鹿児島の旅

【鹿児島の離島 2022年版】硫黄島の1泊2日の旅!温泉マニア垂涎の東温泉など絶景観光スポットを紹介!

車中泊しながら日本全国を旅する筆者が、鹿児島県「硫黄島」に行って良かった観光スポットを絶景・温泉・交通手段など写真たっぷり、一言コメント付きで紹介しています。

他にもメディアで取り上げられそうにない、マニアック過ぎるスポットも載せているので、旅の参考にして頂ければうれしいです!

鹿児島港から硫黄島港へ

硫黄島には鹿児島港からフェリーでの移動となるので、事前に乗船予約を済ませておきましょう。もし、車ごとフェリーに乗る場合は早めに予約しましょう。

鹿児島港

鹿児島港を朝9:30に出港するフェリーを10日ほど前に事前予約。
出港当日、朝7:30頃に乗船受付を済ます

鹿児島港 フェリー乗り場鹿児島港 フェリー乗り場

こちらが鹿児島港にあるフェリー乗り場。

フェリーみしまフェリーみしま

こちらが「フェリーみしま」
三島村の竹島・硫黄島・黒島の3つの島を繋ぐ。

鹿児島港から硫黄島へ鹿児島港から硫黄島へ

朝9:30にフェリー出港
船内にはカップ麺やお湯もあるので、食事も可能。
種類は少ないので、鹿児島市内で事前に買い出ししておいた方が良い。

硫黄島には民宿はあっても食事処が無いので、わたしのように車を硫黄島に運んで車中泊したり、キャンプする人は船乗る前に買い出し必須。

竹島港寄港

鹿児島港を出港して3時間。
まず「竹島」に寄港。

鹿児島県三島村 竹島鹿児島県三島村 竹島

大きな山は無く、全体的に平坦に見えた

鹿児島県三島村 竹島鹿児島県三島村 竹島

竹島港の様子。
ほんの数人しか乗降しない

鹿児島県三島村 フェリーみしま鹿児島県三島村 フェリーみしま

島への生活物資の運搬がメインなんだろうな。
折り畳み式のランプウェイがカッコいい。

硫黄島港に到着

竹島港を出港して40分。
硫黄島に到着。
ちなみに、竹島からも硫黄島のシンボル「硫黄岳」がくっきりと見える。

平坦な竹島とは違い、硫黄岳の圧倒的な存在感。
離島を立て続けに見ると、島ごとに個性が垣間見えて面白い

鹿児島県三島村 硫黄島鹿児島県三島村 硫黄島

硫黄島港に入ると、写真で見た褐色の海になる。

鹿児島県三島村 硫黄島の海の色鹿児島県三島村 硫黄島の海の色

ここが色の境目
温泉が海に溶け出し、含まれる鉄分が海水に反応してこんな色になっている。

鹿児島県三島村 硫黄島 フェリーみしま鹿児島県三島村 硫黄島 フェリーみしま

船から下船。
次の「黒島」へ向けて出港するフェリーみしま。

鹿児島 硫黄島 マップ

鹿児島県三島村 硫黄島 地図鹿児島県三島村 硫黄島 地図

硫黄島港に観光案内所があるので、そこで島内マップを入手
硫黄島まで来る人の多くは、「東温泉」を目指す人が多いはず。
港から片道2.3kmあるので、民宿で車借りるのがベターですね。
上の地図の通り、港から東温泉までのルートは海沿いのルートと、「稲村岳」の北側を通るルートがある。海沿いのルートは道が狭いのでやめといたほうが良い。

あとで写真載せてるけど、「平家城展望台」と「恋人岬展望台」からの景色は必見。
ここも片道3~4kmあるので、車がないと厳しいと思う。

鹿児島 硫黄島 温泉巡り

東温泉

海の荒れた東温泉

硫黄島の主目的「東温泉」へ。
海の近くに車を2,3台停められる平地に停めて数分歩く。

鹿児島 硫黄島 東温泉鹿児島 硫黄島 東温泉
鹿児島 硫黄島 東温泉鹿児島 硫黄島 東温泉

落石してきそうな断崖の下を歩く。
ちなみに、この日は雨と強風で温泉日和ではなかった、

鹿児島 硫黄島 東温泉鹿児島 硫黄島 東温泉

ここが東温泉。
温泉マニアならが一度は行きたいのではないだろうか。
手前の小さい穴は熱すぎて入れない。
とりあえず手を突っ込んでみたけど、1秒も耐えられない熱さ
真ん中の一番大きな穴が適温。
一番奥のは若干ぬるい。

鹿児島 硫黄島 東温泉鹿児島 硫黄島 東温泉

時折、波しぶきがかかる中、入浴。
pH1.7前後の「硫黄明礬泉」とWikipediaに書かれてたけど、今の泉質名だと草津温泉と同じ「酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉」とかかな?
傷があるとすごい沁みる。。
長時間車を運転し続けてたから、背中とお尻がシートに擦れてたのか痛くて痛くて、歯を食いしばって入り続けた。

鹿児島 硫黄島 東温泉鹿児島 硫黄島 東温泉

反対側から見たところ。若干湯気が見えると思う。
どんどん雨が酷く、波が高くなってきたのでこの日は退散。

東温泉・東ノ立神の日の出

翌朝、日の出前に再訪。

鹿児島 硫黄島 東温泉鹿児島 硫黄島 東温泉

夜明け前の東温泉
足元にご注意。

鹿児島 硫黄島 東ノ立神と日の出鹿児島 硫黄島 東ノ立神と日の出

この特徴的な岩は「東ノ立神」という。島の西側には「西ノ立神」もある。

鹿児島 硫黄島 東温泉鹿児島 硫黄島 東温泉

この日は風は強かったけど、雨は上がってたので、ゆっくり入った

鹿児島 硫黄島 東温泉鹿児島 硫黄島 東温泉

初日より、傷の沁み具合はマシになっていた。
我慢して入ったのが効いたのかも。

坂本温泉

硫黄島には「東温泉」以外にもいくつか温泉があって、そのうちの一つが「坂本温泉」

鹿児島県三島村 硫黄島 坂本温泉鹿児島県三島村 硫黄島 坂本温泉

こちらが坂本温泉。
水没していた・・

かつては干潮時は入れたようだが、台風で浴槽が破壊されてしまっている

鹿児島県三島村 硫黄島 坂本温泉鹿児島県三島村 硫黄島 坂本温泉

岩積みなおしてセメントで固めれば直りそうな気もするけど放置されている
とりあえず、足だけ突っ込んでみたけど、温いようなそうでもないような微妙な水温。

鹿児島 史跡巡り

俊寛堂

平安時代末期の僧「俊寛」の墓がある
平家討伐の陰謀が漏れ、ここ硫黄島に配流された

鹿児島 硫黄島 俊寛堂鹿児島 硫黄島 俊寛堂
鹿児島 硫黄島 俊寛堂鹿児島 硫黄島 俊寛堂

苔の道を数分歩く。

鹿児島 硫黄島 俊寛堂への道鹿児島 硫黄島 俊寛堂への道

薄暗いし、雨は強くて苔で滑るし注意が必要

鹿児島 硫黄島 奥に見えるのが俊寛堂鹿児島 硫黄島 奥に見えるのが俊寛堂

道の突き当りに「俊寛堂」が見えてくる。

鹿児島 硫黄島 俊寛堂鹿児島 硫黄島 俊寛堂

この小さな庵の中にお墓がある。
扉を開けて中を見ることが出来る。
土砂降りの薄暗い中、この庵を見つけたときはゾクッとした。
一人で行くのはおすすめしない。

鹿児島 硫黄島 絶景巡り

平家城展望台から見た硫黄岳

島の北部にある「平家城展望台」から硫黄岳を見る

鹿児島 硫黄島 平家城展望台鹿児島 硫黄島 平家城展望台

右手にある像は、歌舞伎「俊寛」を演じる18代「中村勘三郎」像

鹿児島 硫黄島 平家城展望台から見る硫黄岳鹿児島 硫黄島 平家城展望台から見る硫黄岳
噴煙を上げる硫黄岳噴煙を上げる硫黄岳

硫黄島に行く前に「硫黄岳」が噴火して、モクモクと噴煙を上げていた。
目と鼻の先に、噴火したばかりの火山を見られるのは硫黄島ならでは。

鹿児島 硫黄島 平家城展望台 鹿児島 硫黄島 平家城展望台の観光案内板

 

大浦港

島の西にある「大浦港」は褐色でない透き通った海で、断崖に囲われており夏場は泳ぐことも可能なスポット

鹿児島県三島村 硫黄島 大浦港鹿児島県三島村 硫黄島 大浦港 案内板
鹿児島県三島村 硫黄島 大浦港鹿児島県三島村 硫黄島 大浦港
鹿児島県三島村 硫黄島 大浦港鹿児島県三島村 硫黄島 大浦港

階段で下まで降りられる

恋人岬

硫黄島港を見下ろす恋人岬

鹿児島 硫黄島 恋人岬鹿児島 硫黄島 恋人岬
鹿児島 硫黄島 恋人岬鹿児島 硫黄島 恋人岬 岬橋

赤い岬橋。飛ばされそうなくらいの強風でした

鹿児島 硫黄島 恋人岬鹿児島 硫黄島 恋人岬

褐色の長浜湾を望む
奥には硫黄岳で、手前の小高い緑の山が稲村岳
硫黄島を象徴する風景です

鹿児島 硫黄島 恋人岬鹿児島 硫黄島 恋人岬 鬼界カルデラジオパーク

 

硫黄島といえば孔雀

硫黄島には野生化した孔雀が300羽以上生息している
車で運転中に出くわしただけでも10羽以上の孔雀を見かけた

鹿児島 硫黄島 野生化した孔雀鹿児島 硫黄島 野生化した孔雀
鹿児島 硫黄島 野生化した孔雀鹿児島 硫黄島 野生化した孔雀

シャッターチャンスを逃したが、木の上にも孔雀がいた。
地元のお婆ちゃん曰く、かつては島内で野菜を栽培してたそうだが、孔雀に食べられちゃうのでいまは辞めてしまったそうだ。

硫黄島の商店

硫黄島港のそばにある、おそらく島唯一の商店
ここで帰りの船で食べるカップラーメンを購入したが、本土とそう変わらない値段だった
空き缶の溜まり具合がすごい。
ゴミ処理場なんかないので、船で運んで本土で捨てるしかないんだろう

硫黄島港から鹿児島港へ

硫黄島で1泊して、翌朝フェリーで鹿児島港に戻る

鹿児島 硫黄島港からみた断崖鹿児島 硫黄島港からみた断崖

断崖の上に見える橋が、恋人岬展望台近くの「岬橋」

鹿児島 硫黄島港鹿児島 硫黄島港

滞在2日目は晴れ。

鹿児島 硫黄島港にフェリー入港鹿児島 硫黄島港にフェリー入港

フェリーみしまが到着。
フェリーの姿が見えた瞬間、無事帰れるんだとホッとした

朝10:10に硫黄島を出港

フェリーみしまで硫黄島を離れるフェリーみしまで硫黄島を離れる

硫黄島を離れる。

噴煙を上げる硫黄岳噴煙を上げる硫黄岳

竹島に寄り、噴煙あげる硫黄岳が見えなくなるまでデッキから見る。
ダイナミックな景色を目に焼き付ける。

フェリーみしま鹿児島港入港フェリーみしま鹿児島港入港

14時過ぎに鹿児島港に到着し、硫黄島1泊2日の旅は終了となります。

まとめ

鹿児島 硫黄島の観光スポットをご紹介しました。
レンタカー借りれば、1泊2日で一通りのスポットを回ることが可能です。
硫黄島に行ってみたいという方は参考にして頂ければと思います。

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