先週後半からまた旅に出てしまいました・・。
今回は近場です。(北海道に比べれば)
奥多摩で日原鍾乳洞に行き、立山黒部アルペンルートで雪の大谷を観に行き、上高地に行き、山梨の西沢渓谷にある七ツ釜五段の滝を観に行くっていう、自然たっぷりな旅でした。
マイナスイオン浴びっぱなしです。
東京都 奥多摩町
日原鍾乳洞
平日に行ったし、雨も降ってたので、人がほとんどいなかったです。
細い道を進むと、デカい大ホールに出ます。
東京にある鍾乳洞なんて・・って舐めてましたが、
予想以上に見応えがありました。
ライトアップが色とりどり過ぎて、ちょっとケバイ気がしました。
日原鍾乳洞は、ほかのメジャーな鍾乳洞と比較して、鍾乳石の数は少ないかな。
鍾乳洞は雨でも関係なく楽しめるので良いですね。
日原鍾乳洞までの道のりは、なかなか細い道なので、
対向車が来ると結構面倒です。
日原鍾乳洞の先は、通行止めで11月下旬まで通れません。
この先に大駐車場があるはず。
うす~く奥川に見えてるのが巨大な断罪絶壁です。
燕岩という名だそうです。
日原鍾乳洞近くにも小規模の駐車場がありますが、
20台も停められないんじゃないかな?
大駐車場が使えないので、観光シーズンだと駐車場の空き待ちで地獄のような状況になると思います。
道が狭いから、Uターンもままならないですしね。
行くなら朝イチか平日にしないと後悔することになると思います。
奥多摩湖・小河内ダム
多摩川上流にある小河内ダムです。おごうちダムって読みます。
多摩川を堰き止めて出来たのが奥多摩湖(正式名称は小河内貯水池)です。
霧が出て幻想的な雰囲気で良かったですよ~。
この写真の左奥に白い建物が2つ見えますよね。
奥の建物が「小河内ダム展望塔」です。
真上からダムを見下ろすことが出来ます。
高所恐怖症の人は怖いかも。
小河内ダム展望塔は無料で見学することが出来ます。
ダムカードは展望塔でもらえるみたいです。
小河内ダム近くに、奥多摩 水と緑のふれあい館っていう施設があります。
奥多摩の自然や民俗資料も展示されています。
レストランでダムカレー食えます。
この後は翌日に立山黒部アルペンルートに行くために
長野県の扇沢駅に移動して車中泊です。
長野県大町市・富山県黒部市
立山黒部アルペンルート
朝5時頃に起床。
6時50分から扇沢駅の切符売り場が始まるのですが、6時半には行列が出来てました。
雪の大谷 が見られる室堂までの往復キップ(9050円)を購入。
去年も立山黒部アルペンルートに行ったのですが、富山県の立山駅から出発したので、扇沢駅からの出発は初めてでした。
混雑する前に室堂に着きたかったので黒部ダムとか大観峰は復路でじっくり見ることにしました。
脇目も振らずにトロリーバス・ケーブルカー・ロープウェイを乗り継いだおかげで、全て始発に乗れて1時間ほどで室堂まで到着出来ました。
室堂到着時点では、とっても晴れてました。
ここは照り返しがきついのでUVカットのゴーグル・サングラス必須です。
無いと紫外線で目を傷めます。雪目ってやつです。
忘れたとしても、室堂駅の売店でサングラス売ってるので安心してください。
眼鏡かけてる人は、クリップで眼鏡に固定出来るタイプもありますよ。
朝9時半から道路の片側一車線が歩行者専用になり、雪の大谷を楽しめます。
この日の雪の高さは14mでした。
残念なのは、空が曇っちゃったことですね。
青空じゃないと、雪の高さが目立たないです・・。
ゴールデンウィークのときは19mもあったらしいです。
排気ガスか黄砂のせいだと思いますが、雪が若干黒ずんでいますね。
大谷が開通したら早めに来るのが良いと思います。
天気が残念でしたが、今回の旅の大きな目的が果たせたので嬉しかったです。
みくりが池はすっかり雪に覆われていました。
去年9月に来たときはこんな感じでした。
前回は雨降ってたことを思い出しました。
今回はみくりが池の方は晴れてましたが、
雪の大谷のあたりはずっとガスってました・・。
みくりが池温泉で風呂入って、みくりが池周囲をぐるっと回ってライチョウを探したのですが出会えず・・。
鳥の鳴き声はしてたんですけどね。
諦めて、室堂から扇沢への復路を戻り始めます。
室堂から大観峰までトロリーバスで移動です。
大観峰の屋上展望台からの眺望です。
圧倒的です。
大観峰~黒部平へのロープウェイのケーブルです。
一本も支柱がありません。
立山黒部アルペンルートでも屈指の絶景ポイントです。
ロープウェイを降りて、黒部平駅から見上げたところです。
写真の真ん中あたりにロープウェイのケーブルが伸びています。
黒部平からケーブルカーで黒部ダムに移動です。
この巨大なものを人間が作ったのか・・・とため息が出ます。
6月26日から観光放水が始まります。
去年行ったときはこんな感じでした。
人がゴミです。
ちなみに、黒部ダムの湖を黒部湖って言うんですが、
黒部湖遊覧船があるので、湖上を船で回ることが出来ます。
遊覧船は6月1日から運行開始だそうです。
黒部ダムから扇沢にトロリーバスで戻り、
今回の立山黒部アルペンルートは終了です。
いや~凄かった。
運良く一度も渋滞に巻き込まれませんでした。
ゴールデンウィークシーズンだと立山駅のケーブルカーとか大観峰のロープウェイで3時間待ちとかあるらしいですからね。
扇沢駅に戻った後は、
長野市の加賀井温泉 一陽館に行き
2時間ほど体を癒しました。
普段は長風呂しないのですが、ここの温泉は心地よくてつい長風呂してしまいます。
そのあとは、長野駅の信州蕎麦 草笛で名物 くるみ蕎麦を食いました。
長野県松本市
上高地
信州蕎麦を食べた後は、
翌日、松本市の上高地に行くため、沢渡に移動。
ちなみに、「さわんど」って読みます。
上高地はマイカー規制されているので、バスで行くしかないです。
長野県 松本市側からは沢渡からシャトルバスが出ていて、
岐阜県 高山市側からは平湯からシャトルバスが出ています。
沢渡にいくつも駐車場が何個もあって、どこに停めれば良いのか悩んだが、
バスターミナルから一番近い、第3駐車場に停めて、車中泊しました。
5時40分発のシャトルバスに乗って上高地に向かい、途中のバス停 大正池で降りました。
息を飲む美しさでした。
天気が良いときは、バスの終点まで行くのではなく、
大正池で降りることをお勧めします。
大正池の次は、田代池まで移動。
途中、焼岳の絶景を堪能。
田代池です。
マガモが泳いでましたよ。
河童橋を目指します。
上高地のシンボル 河童橋の風景です。
河童橋の上からの景色です。
下に流れる川は梓川(あずさがわ)と言います。
河童橋周辺は食事処や売店が複数あります。
みんなここで昼食を食べてるようです。
河童橋から歩いて5分程の場所にバスターミナルがあります。
朝は大正池でバスを降りましたが、そのまま乗っていれば、河童橋近くまでバスで来られます。
河童橋から更に奥に進み、明神池を目指します。
徒歩1時間ぐらいでしょうか。
穂高神社奥宮の境内に、明神池があるので、
拝観料300円を払って中に入ります。
明神池です。
目の前のデカい山は穂高岳です。
日本画のような池というのでしょうか。
とても綺麗です。
河童橋から明神池まで3.5kmありますが、
お時間ある方は是非とも明神池まで行ってほしいです。
明神池を出発し、再び河童橋に向かいます。
周回コースになっているので、行きと帰りは違うルートで戻りました。
帰りは湿原になっていて、緑豊かで非常に気持ちの良いコースでした。
新緑がとても綺麗でした。
昼前に河童橋まで戻りました。
河童橋の上からの景色です。
バスターミナルに移動して、シャトルバスに乗って沢渡まで戻りました。
上高地はほぼ平坦な道なので、とても歩きやすいです。
人が多いから、滅多に熊が出ることはないと思いますが、
クマよけの鈴はあった方が安心でしょう。
沢渡バスターミナルから車で15分くらいの場所に白骨温泉があるので、泡の湯で汗を流しました。
道の駅 風穴の里
帰り際、腹減ったのでふらっと立ち寄ったのが道の駅 風穴の里 です。
道の駅から徒歩8分ぐらいの場所に
見学用の風穴があります。
ここから山の冷気が吹き込んできています。
この日、外は20℃以上あったのですが、
風穴のある貯蔵庫内部は3℃です。
天然の冷蔵庫です。
食事は山賊焼定食を頂きました。
鶏肉の胸肉、もも肉を揚げた松本市や安曇野市あたりの郷土料理だそうです。
水殿ダム
道の駅 風穴の里の向かい側にデカいダムがあったので立ち寄りました。
水殿ダム(みどのダム)と言います。
ふと「いやぁ良いダムだ、良いダムだ」って呟いていました。
景色が素晴らしいです。
最近、よくダムに行っています。
ダムが好きになりつつあるのかもしれません。
巨大建造物が好きですからね。
でも、ダムカード収集だけは手を出すつもりはないです。
ダムカードは500枚以上あるし、平日しかもらえないところもたくさんありますからね。
そのあとは諏訪湖SAで諏訪湖を見て1時間ほど仮眠。
山梨県 山梨市
西沢渓谷
諏訪湖SAを出て、
晩飯として山梨県甲府市の甲州ほうとう 小作 でおいしいほうとうを頂きました。
個人的に、ほうとう不動より、小作の方が好みでした。
山梨市に移動して、西沢渓谷の近くにある道の駅 みとみ で車中泊。
翌朝5時過ぎに起きて西沢渓谷に向かいました。
西沢渓谷には滝がいっぱいあって中でも七ツ釜五段の滝が有名です。
1周4時間ほどのハイキングコースです。
奥に見えるんは鶏冠山(とさかやま)です。
鎖をつかんで登るところもいくつかありました。
三重の滝です。
貞泉の滝です。
目的の七ツ釜五段の滝です。
正面から見たところです。
横から見たところです。
よく見る写真はこっち側の角度からですね。
とても癒されました。
30分以上滞在してたと思います。
七ツ釜五段の滝は、西沢渓谷の1周4時間のちょうど半分くらいの位置にあります。
帰りの道は、かつて木材を運ぶためのトロッコ道を通ることになります。
西沢渓谷はシャクナゲの群生地がいくつもあります。
散ってるところがほとんどでしたが、写真の所はまだ綺麗に咲いてました。
昼前にはふもとの駐車場に戻ってきました。
七ツ釜五段の滝で日が差すのを待っていたり、食事したり写真や動画をいっぱい撮って5時間半くらいでしょうか。
所々、ちょっと危ない道もありますが、サンダルやヒールでなければ大丈夫です。
出来ればトレッキングシューズが良いですが。
お子さんも楽しめるのではないでしょうか。
上高地もですけど、今の時期は新緑の季節で歩いていても本当に気持ちが良いです。
日陰も多いし、前半はずっと川沿いを登っていくので、清涼感に溢れています。
今回の旅は西沢渓谷で終了です。
まとめ
3泊4日で奥多摩、立山黒部、上高地、西沢渓谷を一気に回ってきました。
毎日早朝から活動開始して、夜は次の目的地に移動するので寝不足続きで、なかなかタフな旅でしたが、それだけの価値がある魅力的な場所ばかりです。
今度は秋の紅葉の時期に行ってみたいと思いました。
興味ある方は是非行ってみてくださいませ。