もうすぐ鎌倉の紫陽花が見頃を迎えます。
数多くの紫陽花スポットの中でも人気なのが今回ご紹介する『長谷寺』です。
今回は『長谷寺』の紫陽花の見ごろ時期や混雑状況や見どころなど、実際に足を運んで撮影した写真と合わせてご紹介します!
神奈川県鎌倉市 『長谷寺』
天平8年(736年)に開かれた浄土宗の寺院で山号は『海光山』。
本尊は日本最大級の木像仏 『十一面観音菩薩立像』で『長谷の観音様』と地元の方に親しまれています。
下境内と上境内に大きく分かれていて、下境内は放生池・妙智池の2つの池を持つ庭園や弁天窟があり、上境内には『長谷観音』や鎌倉を見渡せる『見晴台』、そして今回メインでご紹介する斜面一杯の紫陽花「あじさい路」が見どころです。
長谷寺 住所・拝観時間・拝観料金・アクセス方法
名称 | 長谷寺 |
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住所 | 〒248-0016 神奈川県鎌倉市長谷3丁目11-2 |
拝観時間 | 3月~9月 8:00~17:00 10月~2月 8:00~16:30 |
電話番号 | 0467-22-6300 |
拝観料金 | 大人 400円 小学生 200円 観音ミュージアムは別途料金が必要 |
アクセス方法 | 江ノ電「長谷駅」より徒歩5分 長谷寺の駐車場がありますが、 |
長谷寺 地図
長谷寺 例年の紫陽花 見頃時期
例年 紫陽花の見頃は6月上旬~中旬。
本記事で紹介している写真は6月下旬に訪問した時の様子ですが、まだまだ十分に見頃でした。
長谷寺 整理券・混雑について
朝8時に開門ですが、紫陽花が見頃の混雑ピーク時は若干早めに開門していました。朝7時半に並べば、見どころの「あじさい路」も待たされることなく入場することが出来ました。ただ前が降っていた日でしたので、晴れた日ならもっと早めに並び始めた方が確実かも。
「あじさい路」は入場整理券を配布しており、当日中なら再入場可能なので、まず整理券だけ入手したら長谷寺を出て、他の観光スポットを回り、夕方再訪して人が少ない「あじさい路」を楽しむ、という方法もアリです。
長谷寺 見どころ&体験記
ここからは実際にわたしが長谷寺に行ったときの様子を交えながら、長谷寺の見どころを紹介します。
長谷寺 開門前の行列
行列を避けるため、朝5時半頃に到着。
こちらが入山受付。ここで拝観チケットを購入します。
あまりにも早く来すぎたため、誰一人並んでません。
長谷寺の駐車場に停めようかと思いましたが、朝8時にならないとゲートが開かない駐車場だったので、離れたコインパーキングに車を停めて2時間程待機。
朝7時半頃に再び長谷寺に来たら既に行列が出来てました。
失敗しましたね。
左の建物が入山受付の建物。
基本朝8時に開門なのですが、この日は若干早めに受付開始。
長谷寺駐車場も早めに開場したようです。
長谷寺 「あじさい路」の整理券
長谷寺の境内のあちこちに紫陽花は咲いていますが、中でも「あじさい路」と言われる斜面一杯の紫陽花が見どころです。
ただ、通路が狭いため一度に多くの人を入場させてしまうのは危険なため、混雑時は整理券を配布し入場制限をしています。
これが整理券。
「あじさい路」のそばに入場可能整理番号が表示されています。
自分の番号より大きな番号が表示されれば入場可能になるのでチェックしましょう。
ちょっと分かりにくいですが、中央に白いテントがありますね。
ここが「あじさい路」への入場口になります。
整理券さえ持っていれば、当日再入場可能です。
自分の番号と、入場可能な番号を見比べて、かなり時間かかりそうなら近くにある高徳院に行って鎌倉の大仏を観たり、光則寺に行くなりして時間を潰して、夕方また長谷寺に来て紫陽花を堪能する、というのもアリですね。
長谷寺 あじさい路
整理券を入場口で魅せて「あじさい路」に向かいます。
こちらが「あじさい路」の入口。
この看板を見ると「午後五時まで」と書かれていますね。
整理券の再入場は午後6時までだったので、どちらが正しいのか現地の係員に確認するようにしてください。
「あじさい路」の様子。
色取りどりの紫陽花に感動。
この日は雨が強くて、見学する人は大変だったかと思いますが、濡れた紫陽花の色が濃くなり、より魅力的でした。
花びらが落ちた紫陽花も多かったですが、それはそれで美しかった。
下に見えるお堂は「経蔵」です。
この角度の写真を見たことあるひと多いのでは?
「あじさい路」を降りて、経蔵の屋根で雨宿りしながら見上げたところ。
上から見ても下から見ても美しい「あじさい路」でした。
長谷寺 見晴台
鎌倉の街並みと由比ガ浜を一望できます。
この日はあいにくの天気でしたが晴れていれば伊豆大島も見られます。
長谷寺 観音堂・観音ミュージアム
こちらが観音堂。
中には『長谷観音』が安置されています。
『長谷観音』の大きさに圧倒されると思います。
別途入場料が必要ですが、『観音ミュージアム』も合わせて観覧してみてください。
長谷寺 弁天窟
下境内に降りて『弁天窟』に向かいます。
こちらが入口。
洞窟の壁面には弁財天とその眷属である十六童子が彫られています。
洞内は蒸し暑くてレンズが曇っちゃうほど。
長谷寺 書院・大黒堂
写経体験できる『書院』の枯山水庭園。
大黒堂の「さわり大黒天」を触ると御利益があるんだとか。鎌倉・江ノ島七福神巡りの一つでみんなお参りして触っています。
行列が出来ているのですぐ気づくと思います。
長谷寺 御朱印
長谷寺の御朱印は複数種類ありますが、特に指定がなければ坂東三十三所の『十一面大悲殿』の御朱印を頂けます。
長谷寺 和み地蔵
大黒堂そばにある大きなお地蔵さん。
1m以上あるのかな。
みなさんツーショットを撮っています。
長谷寺 良縁地蔵
にこやかなお地蔵さんが3体連なる「良縁地蔵」。
長谷寺の中にが3か所あってすべて見つけると御利益があるんだとか。
「あじさい路」の良縁地蔵の頭に紫陽花が乗っかって可愛らしいですね。
まとめ
鎌倉の長谷寺を紫陽花を中心にご紹介しました。
「あじさい路」は朝イチ行くか、整理券だけもらって夕方に再訪するのがストレスが溜まらずに良いでしょう。
晴れの日も雨の日も長谷寺の紫陽花は魅力的です。
是非参拝なさってください。