京都 八瀬にある人気の紅葉スポット『瑠璃光院』の秋の特別拝観について、どこよりも写真たっぷりでご紹介します!
- 京都 瑠璃光院の日中拝観の情報
- 瑠璃光院 夜間特別拝観の情報 ※2ページ目になります
- 瑠璃光院の紅葉の見頃時期や混雑具合
- 瑠璃光院へのアクセスや拝観料など
日中拝観も事前予約制になりました。
瑠璃光院の公式より予約可能です。
京都市左京区 『瑠璃光院』
『八瀬 瑠璃光院』は本願寺歴代門跡も訪れた由緒ある寺院。
参道には100種類を超える紅葉が植えられています。1万2000坪の敷地に、240坪の数寄屋造りの建物があり、『瑠璃の庭』や『臥龍の庭』といった日本庭園を有し、特に書院2階から見る『瑠璃の庭』の紅葉は大変美しいことで知られています。
瑠璃光院 春の特別拝観の体験記事はこちら
瑠璃光院 秋の特別拝観 開催期間・拝観時間・拝観料金
開催期間:2021/10/1(金)~12/12(日)
★2021/10/30(土)~12/5(日)は事前予約必要
拝観時間:10:00~17:00(16:30受付終了)
★2021/10/30(土)~12/5(日)は9:00~18:00予定
拝観料:2,000円
瑠璃光院 秋の夜間特別拝観 ライトアップ
2021年11月5日(金)~7日(日)
2021年11月12日(金)~28日(日)
2021年12月3日(金)~5日(日)
瑠璃光院拝観時間(2部入替制)
第1部 18:30~19:30(最終受付19:15)
第2部 19:30~20:30(最終受付20:15)
費用:7,000円
瑠璃光院 住所・電話番号・アクセス方法
住所:
電話番号:075-781-4001
公共交通機関でのアクセス
◆「出町柳駅」から叡山電車(八瀬比叡山口行)にて
「八瀬比叡山口駅」(終点)下車。徒歩5分
◆地下鉄「国際会館駅」から京都バス(大原・小出石行)にて
「八瀬駅前」下車。徒歩7分
マイカーでのアクセス
■名神高速「京都東IC」より約40分
『瑠璃光院』周辺の駐車場は無いものと考えた方が安全です。
1か所だけ有料駐車場がありましたが、満車で停められないリスクが高いです。
ですので、車ではなく公共交通機関で行きましょう!
駐車場を事前に予約するサービスがあるので利用するという方法もあります。
これで事前に予約しておけば安心です。
■タイムズのBで周辺の駐車場を探す
■akippa(あきっぱ!)で周辺の駐車場を探す
■軒先パーキングで周辺の駐車場を探す
瑠璃光院 地図
瑠璃光院 例年の紅葉見頃時期
紅葉見頃は11月中旬~12月上旬です。
瑠璃光院 日中拝観の混雑状況とおすすめ時間帯
日中拝観も事前予約制になりました。
瑠璃光院の公式より予約可能です。
以下に紹介しているのは事前予約制になる前の2017年当時の様子です。
参考まで残しておきます。
『瑠璃光院』に向かう途中にチケット売り場のテントがあります。
朝8時半前に着いたのですが、既に行列が出来てました・・・
10時からじゃなかったのかとガッカリ。
整理券をゲットします。
10分毎にグループ分けして、順番に案内されます。
こちらが拝観券。
拝観料金は2,000円です。
周辺にある『ルイ・イカール美術館』との共通券になっています。
到着当初は予想外の行列に焦りましたが、拝観券を入手後、20分弱並んで『瑠璃光院』に入ることが出来ました。
土日祝日は1~2時間待ちはザラと聞いていたので、全然許容範囲です。
2017/11/24(飛び石連休の合間の平日)、朝8時台でも結構な混み具合でしたので、混雑は覚悟していった方が良いです。
どうしても混雑を避けたければ、11月連休前の平日に行くことをおススメします。
連休明けの平日でも良いですが、紅葉の見ごろのピークを過ぎてる可能性があります。
混雑回避のポイントは、やはり朝イチ開門前に行くことです。
『瑠璃光院』公式情報より開門時間が早まる場合もあるので、事前に開門時間を直接問い合わせすることをおススメします。
『瑠璃光院』への具体的なアクセス方法
瑠璃光院がある『八瀬』方面に向かう公共交通機関は、『叡山電車』と『京都バス』の2つです。
瑠璃光院まで車で行くリスクも合わせて、実例を挙げて解説します。
『京都バス』での行き方
2017年、わたしが『瑠璃光院』に向かう際に利用したのが『京都バス』です。
『国際会館駅』のバス停から出発しました。
バス停に到着したのが朝7時過ぎ。
『瑠璃光院』の特別拝観は朝10時からなので、
1時間半前に着いておけば余裕だろうという判断でした。
前述のとおり、その判断は甘かったです…。
19系統『大原・小出石』行きに乗ればOK。
7時台のバスに乗ります。
『国際会館駅』バス停から『八瀬駅前』バス停まで230円です。
朝8時10分過ぎに『八瀬駅』バス停に到着。
バス停から『瑠璃光院』まで徒歩7分の道のりです。
『叡山電車』での行き方
大変混雑することで知られる『瑠璃光院』…
ネットだけの情報では当日混乱する可能性もあります。不安になった私は前日の夜、『八瀬』に下見しに行っており、叡山電車『八瀬比叡山口駅』についても確認してきたのでご紹介します。『京都バス』ではなく、『叡山電車』の利用を考えている方は参考にしてください。
訪問前夜 23時過ぎに八瀬に到着。
まったく人の気配がありません。
『八瀬驛』(やせえき)と書かれていて紛らわしいですが、
叡山電車の終点『八瀬比叡山口』駅です。
ケーブル八瀬駅はまた別にあります。
ちなみに、『驛』は『駅』の旧字体です。
この『八瀬駅』から徒歩5分で『瑠璃光院』があります。
瑠璃光院のあたりは暗すぎて良く分からず仕舞いでした…。
京都市街から来るなら『出町柳』駅まで京阪電車で行って、
叡山電車に乗り換えて260円(子供130円)で来ることが出来ます。
こんなにライトが明るいのに駅員さんがいませんでした。
八瀬に来てから、あまりにも人がいないもので不気味なぐらい。
平成29年のダイヤですが参考までに。
11/3~11/30までの『秋ダイヤ』で、まさに紅葉のためのダイヤなんですね。
『エクシブ京都 八瀬離宮』です。
ここが『瑠璃光院』から最も近いリゾートホテルで、徒歩数分圏内です。
車で京都に来てたものですから、『瑠璃光院』付近の駐車場があるかどうか調べるのが下見の主目的。周辺を探し回ったのですが、↑の『エクシブ京都 八瀬離宮』そばの駐車場が唯一の有料駐車場のようです。
ここはゲートやロック版も無かったので、係員に直接お金を支払う仕組みと思われます。台数も少ないし、この時点でほぼ満車の状態だったので、翌朝、車で来るのはリスクが高すぎると判断。公共交通機関で来ることにしました。
瑠璃光院 朝の見どころ & 体験記
ここからは、朝の『瑠璃光院』拝観時の様子を交えながら『瑠璃光院』の見どころをご紹介していきます。
『瑠璃光院』の『山門』です。
『瑠璃光院』は『浄土真宗 無量寿山 光明寺』の支院となります。
↑の説明にもありますが、明治時代から別荘があったそうで、昭和初期に現在の数寄屋造りに大改築したとのこと。
朝8時40分過ぎに入館しました。
中の撮影はOK。禁止事項が色々書かれていますが一般的な内容です。
三脚は使用禁止です。
山門から瑠璃光院までの参道も大変美しい。
人は多いのですが、とても静か。
大声で会話するような雰囲気ではないので、自然と小声で会話する感じ。
美術館の中にいるような気分になりました。
明治の元勲『三条実美』公が明治当時の庵に『喜鶴亭』(きかくてい)と命名しました。
『三条実美』公の直筆です。
1階の地図。
右手が『書院』、左手が『喜鶴亭』となります。
まずは『書院』から入り、すぐに2階に上がります。
書院2階から見る『瑠璃の庭』
2階に上がると大勢の人混みが待っています。
ここで気押されてはいけません。
譲り合いの精神で待っていれば、いずれ最前列に行けます。
最前列まで行くと、黒いテーブルが置かれているので座って写真を撮ります。
黒いテーブルに紅葉が反射して綺麗・・・ってことです。
一旦座ると、皆さんなかなか移動しないので、どうしても詰まるんですよ。
皆、朝はやくから並んで、ようやくここまで辿り着いたわけだし、
すぐに立ち去りたくない気持ちはよく分かります。
地道に待っていると、ここまで来れます。
大変美しい光景ですね。
朝早くて太陽の光が足りなくて、テーブルへの反射がちょっと弱いかな?
周りの人たちと密着するぐらいぎゅうぎゅうなので
落ち着いてゆっくり観ることは難しいです。
左手の紅葉はかなり散っていました。
ただ、太陽が昇り切る前の微妙な光加減によって青白く見える枝が
全体の色合いに大きな変化をもたらしていて、
これはこれで美しい。
昭和初期の大改築・大造営の際、
庭師『佐野 藤右衛門』がこういう紅葉風景になるように設計したんですね。
満足したので、最前列から立ち去ろうとしたのですが、
人混みが凄くてなかなか後ろに行けない、というジレンマに陥ります。
いつか床が抜けるんじゃないかと心配になるぐらい人が多かった。
もう少し明るくなれば、床に映る紅葉も綺麗でしょう。
- 行列を覚悟して昼頃に来るか?
- 並ぶ時間を少なくするために早朝に来るか?
難しい選択です。
(参考)別の年の瑠璃光院の紅葉
書院1階から見る『瑠璃の庭』
写経出来るテーブルがありました。
半紙を置いて、透けてみえる文字をなぞります。
わたしも一枚写経しましたが、字が汚いので非公開です。
この通路を通って、再び『瑠璃の庭』が見える位置に出ます。
1階からは『苔』まで見えます。
2階とはまた違う世界観になります。
『瑠璃の庭』は、瑠璃色の浄土を世界をあらわしています。
数十種類の苔のじゅうたんが敷き詰められています。
様々な色の緑と、赤と黄色の紅葉の対比が美しい
2階に比べて、1階は比較的スペースがあるので、落ち着いて座り『瑠璃の庭』を鑑賞することが可能です。
(参考)別の年の瑠璃の庭
瑠璃光院 御朱印
↑が瑠璃光院の御朱印です。
書置きの御朱印があるので、募金箱にお金を入れ、日付は自分で入れます。
喜鶴亭から見る『臥竜の庭』
書院から渡り廊下を渡り、『喜鶴亭』に移動します。
『臥竜の庭』
天をかけのぼる龍を石と水で表現した池泉庭園です。
こちらが茶室。
少し分かりにくい位置にあって、人がいなくて落ち着けました。
こちらにも写経場所があります。
瑠璃光院ボールペンです。
10時過ぎに瑠璃光院を出ることにしました。
滞在時間は1時間半程度でした。
外に出て拝観券売り場を見ると、行列がどんどん長くなっていました。
やはり『瑠璃光院』は朝イチ狙いで来るのが正解です。
(参考)別の年の臥竜の庭
『瑠璃光院』 八瀬周辺の観光スポット
ここからは『瑠璃光院』周辺の観光スポットについてご紹介します。
八瀬のもみじの小径
『ルイ・イカール美術館』のあと、バス停に行く途中に『八瀬のもみじ小径』という看板を発見。
所要時間5分程度って書いてるし、綺麗な風景だったので寄ってみることに。
アオサギが来てました。
一帯がすべて見頃な紅葉祭りです。
『瑠璃光院』の特に書院2階はちょっとした戦場でしたが、
ここは人も少なくて落ち着く散歩道です。
『平安遷都記念棟』です。
想像以上に綺麗な紅葉でした。
『八瀬のもみじ小径』、お時間あれば是非散歩し見てください。
『瑠璃光院』夜間特別拝観は次のページから!
瑠璃光院の夜間特別拝観の様子や、
混雑状況や周辺情報について次のページに続きます↓↓↓