京都の紅葉巡り3日目
ここから紅葉巡り3日目。
嵐山・嵯峨野地区がメインになります。
京都市右京区 嵐山と渡月橋
朝7時頃の嵐山と渡月橋です。
去年よりも紅葉が残ってるような気がします。
京都市右京区 天龍寺(早朝拝観)
お目当ては「天龍寺」の早朝拝観。
朝7時半開門です。
参道は綺麗に紅葉していました。
「天龍寺」の塔頭寺院「宝厳院」のライトアップも行きたかったんですけど、今年はスケジュール的に厳しくて断念。
2019年の紅葉にまた京都来れたら行こう。
朝の曹源池庭園。
雲が少なくて朝日が差し込んでくれたらもっと綺麗だったんでしょうけどね。
北門から外に出て、竹林の道に入ります。
京都市右京区 竹林の道
竹林の道は早朝に限ります。
嵐山花灯路ではこの道がライトアップされます。
まだ体験したことないので、いずれ期待と思ってます。
京都市右京区 御髪神社
今年は竹林の道を抜けて、
「常寂光寺」や「宝筐院」など多くの紅葉スポットに向かいます。
途中立ち寄ったのが「御髪神社」
小さな社です。
日本で唯一の髪の神社なんですって。
「御髪神社」を出て、「常寂光寺」に向かう道中。
もみじのトンネルのようです。
京都市右京区 常寂光寺
「常寂光寺」では驚くほど鮮やかな紅葉を見ることが出来ました。
今回色々な紅葉名所を回りましたが、色付きはここが一番きれいだった気がします。
朝から素晴らしい紅葉を堪能させてもらいました。
来年もまた来たい場所が1つ増えました。
京都市右京区 二尊院
「常寂光寺」の次に向かったのは「二尊院」。
「紅葉の馬場」と言われる参道が名所。
圧巻の光景でした。
目がおかしくなりそうなぐらい赤かったなぁ。
京都市右京区 祇王寺
次に向かうは「敷紅葉」で知られる「祇王寺」です。
この辺は紅葉の名所が密集してるので、朝早くから効率よく回るのが良いですね。
苔の上に紅葉がびっしり。
新緑の季節も良さそうです。
この日は曇りがちで中途半端な明るさでしたが、もっと陽が出てればより綺麗でしょうね。
奥には竹林もあります。
京都市右京区 厭離庵
「祇王寺」の次に向かったのが「厭離庵」(えんりあん)です。
GoogleMapに従って歩くと、裏道を通らされます。
何故か人が全然いませんでした。
穴場なんですかね?
紅葉の見ごろはもう少し後でしたね。
そう広くない敷地なので、ここの散紅葉も是非見てみたいです。
これなんですかね?
タヌキ?
頭に紅葉が乗っかってます。
あまり期待せずに立ち寄った「厭離庵」でしたが、観光客だらけの京都から隔絶されたような大変落ち着いた空間で満足度高かったです。
京都市右京区 宝筐院
次に向かうは「宝筐院」
大変混んでまして、先ほどの「厭離庵」とは大違いでした。
人通りが途切れるのを待って撮影。
数少ないシャッターチャンスです。
紅葉を観て何を想うかおじいちゃん。
人が集まるだけあって見応えある名所でした。
京都市右京区 清凉寺(嵯峨釈迦堂)
「宝筐院」のすぐそばにある「清凉寺」に立ち寄りました。
京都市の文化財に指定されている仁王門。
不思議なバランスに見えます。
「多宝塔」って高台にあるイメージなのですが、「清凉寺」の多宝塔は平地にあります。
京都市右京区 トロッコ電車 嵐山駅
「清凉寺」の後は、車を取りに嵐山方面に戻ります。
「トロッコ嵐山駅」があったので立ち寄ってみます。
12時頃だったのですが、夕方の便まで満席になってました。
恐ろしい・・
トロッコ電車ってそんなに良いんですかね。
朝から何も食べてなかったので、「嵐山ひねり大福」で糖分補給。
中には抹茶が練り込まれています。
ほどよい甘さで美味でございました。
12時過ぎの渡月橋を遠くから眺めます。
人がいっぱいいますね。
この後、車に戻って嵐山を離れます。
長岡京市 光明寺
一旦京都市を離れ、長岡京市になる「光明寺」へ向かいます。
西山浄土宗の総本山「光明寺」
浄土宗の総本山は東山にある「知恩院」ですが、浄土宗は過去に分裂していて、そのうちの一つが「西山浄土宗」なんです。
ちなみに、永観堂(禅林寺)も浄土宗西山禅林寺派の総本山です。
こちらも鮮やかな紅葉を楽しめました。
総本山だけあって広くて立派なお寺でした。
立派な「ビャクシン」
樹齢400~500年で、長岡京市の天然記念物に指定されています。
こちらが「光明寺」の紅葉スポットとして知られる「薬医門」です。
ピーク時はこんなに赤くなるんだそうです。(写真加工しまくってそうですが)
紅くなる途中でしたが、このグラデーションもまた綺麗でした。
京都市西京区 善峯寺
次に向かうは西京区にある「善峯寺」
道中、結構細い道を観光バスが行き来していて、マイカーでも入山可能なのか不安になるようなルートを走ります。
夕暮れが迫る中、善峯寺に到着。
奥の山の色鮮やかさに驚きました。
国の天然記念物に指定されている「遊龍の松」です。
樹高こそ2m程度ですが、幹が横に延びていて全長40mほどあります。
こんな樹形の松は観たことが無いです。
「善峯寺」から観た京都。
午前中とは打って変わって青空になってます。
向こう側は比叡山でしょう。
京都って盆地なんだなってのがよく分かります。
落葉した木も多かったですが、境内の高低差がかなりあるので長く紅葉を楽しめそうです。
阿弥陀堂横にある書院から観た紅葉。
額縁のようです。
「善峯寺」は来るのは大変だと思いますけど、見どころが多いのに人が少なく、かなりおすすめです。
京都市右京区 鹿王院
西京区の「善峯寺」から再び嵐山方面に移動。
向かったのは「鹿王院」です。
こちらが「鹿王院」の山門。
「鹿王院」の夜間特別拝観は完全事前予約制で、平日は1日100人限定。土日は150人限定となっていて、山門から先は予約した人しか入れません。
お茶菓子が付いて1,500円です。
予約制のおかげで、落ち着いて観て回ることが出来たし、全然元が取れます。
客殿にかけられていた扁額に「鹿王院」と書かれていますが、これは足利義満によるもの。
舎利殿のライトアップ。
夜間特別拝観は2016年から始められたもので、まだまだ知らない人も多いと思うし、穴場だと思います。
瑠璃光院もそうですが、事前予約制の人数限定開催ってのが増えていくかもしれませんね。
それにしても贅沢な空間でした。
京都市上京区 北野天満宮
「鹿王院」の後は、「北野天満宮」に向かいます。
1週間前にも京都に来て、北野天満宮の「もみじ苑」に入ろうとしたけど、入場締め切りに間に合わず、悔しい思いをしていたのです。
今回は無事間に合いまして、『御土居のもみじ苑』に入ることが出来ました。
月と本殿。綺麗ですね。
豊臣秀吉が築いた土塁「御土居」の一部が残っていて、川沿いの紅葉がとても綺麗な紅葉名所です。
樹齢600年のケヤキ。
鴬橋と紅葉のライトアップはよく写真で見ます。
もはや紅葉なのか桜なのか分からないくらいです。
出口にはお茶屋さんがあるので、皆さんそこでくつろいでいました。
寒かったし、温かいお茶を飲んで体を温めたかったところですが、
いかんせん次の予定があるので足早に立ち去ります。
京都市左京区 永観堂(2回目も入れず・・)
2日連続で来た「永観堂」
前日は20時半ぎりぎりで入場出来なかったので、この日は20時過ぎに到着。
30分前なら入れるだろうと思った私が甘かった。
あまりの混雑ぶりに閉門1時間の20時過ぎに入場制限が掛けれてしまい、この日も並ぶことすら出来なかった。。
警備の人に聞いたら、いま並んでいる人たちですら入れないかもしれないレベルで混雑しているとのこと。
21時に閉門しなければならないので、やむを得ない措置なのだそうです。
行列並んでも入れないかもしれない紅葉スポット「永観堂」
甘くないですね。
京都市中京区 元離宮二条城 「FLOWERS BY NAKED」
「永観堂」に入れないと分かった時点で速攻で気持ちを切り替えて「二条城」に向かうことにしました。
2017年は「アートアクアリウム」を開催していた「二条城」
2017年の様子です。
これは超・花魁という作品。
夜の「二条城」に色とりどりの金魚鉢っていう組み合わせでレアな体験をさせてもらいました。
2018年は「Flowers」というアートイベントが開催。
受付は21時まで、ということで「永観堂」から急いで移動してきたんです。
夜の二条城は日中とはまた違った雰囲気で、楽しくなってきます。
「二の丸庭園」もライトアップされていました。
唐門のプロジェクションマッピング。
重要文化財の中も展示スペースになっています。
中に入るために整理券貰って結構並びました。
もみじやススキなど秋を演出していますね。
世界遺産の二条城と先進的なアートの組み合わせが興味深くて、2019年はどんなイベントをやるのか今から楽しみ。
ちなみに、このFlowersは2019年1月からは東京日本橋のコレド室町で開催されます。
東京開催は「桜」がテーマだそうです。
2017年は先に東京でアートアクアリウムをやって、そのあと京都二条城で開催してました。
当時の東京開催の様子は別記事に纏めているので、参考になれば。。
正直「二条城で開催」ってインパクトが強すぎて、東京の会場が普通過ぎてつまらなく感じちゃいそうですが、予定が合えば、東京開催も行ってみようかと思います。
京都市北区 船岡温泉
二条城の後は、京都3軒目の銭湯「船岡温泉」で疲れを取ります。
この日はさすがに疲れてて、晩御飯もろくに食べずに寝てしまいました。
京都の紅葉巡り4日目は次のページです。