東京の旅

絶海の孤島 青ヶ島の観光スポット網羅!民宿と食事情報も!!

観光業界で『国内到達難度MAX』と恐れられているのが

絶海の孤島『青ヶ島』です。

この二重カルデラの写真を見たことがある人は多いのではないでしょうか?

二重カルデラという珍しい地形は世界でも知られており、

海外のNGO団体による「死ぬまでに見るべき世界の絶景13」にも選ばれた青ヶ島。

旅好きなら一度は行きたいと思ったことがあるのでは?

 

写真からも分かると思いますが、

周りは断崖絶壁に囲まれていて、船での接岸も困難。

50%を超えると言われる欠航率のため、来るのも帰るのも運次第・・

という観光で行くにも覚悟が必要な島です。

そんな『青ヶ島』に2018年4月、3泊4日の日程で滞在し、

たっぷりと観光してきましたので、

青ヶ島旅行記としてご紹介したいと思います。

青ヶ島まで

まずは羽田空港から八丈島空港に朝一の便で向かいます。

1時間弱のフライトであっという間に到着です。

八丈島空港前の眺め。

奥に見えるのは八丈富士です。

八丈島空港の隅っこにある「東京愛らんどシャトル」のヘリコプターで青ヶ島に向かいます。

このヘリに乗って20分ほどのフライトで青ヶ島に行くことが出来ます。ちなみに、1日1便で乗客は9人しか乗れないため、搭乗1か月前の朝9時から壮絶な電話予約合戦が始まります。わたしは知人に代理で予約してもらったのですが、なかなか電話繋がらなくて大変だったと言ってました。

10分も飛べば、霞の向こうに青ヶ島が見えてきます。

乗り物酔いしないか不安だったのですが、風が穏やかだったようでほぼ揺れることなく青ヶ島に到着。新学期から島の学校に赴任する新しい先生たちも一緒にヘリに乗っていたのでヘリポートには数多くの島民が出迎えてくれました。ヘリは乗客9人乗りでうち7名が学校関係者で観光客は2名だけ。年に数回しか行われない「迎え太鼓」という太鼓の演奏が行われる中、無関係なわたくしは気まずいなと思いつつヘリから降りました。

青ヶ島での食事や宿

ヘリポートにレンタカー屋さんが迎えに来てくれるので、そのまま車を借りて宿に移動。

 

ビジネス宿 中里」さんに宿泊。3食付きで、1日10800円です。

初日の晩ごはん。
左下のは「島寿司」です。
島寿司は初日だけでしたが、晩御飯には必ず美味しい刺身を出してくれます。

お昼には、後述のひんぎゃの地熱釜で蒸すためのお弁当だったり、↑みたいな普通のお弁当を作って持たせてくれます。昼頃に宿にお弁当を受け取りに戻る必要がありますけどね。
ちなみにこの時は「大凸部」という青ヶ島で一番高い場所で丸山を見下ろしながらの昼食でした。

青ヶ島には食事出来る店が非常に少なくて、島に1軒だけの商店でインスタントなものを食べるか、夜の居酒屋で食事するぐらいしかないです。なので宿に泊まるなら食事付けた方が良いですよ。

居酒屋もんじさんです。
宿の晩御飯がボリューム満点だったし、夜も車で行動してたので結局行かなかったです。

こちら島で唯一の商店 十一屋商店さん。

カップラーメンやお菓子、野菜や飲み物だけでなく、日用品やお土産も扱っています。

レンタカーとガソリンスタンドとか整備工場も掛け持ちしてます。

青ヶ島猫です。商店の周りに何匹もいらっしゃいます。
顔が似てるから兄弟だと思います。

郵便局もあってATMもありました。

青ヶ島小中学校です。プールもあります。

島に1つだけある信号です。

毎日通ってましたが、この信号が赤になるのを見たことがありません。

青ヶ島村役場です。困ったことがあったらここに行きましょう。

左の建物が図書館・武道館・集会所だそうです。

右奥の建物の1階が診療所になっています。

青ヶ島MAPです。

MAP上部が集落で、島の南部が外輪山に囲われた二重カルデラの部分。中央には「丸山」があります。外輪山の内側には島民は住んでおらず、工場があるだけなので、夜間はキャンプ場に寝泊まりしてる観光客以外は誰もいなくなります。

集落から左下の「三宝港」に行くためには、一旦東側の「平成流し坂トンネル」を通って、外輪山の内側に入り、丸山を囲む道をぐるっと回って、「青宝トンネル」を通って行かないといけません。すごい遠回りですが、西側の道路が崩落により通行止めになっているためです。

 

次のページに続きます。

 

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