぎていましたね。

早朝の神社を散歩するのは気持ちが良いものでした。

京都市北区 源光庵

朝の参拝を終えた後は「源光庵」に向かいました。

付近に駐車場があるか分からなかったので、離れたコインパーキングに車を停めて1キロほど歩いて行きました。

右の四角い窓が「迷いの窓」

左の丸い窓が「悟りの窓」といい、

「迷いの窓」⇒「悟りの窓」という順番で拝観するんだそうです。

事前知識無しで行った私は「悟りの窓」から行きましたけどね。

「源光庵」は規模こそ小さいですが、境内のあちらこちらで綺麗な紅葉を見ることが出来て飽きない場所です。

「源光庵」本堂の天井は「血天井」と言われています。

よく見ると手形がありますね。

関ケ原の戦いの前に、石田三成の軍勢によって包囲された伏見城で、300名以上の人間が自決したんだそうです。

その伏見城の廊下の板を、供養のため本堂の天井板として使用しているのだそうです。

ちなみに、大原にある「宝泉院」にも伏見城の板を使った血天井があるんですって。

1週間前に「宝泉院」に行ったのですが、正直気付かなかったです。。

「源光庵」は2019年6月から約2年間、工事により拝観できなくなるそうなので興味ある方はお早めに。

京都市左京区 詩仙堂

次は一乗寺方面に移動して「詩仙堂」です。

10時半頃に到着。

午前中だったし思ったより混んでなかった。

「詩仙の間」から観た「唐様庭園」は少し見頃を過ぎた感じ。

お庭に出て、奥の方に行けば綺麗な紅葉が残っていました。

お庭に出て散策することも出来ます。

可愛いお地蔵さん。

外人さんたちが喜んで写真撮ってました。

30分ほどの滞在で次に移動します。

京都市左京区 圓光寺

「詩仙堂」から徒歩2分のところにある「圓光寺」に向かいます。

入ってすぐ「奔龍庭」というモダンなお庭の中を通って本堂に向かいます。

「十牛の庭」から見る庭園

「圓光寺」の紅葉は見事でしたね。

ここにもにこやかなお地蔵さん。

鏡のような「柄龍池」に映る紅葉

「応挙竹林」

丘の上から見る洛北の景色です。

「圓光寺」は見どころ多いですね。

京都市北区 建勲神社

織田信長を祀る「建勲神社」に行きました。

思いのほか階段が多かったです

山の中腹にあるんですね。

持ってた御朱印帳がいっぱいになっちゃったので

この「天下布武」御朱印帳を手に入れました。

黒地に金の文字が格好良いです。

京都市北区 上加茂神社(賀茂別雷神社)

朝イチ、下鴨神社に参拝したことですし、「上加茂神社」にも参拝。

第42回式年遷宮で、2017年に改修が終わったばかりの楼門。

「上加茂神社」の東側にある「二葉姫稲荷神社」へ至る参道は台風の影響で倒木・鳥居の破損していました。

フリマのようなものが催されていて境内は賑やかでした。

神社と地元民と繋がりが感じられ良い雰囲気でした。

京都市左京区 名代おめん 銀閣寺本店

銀閣寺方面に移動。

「名代おめん 銀閣寺本店」で早めの夕食を頂きました。

海老と野菜の天ぷら付きで1,850円

さすがに美味しかったです

京都市左京区 永観堂(3度目の正直)

おめんで食事した後は「永観堂」へ向かいます。

二日連続で入れなかったので3度目の正直。

夜間ライトアップは17:30からですが、16時台から並ぶことにしました。

もう明るいうちから並ぶしかない、という判断です。

16時台に到着しましたが、既に夜間ライトアップ待ちの長蛇の列が出来始めていました。

行列並びつつ、塀の中の紅葉の美しさに期待感がアップします。

まだまだ夜間特別拝観まで時間があるのにどんどん列が伸びていきます。

「永観堂」はもう並ぶのは諦めるしかないですね。

どうせ並ぶなら、閉門ぎりぎりに行くんじゃなく、むしろ開門1時間以上前から並んだ方が確実に入れるし、多少は空いてるうちに回れます。

陽が落ちて暗くなり、開門が迫るとライトアップが始まります。

周りから歓声が上がります。

ようやく開門。

まず先に「放生池」のライトアップを見下ろせるポイントに行きます。

ここは早めに行った方が良いです。

開門15分もすればすぐ行列が出来てしまいます。

日中の拝観と違って、多宝塔には行けません。

足場が悪いですからね。

混雑する前にみかえり阿弥陀様にお参り。

「永観堂」のライトアップは格別ですね。

混み過ぎなのが辛いですが・・。

散紅葉も素晴らしい

塀の外を見るとカオス状態。

混雑がひどくなる前にあらかた観て回ったので、茶屋で休憩。

お茶とぜんざいを頂きます。

3日目まで粘った甲斐がありました。

境内はこのありさま。

外はこのありさま。

中入っても人地獄で、窮屈なこと間違いなしです。

それを考えると、16時頃から並ぶのが正解かなと思いました。

ついに「永観堂」のライトアップを堪能できました。

満足です。

さぁ次がラストです。

京都市伏見区 醍醐寺

次の日、仕事もあることだし、横浜に帰らなければなりません。

帰る前に最後に訪れたのは伏見区にある「醍醐寺」です。

「醍醐寺」には2017年の桜の季節に参拝しています。

当時は参拝客が多くいましたが、今回は数えるほどの人しかいなかった。

奈良県奈良市 帯解寺で安産祈願!満開の桜を楽しむ今回は奈良県の帯解寺と京都府の醍醐寺をご紹介します。 奈良県奈良市 帯解寺 奈良市の帯解寺に向かいました。 安産祈願で...

鳥肌ものです。

人がいなさすぎて怖いぐらいです。

暗闇に浮かび上がる五重塔。

弁天堂の紅葉ライトアップ。

幽玄の世界

ここまでとは思わなかったです。

連休最終日の「醍醐寺」は穴場です。これはおすすめです。

まとめ

「醍醐寺」を出た後、急いで帰路に着き、これにて京都紅葉巡りは終了です。

途中、何度も仮眠を取りながら帰宅だったので、横浜の自宅に着いたのは翌朝6時頃。

いやぁ無茶な日程でしたね。

睡眠時間も食事の時間も削って京都中を走り回ったおかげで数多くの美しい紅葉を体験出来ました。

無理すれば3泊4日でこのぐらい回れるんですね。

おすすめはしないですが、参考になさってください。

各スポットの詳細な記事は、2019年の紅葉前までにはアップしようと思います。

おそらく2019年の秋も京都に行くことでしょう。

今回行けなかった、「大覚寺」や「宝厳院」だとか、2017年に行った「清水寺」や「高台寺」にも再び行きたいと考えています。

その時はまたサクッと言いながら、だらだらと体験記をアップすることでしょう。

ではまた。

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