今回は京都の仁和寺の御室桜と、船岡温泉をご紹介します。
京都府京都市右京区 仁和寺
醍醐寺の後は仁和寺に向かいます。
2017年3月の桜巡りの計画段階で、
仁和寺の御室桜を観に行こう!と予定に組み込んでいたんです。
良かったら↓の記事をどうぞ。
伏見区の醍醐寺を出て、
右京区の仁和寺に向かったのが15:30頃。
仁和寺の受付は16:30までなので急いで向かいます。
左手に二王門が見えてきました。
醍醐寺~仁和寺までの距離は17kmほどなのですが、
道が渋滞していたりで、仁和寺に到着したのは16:24。
ギリギリの到着です。
駐車場代500円先払いです。
東門です。
真言宗御室派の総本山です。
仁和2年(886年)に光孝天皇によって建てられ始めたが翌年崩御。
後を引き継いだ宇多天皇に寄って、仁和4年(888年)に建立されました。
1100年以上の歴史あるお寺なのですが、
「人の世むなし」(1467年)でお馴染みの
応仁の乱のせいで伽藍は全焼。
本尊の阿弥陀三尊は辛くも焼失を免れ、
仁和寺が別の場所に移っていた時期もあったそう。
その後、徳川幕府の頃に再建されて、今に至ります。
通常は境内に入るだけだならお金掛かりませんが、
桜の季節だけ「伽藍特別入山」として大人500円かかります。
霊宝館とか御殿とかありますが、
このときは受付終了ぎりぎりの時間帯なので、
とにもかくにも御室桜を目指します。
仁和寺の鳥瞰図です。
広いですね~。
東門から御室桜がある中央左手の位置まで結構歩きます。
御朱印も時間的に間に合わず。。
中門です。
右手にはちらっと五重塔が見えます。
1645年に建立され、重要文化財に指定されています。
色あせ具合が歴史を感じます。
中門から二王門を見たところ。
中門をくぐってすぐ左手に御室桜がございます。
桜の間に通路が用意されていて、奥まで行くことが出来ます。
御室桜は遅咲きで、2~3mの背の低い桜で、
地面から枝分かれしています。(土を持って高くしているのもありますが)
粘土質の土壌で、土中の酸素や栄養分が少なく、
根を下に延ばすことが出来ないため、背が高くならないんだとか。
詳しいことは今も調査中とのことです。
葉の色はピンクというよりは、
ほぼ白いですね。
通路側の御室桜は満開でした。
御室桜林の真ん中あたりは5分咲きぐらいでしょうか。
いい感じに五重塔が見える位置です。
一番奥まで来ると、まだつぼみが多かったです。
このときは2017年の4月14日の夕暮れ時。
本当に遅咲きですね。
ちょっと上から見た御室桜たち。
奥に進みます。
色鮮やかな道を歩いて金堂に向かいます。
こちらが金堂です。
「金堂」とは本尊を安置する仏殿のこと。
「本堂」って呼ぶお寺の方が多いと思います。
旧皇居の紫宸殿を仁和寺に移設されて今に至ります。
金堂の左手には鐘楼があります。
周りには可愛らしい枝垂れ桜が咲いています。
鐘楼から更に西には御影堂があります。
御影堂では弘法大師 空海像が安置されています。
御影堂の後は、鐘楼、金堂の前を通り過ぎ、
東側をぐるっと回ります。
拝観終了ぎりぎりだったので、
人が少なくて雰囲気良かったです。
九所明神です。
その名の通り、九つの明神が祀られています。
ぐるっと回って五重塔のそばまで行きます。
各層のほぼ同じ大きさです。
五重塔を堪能。
もう拝観終わっちゃうので、急いで二王門に向かいます。
こちらが二王門。
高さ18.7mの巨大な門です。
もう門が閉まるところでした。
完全に閉まっちゃいました。
もっとじっくりみたいところでしたが時間切れ。
人もまばらな境内を眺めつつ駐車場に戻ります。
目的だった御室桜をたっぷり鑑賞出来て満足でした。
仁和寺に行くなら4月中旬が良いですね。
ただ今回は時間が無くて、霊宝館や御殿に行けなかったので
次回来るときは是非行ってみたいと思います。
京都府京都市右京区 仁和寺 情報
名称 | 仁和寺 |
---|---|
電話番号 | 075-461-1155 |
住所 | 〒616-8092 京都府京都市右京区御室大内33 |
拝観時間 | 3月~11月 9:00~17:00(受付は16:30まで) 12月~2月 9:00~16:30(受付は16:00まで) |
拝観料 | ■御殿 大人 500円 高校生 500円 中学生 300円 小学生 300円■霊宝館 大人 500円 高校生 300円 中学生 300円 小学生 無料■桜開花時期のみ伽藍特別入山 大人 500円 高校生 500円 中学生 200円 小学生 200円いずれも団体30名以上で割引あり 障碍者手帳をお持ちの本人のみ無料 |
京都府京都市右京区 仁和寺 地図
京都府京都市中京区 亀屋良永
仁和寺の後は、亀屋良永に行って
お土産の御池煎餅を購入。
このブログでは3度目の登場です。
京都に来たら、ここでお土産を買ってます。
軽くてふわふわさくさくの美味しい煎餅です。
八つ橋ほど王道過ぎてないけど
京都っぽさもあるお土産なので喜ばれると思います。
京都府京都市中京区 亀屋良永 情報
名称 | 亀屋良永 |
---|---|
電話番号 | 075-231-7850 |
住所 | 〒604-8243 京都府京都市 中京区寺町通御池下ル本能寺前町504 |
営業時間 | 8:00~18:00 日曜・第1、第3水曜が定休日 |
京都府京都市中京区 亀屋良永 地図
京都府京都市北区 船岡温泉
仁和寺の後は、お風呂入りに船岡温泉に向かいます。
このブログでも何度か登場している銭湯です。
登録有形文化財に指定された建物です。
サイケデリックならタイルの内装の脱衣場です。
マジョリカタイルっていうんだそうです。
透かし彫りの欄間を見ると、天狗や牛若丸がいたり、
見ていて飽きません。
温泉ではありませんが、ジェットバスがあったり
檜の露天風呂もあるし、サウナもあるし
銭湯として十分な施設が揃っています。
ちなみに、ここに来ると、外国人観光客が一人や二人は必ずいます。
異文化交流を楽しめますよ。
京都に滞在するときは必ず一度は立ち寄る銭湯です。
京都府京都市北区 船岡温泉 情報
名称 | 船岡温泉 |
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電話番号 | 075-441-3735 |
住所 | 〒603-8225 京都府京都市北区紫野南舟岡町82−1 |
営業時間 | 月~土 15:00~25:00 日曜日 8:00~25:00 |
料金 | 大人 430円 中人 150円(小学生の児童) 小人 60円(未就学児・乳幼児) |
京都府京都市北区 船岡温泉 地図
まとめ
仁和寺の御室桜と、お馴染みのお土産と銭湯をご紹介しました。
京都のお花見に間に合わなかった!ってときは
仁和寺に行ってみたら、まだ御室桜が咲いてるかもしれませんよ。
船岡温泉の後は、
滋賀県に移動して、三井寺の夜桜鑑賞に向かうのですが、
それはまた次の記事で。
ではまた。
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