湘南・江ノ島のパワースポット『江島神社』について、辺津宮、中津宮、奥津宮や周辺の紫陽花など、どこよりも写真多めでご紹介します!
神奈川県鎌倉市 『江島神社』
湘南・江ノ島の中心に位置する『江島神社』は縁結びの御利益があるとされ、若者に人気のパワースポットですが、その歴史はとても古く552年に創建されたと伝わる。神仏習合の時代には「江島寺」とも称されていましたが、明治の廃仏毀釈で「江島神社」と改称され今に至ります。
『江島神社』は「辺津宮」「中津宮」「奥津宮」から成り、「宗像三女神」の田寸津比賣命(タギツヒメノミコト)、市寸島比賣命(イチキシマヒメノミコト)、多紀理比賣命(タギリヒメノミコト)を祀っており、この三女神を「江島大神」と称しています。
また、辺津宮の「奉安殿」には「八臂弁財天」と、 日本三大弁財天のひとつ「妙音弁財天」が安置されています。
6月に江ノ島散策すると、神社の境内のあちらこちらに紫陽花が綺麗に咲いていました。後半は紫陽花の写真も交えつつご紹介します。

江島神社 住所・拝観時間・拝観料金・アクセス方法
名称 | 江島神社 |
---|---|
住所 | 〒251-0036 神奈川県藤沢市江の島2-3-8 |
拝観時間 | 拝観自由 |
電話番号 | 0466-22-4020 |
拝観料金 | 拝観無料 |
アクセス方法 | 江ノ電「江ノ島」駅より徒歩20分 駐車場無し |
江島神社 地図
江島神社 例年の紫陽花 見頃時期
例年 紫陽花の見頃は6月中旬ごろ。今回紹介している写真は6月下旬に訪れたものですがまだ見頃は続いていました。
江島神社 見どころ&体験記
ここからは実際にわたしが江島神社に行ったときの写真を交えながら、江島神社の見どころを紹介します。
早朝の江ノ島

朝5時前に江ノ島に到着。
山の向こうに日が昇ります。
江ノ島 湘南港灯台

こちらは「湘南港灯台」。
朝から釣り人が大勢いました。
江ノ島展望灯台 ・江ノ島シーキャンドル

「江ノ島シーキャンドル」こと「江ノ島展望灯台」の頭だけ見えてます。
早朝の江ノ島散策と江島神社の参拝が始まります。
江ノ島 全体マップ

島内に遭った江ノ島の全体マップです。
江島神社 青銅鳥居

江ノ島大橋を渡り江ノ島に入ったところ。
手前に「青銅鳥居」、奥に「瑞心門」が見えます。
早朝のため圧倒的に人が少ないですが、あと数時間もすれば参道に多くに観光客が詰めかけで大混雑することになります。

この青銅の鳥居は1747年に創建され、その後再建されたもの。扁額には「江島大明神」と記されています。
江島神社 瑞心門


朱色の鳥居が印象的。その奥にあるのが瑞心門です。
江島神社 辺津宮

「瑞心門」を超えて進むと、まず「辺津宮」があります。
ここでは田寸津比賣命(タギツヒメノミコト)が祀られています。
宗像三女神は、日本から大陸・朝鮮半島への交易船など海上交通の安全を司る玄界灘の神様です。福岡の宗像大社が総本社で、広島の厳島神社も同女神を祭神としています。

辺津宮の社殿。
辺津宮は建永元年(1206年)に創建され、昭和に入ってこの社殿が新築されました。
「下之宮」とも称されます。

隣には「奉安殿」があります。

江島神社 奉安殿

この「奉安殿」には、八臂弁財天と、日本三大弁財天のひとつ妙音弁財天が安置されています。
神奈川県の重要文化財に指定されています。
拝観時間は8:30~16:30までで、拝観料は大人200円、中高生100円、小学生50円、小学生未満は無料となっています。
この時は朝6時前に参拝したので拝観は叶いませんでした。
江島神社 八坂神社

「奉安殿」の隣にある八坂神社では建速須佐之男命(タケハヤスサノオノミコト)が祀られています。
かつては「天王社」と称されていましたが、明治に入って「八坂神社」に改称されています。
京都の「八坂神社」も元々は祇園精舎の守護神である「牛頭天王」を祭神としていた関係で「祇園社」と称されていたのが、明治の神仏分離令で「八坂神社」の改称されています。
「天王社」⇒「八坂神社」への改称も神仏分離令によるものでしょうね。
江島神社のパワースポット むすびの樹

辺津宮の御神木は2つの幹が1つの根で結ばれているイチョウの木で、
縁結びの御利益があると言われています。
ピンクの絵馬500円を奉納すると想いが叶うかも・・とのこと。

江島神社 白龍銭洗池

ここで金銭を洗うと金運アップの御利益があるそうです。
江島神社 中津宮

「辺津宮」から徒歩5分で「中津宮」に到着します。


中津宮の社殿。
こちらでは市寸島比賣命(イチキシマヒメノミコト)を祀っています。
元は「上之宮」と称されていました。

平成に入ってからの大改修でこの色鮮やかな朱色になっています。

徐々に高台になり景色も良くなってきています。
江ノ島 山二つ
奥津宮に向かい、中津宮から徒歩10分弱で「山二つ」という眺望の良いビュースポットが出てきます。


江ノ島のくびれのような場所です。
元々は繋がっていたのですが、波による浸食で洞窟が出来、天井が崩落して山が二つに分かれたような地形になっています。
小さな岩場に釣り人が写っています。
江島神社 奥津宮 と 紫陽花

中津宮から徒歩10分で奥津宮に到着

奥津宮では多紀理比賣命(タギリヒメノミコト)をお祀りしています。
拝殿天井には「八方睨みの亀」が描かれています。

境内には猫ちゃんが。

奥津宮周辺には紫陽花が多く咲いています。
ここの紫陽花目当てに奥津宮に来ても良いぐらいです。
江島神社 龍宮

奥津宮の隣には「龍宮」(わだつみのみや)があります。

御祭神は龍神大神。
岩屋の真上に位置しています。
江ノ島 岩屋

奥津宮から階段で降りていくと岩屋に続きます。

しばらく歩くと岩場に出ます。


こちらが岩屋の入口。
海食洞窟で、弘法大師や
拝観時間は9:00~18:00まで(季節により変わる)で、料金は大人500円、小中学生200円となっています。
早朝6時頃頃で岩屋に入ることは出来ませんでしたが、またいずれ来たいと思います。

江島神社を出て、江ノ島大橋を渡って遠くから江ノ島を望む。
まとめ
今回は「江島神社」をご紹介しました。
江ノ島散策を兼ねて、是非「奥津宮」や「岩屋」まで参拝なさってみてください。
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