箱根の芦之湯温泉「きのくにや旅館」で日帰り入浴してきましたのでご紹介します。
前回の記事では、大涌谷で箱根ロープウェイに乗り、
相原精肉店でローストビーフをゲットしたところまでご紹介しました。
↓前回の記事はこちら
箱根町 箱根芦之湯温泉 きのくにや旅館
相原精肉店でローストビーフを買った後、
温泉入りに訪れたのが、芦之湯温泉 「きのくにや旅館」です。
硫黄泉と硫酸塩・炭酸水素塩泉の2種類の温泉に入ることが出来ます。
芦之湯温泉は、箱根七湯(はこねしちとう)の1つです。
箱根七湯は江戸時代からの呼称で以下の7か所の温泉を指しています。
- 箱根湯本温泉
- 塔の沢温泉
- 宮ノ下温泉
- 堂ヶ島温泉
- 底倉温泉
- 木賀温泉
- 芦之湯温泉
これらに姥子温泉を加えて箱根八湯って言ったり、強羅温泉やら仙石原温泉など9つ加えて箱根十七湯って言ったり、更にさらに大涌谷温泉や早雲山温泉、湖尻温泉の3つを加えて箱根二十湯って呼ばれています。
箱根は比較的近いのですが、人が多くて滅多に行かないので、
上記温泉も箱根湯本と、今回の芦之湯温泉ぐらいしか行ってない気がします。
いつか箱根二十湯を全て回ってみたいものです。
3月に訪れたのでお雛様が飾られていました。
前田利家の甲冑も展示されていました。
フロントの方に、この甲冑は本物なのか?って聞いたところ
レプリカだって言ってました。
きのくにやさんは、1715年開業で300年以上の歴史ある老舗旅館です。
この写真の看板はいまも玄関に飾られています。
歴史を感じる看板です。
江戸時代の温泉番付がありました。
芦之湯温泉は東の前頭になってます。
でも、西の前頭の下段の方に底倉温泉とか塔ノ沢温泉があるから、
純粋に東日本・西日本っていう区割りではないですね。
ざっと見た感じ、東北の温泉が多いですね。
この番付に載ってる温泉の半分も行ってないな。
まだまだ経験不足です。
なぜかオルガンが置いてました。
椅子が無駄に多いです。
インテリアの統一感は皆無です。
椅子もテーブルもばらっばらです。
誰もいなくて、なんだかちょっと不気味さすら感じる異様な部屋でした。
山奥の老舗旅館はこういう異様さがあって良いですね。
4月の桜巡りでご紹介した山梨県 西山温泉 蓬菜館も怪しい旅館でした。
興味ある方はどうぞ↓
湯香殿という浴場です。
きのくにや旅館には複数の浴場があります。
脱衣場です。
湯香殿の内湯です。
次の予定まで時間が詰まっていたので、湯香殿は見学するだけにしました。
湯香殿の露天風呂になります。
芦ノ湖の形を模した湯船になってるんですって。
湯香殿はこのくらいにして、別の浴場に移動。
にごり湯の会なんてあるんですね。
ぜひとも頑張って頂きたい。
別館の貴賓殿という浴場です。
こっちの温泉に入ることにしました。
若干白濁してます。
日帰り入浴開始とほぼ同時に入館したので、
他にお客さんはいなくて貸し切りでした。
貴賓殿の露天風呂です。
普通に外から見えちゃいます。
箱根の温泉巡りをしていないので、正直詳しくないのですが、
この説明書きを見ると、
箱根で白濁した硫黄泉は珍しいんですね。
ついふらっと草津温泉や万座温泉に行ってしまうので
箱根の硫黄泉は盲点でした。
時間が無いのにどうしても硫黄泉に入りたいって我慢出来なくなったら、また来ようと思いました。
箱根町 箱根芦之湯温泉 きのくにや旅館 情報
名称 | 箱根芦之湯温泉 きのくにや旅館 |
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電話番号 | 0460-83-7045 |
住所 | 〒250-0523 神奈川県足柄下郡箱根町芦之湯8番地 |
営業時間 | 日帰り入浴 平日 12:30~16:00 (最終入館15時) 土日祝 12:30~15:00(最終入館14時) 入館から2時間以内。 混雑状況により日帰り入浴をやっていない可能性もあるとのことです。 行く前に電話で確認してください。 |
料金 | 1000円 |
泉質 | 硫黄泉 硫酸塩・炭酸水素塩泉 |
箱根町 箱根芦之湯温泉 きのくにや旅館 地図
まとめ
箱根の芦之湯温泉 きのくにや旅館をご紹介しました。
箱根でも一番標高が高い場所にある温泉で、
公共交通機関では行きにくいかもしれませんが、
その分、空いている可能性も他より高いと思います。
日帰り入浴狙いで行くなら、当然12:30ちょうどに受付出来れば、
ほぼ貸切状態で贅沢な時間を過ごすことが出来ます。
きのくにや旅館さんには、
ご紹介した湯香殿、貴賓殿以外に、
宿泊客限定の貸切風呂があります。
そこがレトロでとても良い温泉らしいんです。
硫黄泉好きな方は
箱根芦之湯温泉きのくにや旅館に宿泊して貸切風呂に入ってみてくださいませ!
きのくにや旅館の後は、ポーラ美術館に行き、
伊豆・箱根旅行最後の食事は友栄のうな重を食べに行くのですが、
それはまた次の記事で。