茨城の旅

2018年紅葉名所めぐり速報~袋田の滝|竜神大吊橋|永源寺|長床|川俣ダムetc~

茨城・栃木・福島の紅葉巡りをしてきました。

今回の記事は『旅日記』といった内容になっており、各地の紅葉スポットと、合間に立ち寄った温泉やグルメをご紹介します。

訪れた主な紅葉スポットは以下の通り。

  • 袋田の滝
  • 竜神大吊橋
  • 永源寺(もみじ寺)
  • 新宮熊野神社(長床)の大イチョウ
  • 古町の大イチョウ
  • 瀬戸合峡(川俣ダム)

3県それぞれでメインのスポットを1つずつピックアップしていて、その他のスポットは現地で気付いたり、周辺検索して見つけたり・・という感じです。

茨城のメインスポットは何といっても『袋田の滝』です。

次に福島県は『新宮熊野神社』の大イチョウです。

そして、栃木県は『瀬戸合峡』というか『川俣ダムのすごい足場』

ここは完全に巨大建築物好きなわたしの趣味です。

そのほかのスポットも写真を交えながらご紹介していきます。

 

もう少し足を延ばして『南関東の紅葉スポット』に興味がある方は↓の記事も合わせてご覧になってください。

2018年 南東北紅葉名所めぐり速報~鳴子峡・円通院・瑞巌寺・立石寺・南湖公園~2018年の秋も深まり、紅葉の見ごろを迎えてます。 つい先日、宮城県をメインに、山形県・福島県と南東北3県を走り回ってきました。 ...

茨城県

茨城県久慈郡大子町 袋田の滝

日本三大瀑布の1つ『袋田の滝』が紅葉の見頃を迎えているとのことで、日中は間違いなく大混雑するだろうと予想し、現地で車中泊するつもりで夜中に出発。

『袋田の滝』に到着したのは、夜中の2時を回ったところ。

日中は入場料が必要ですが、夜間ライトアップが終了する夜8時以降は、無料で入ることが出来ます。

夜中2時過ぎだとさすがに誰もいません。

滝の音だけが聞こえます。

なんだかよく分からないオブジェがいくつもぶら下がっていました。

これもライトアップされるのでしょうか?

『第一観瀑台』です。

奥には『袋田の滝』があるのですが、いかんせん暗すぎて何も見えません。

予想はしていましたが、さすがに不気味でした。

丑三つ時に滝に近寄ってはいけないですね。

『第一観瀑台』にはベンチが並んでいて、誰も座っていないことを確認済み。

写真の右上にうっすら白い顔みたいなのが映っていますが、照明器具なのでご安心を。

とっとと戻って、少し離れた無料駐車場で仮眠を取りました。

翌朝、1キロほど散歩しながら『袋田の滝』へ向かいます。

メインの『第二観瀑台』へのエレベータが朝9時から営業開始なので、それまで無料で歩ける範囲で回ります。

朝の『第一観瀑台』から見る『袋田の滝』です。

水量が少なめだった。

営業開始まで時間があったので先に『月居山ハイキングコース』の途中にある『生瀬の滝』を観ることに。

上のマップで言うと、右上の④のポイントです。

こんな感じの階段を上る必要があります。

これが結構疲れるんです。

落ち葉で滑りそうで少し危ないし、歩きやすい靴で行くことをおすすめします。

『天狗岩』です。

生瀬の滝の紅葉

『生瀬の滝』です。

結構距離あります。

『月居山ハイキングコース』はまだまだ先に続いていますが、ここで引き返して『袋田の滝』に戻ります。

登りは気付かなかったですが、下りのとき『袋田の滝』が見下ろせるポイントがあることに気付きました。

これだけでも登ってきた甲斐があるほど綺麗な景色でした。

戻るころにはエレベータの営業が始まり、行列が出来ていましたが、15分ほどですんなり『第二観瀑台』に上がれました。

行楽シーズンは朝一番に行動するに限ります。

袋田の滝の紅葉

展望デッキからの眺望。

見事な景観でした。

夜中から待ってた甲斐がありました。

袋田の滝の紅葉

青空でなかったのが唯一悔やまれるところ。

袋田の滝の紅葉

 

袋田の滝の紅葉と屏風岩

デッキを降りて、吊り橋を渡って駐車場に戻る途中。

徐々に青空が広がってきてたんですよねぇ。

左手の見事な岩は『屏風岩』と言います。

巨岩・奇岩が好きなのです。

手前にあるのが『第一観瀑台』です。

大満足で『袋田の滝』を離れます。

茨城県久慈郡大子町 前原

駐車場に戻る途中、食事に立ち寄ったのが『前原』です。

『袋田の滝』に行ったことがある人なら一度は目にしたことがあるはず。

それぐらい印象的な外観のお店です。

このゴテゴテ感が素敵。

植芝理一っぽいです。

内装も私好み。

民俗資料館のようです。

剥製は苦手ですけど。

川沿いの席。紅葉シーズンは良いですね。

いのしし肉の鉄板焼きにしました。

鍋もありますよ。

獣を食ってる感たっぷりの強烈な歯ごたえでした。

茨城県常陸太田市 竜神大吊橋

『袋田の滝』から車で30分ほど走ったところにある『竜神大吊橋』に行きました。

ここも紅葉の名所です。

日本一高いところからバンジージャンプが出来るスポットでもあります。

竜神大吊橋の紅葉

駐車場に入るまで結構な渋滞で、30分ぐらい駐車待ちに並びました。

竜神大吊橋の紅葉

綺麗な景色でした。

橋を渡るために310円の通行料が必要です。

眼下には『竜神ダム』があります。

遊歩道があって、下まで降りることが出来ます。

急な階段なので帰りが大変です。

この日は朝から『生瀬の滝』を観るために階段上り下りしまくりなので、うんざりしたけど居りましたね。

ここが行き泊まり。

この回転ゲートを出たら竜神ダムの堰堤を渡って、対岸に戻ることになるんだそうです。

「かなりきつい」って書いてるぐらいなので余程なのでしょう。

わたしはここで素直に引き返しました。

竜神大吊橋の紅葉

下から見る『竜神大吊橋』

時折、バンジージャンプをした人の叫び声が響き渡ります。

竜神大吊橋の紅葉

ダイナミックな景観です。

 

竜神大吊橋のバンジージャンプの様子

対岸に戻ると、バンジージャンプするタイミングだったので遠目で観察することに。

竜神大吊橋のバンジージャンプの様子

うわぁ・・って感じで観てました。

竜神大吊橋のバンジージャンプの様子

ジェットコースターすら乗りたくない人間なので、バンジーなんてもってのほかです。

『竜神大吊橋』はこのぐらいで次の目的地に向かいます。

茨城県久慈郡大子町 永源寺(もみじ寺)

『竜神大吊橋』の次に立ち寄った紅葉スポットは『永源寺』です。

『袋田の滝』と同じく茨城県大子町にあって、またの名を『もみじ寺』と呼ばれています。

この辺の地形は「小高い丘」というか「低山」がいくつもあって、そのどれもが紅葉していて観ていて楽しい景色でした。

『もみじ寺』と言われるだけあって見事な紅葉でした。

赤が濃いんですよ。

夕暮れ時で、日陰になってたのが少し残念。

ここは午前中に来た方が良いですよ。

お墓が紅葉に包まれています。

めちゃくちゃ墓場の写真を撮りました。

地面は落ち葉で埋め尽くされていました。

『永源寺』には元々来る予定は無くて、車で走ってたら『永源寺 臨時駐車場』って看板を見かけたので、なんとなく寄ったんです。

紅葉シーズン真っただ中の休日に、臨時駐車場が出来るぐらいだから紅葉名所に違いない、という勘が働いたんです。

立ち寄って大正解でした。

ただ、墓場で写真を撮り過ぎたからなのか、この後からずっと右肩が重くて仕方なかったのですが何故でしょう。

『永源寺』から臨時駐車場までの道すがら、夕陽に輝くススキが綺麗でした。

茨城県はここまで。

次に向かったのは温泉目当てで栃木県那須塩原市です。

栃木県

栃木県那須塩原市 湯荘白樺

栃木県那須塩原に着くころにはすっかり暗くなっていました。

今回立ち寄ったのは『湯荘 白樺』

那須塩原温泉郷では数少ない、夜まで日帰り入浴をやっている温泉旅館です。

ここに来るのは2度目で、前回も夜に来た記憶があります。

前回はまぁまぁ混んでいたのですが、今回は貸切状態でした。

温度も適温。

硫黄臭があって温泉に入った!って気分になれました。

混浴の露天風呂もあります。

時間帯によっては女性専用になりますので、混浴無理って人でも大丈夫だと思います。

栃木県那須郡那須町 あ・かうはーど

温泉入ったら、次は空腹を満たしに那須町の『あ・かうはーど』へ。

ラストオーダーぎりぎりに行ったのですが、快く受けいれてくれました。

感謝です。

相田みつをギャラリーも併設されているんですって。

注文したのは黒毛和牛100%の『デミグラスハンバーグ』 1,500円 でございます。

ナイフで切ると凄まじい量の肉汁があふれ出す美味しいハンバーグでした。

午前中は『いのしし』を食って、夜は『牛』を食う一日でした。

食事の後は、夜の峠道を突っ走って、福島県喜多方市の『新宮熊野神社』まで移動するのですが、福島県の項目でご紹介することにして、栃木のスポット紹介を勧めます。

栃木県日光市 瀬戸合峡 川俣ダム

日光市『瀬戸合峡』にも行ってきました。

瀬戸合峡の紅葉と川俣ダム

『瀬戸合峡』の紅葉はもう終わってて、ほぼ落葉してました。

紅葉目当てで来たわけではないので問題なし。

目当ては『川俣ダム』でした。

上の写真の左手がダム湖です。

ここから『川俣ダム』には行けないので、ちょっと引き返して遊歩道を通っていくことになります。

これが遊歩道入口。

16時で閉門になります。

瀬戸合峡の紅葉と川俣ダム

徒歩10分弱でダムに到着。

ダムの事務所を通ってダムの堰堤まで行けます。

川俣ダムは現在工事中で、『組まれた足場が凄い!』とネットで話題になっていて、それを観に行ったんです。

ダムの堰堤です。

奥が凄い足場になります。

川俣ダムの凄い足場

すごい足場です。

テトリスの長いブロックみたいです。

川俣ダムの凄い足場

下を見下ろすと、ヒヤッとします。

川俣ダムの凄い足場

反対側も凄まじい構造物で、惚れ惚れします。

崖によく作ったものだと感心します。

川俣ダムの吊り橋

ダムの向かい側には吊り橋があって、そこから見ることも可能です。

来年も工事が続いている予定とのことで、まだしばらく見るチャンスがありそうです。

 

ちなみに、川俣ダムからさらに山奥に進むと『奥鬼怒温泉郷』です。

日本で一番好きかもしれない『加仁湯』に行きたい衝動に駆られましたが、仕事もあるし必至にこらえました。

 

『奥鬼怒温泉郷』について、本ブログで過去に紹介した記事があるので良かったら合わせてご覧になってください。

奥鬼怒温泉の加仁湯と八丁の湯に歩いて行ってきた感想2015年のゴールデンウィークのお話です。 栃木だけで3泊して、集中的に観光していました。 初日は、奥鬼怒温泉郷です...
日光諏訪観光!真冬の奥鬼怒&奥日光で温泉&滝巡り! 諏訪湖の御神渡りも!速報版!仕事終わりに「まだまだ寒いなぁ~」って空を見上げつつ ふと思いました。 雪見露天風呂に入りたい・・って。 もう...

栃木県栃木市 小三郎らーめん

『加仁湯』を我慢して栃木を南下。

途中立ち寄ったのが栃木市にある『小三郎らーめん』です。

生姜らーめんが美味いという情報があったので立ち寄ったのですが、確かに美味かった。

中身がパンパンに詰まった餃子もおすすめです。

福島県

福島県喜多方市 新宮熊野神社(長床)

栃木県の『あ・かうはーど』で美味しいハンバーグを食べたあと、

福島県喜多方市まで移動し、向かったのが『新宮熊野神社』です。

『長床』(ながとこ)と呼ばれる、壁の無い拝殿が国の重要文化財に指定されています。

大イチョウの紅葉が見事だそうで、前から来たかった場所です。

『新宮熊野神社』に到着したのが夜の23時過ぎ。

鳥居が迫力あります。

境内は真っ暗だし入るの躊躇しましたが、とりあえず行ってみました。

境内を進むと、巨大なイチョウを発見。

突然、人感センサーのライトが点灯して超びっくり。

これが『長床』です。

人気が無い夜の神社は、うろちょろするもんじゃないですね。

近所に臨時駐車場と思われる広い駐車場があったのでそこで仮眠。

日の出を待ちます。

新宮熊野神社の鳥居

翌朝早い時間に再び訪問。

新宮熊野神社のイチョウの紅葉

参道の奥に黄色く染まったイチョウが見えます。

新宮熊野神社のイチョウの紅葉

これが『新宮熊野神社の大イチョウ』で、奥が『長床』です。

デカすぎて全景が入りません。

半分だけ黄色く染まり、半分緑が残っていました。

完全に黄色くなった姿も凄そうですが、このグラデーションもまた美しかった。

夜は畏怖の念を抱きましたが、明るい所で見るイチョウは本当に美しく見とれるほど。

新宮熊野神社のイチョウの紅葉

夜中走って喜多方市まで来た甲斐がありました。

新宮熊野神社のイチョウの紅葉

靴を脱いで『長床』に上がってイチョウを観ます。

2018/11/15~11/22まで夜間ライトアップが行われるそうです。

見事なものでしょうね。

11/17には『長床ウォーク』なるイベントも開催されるそうです。

新宮熊野神社のイチョウの紅葉

 

新宮熊野神社のイチョウの紅葉

奥には『本殿』があります。

新宮熊野神社のイチョウの紅葉

『新宮熊野神社』には何本もイチョウの木があり、イチョウの葉で地面が黄色くなっていました。

一番大きなイチョウの木の葉が落ちるころには、黄色い絨毯が出来上がるそうです。

新宮熊野神社のイチョウの紅葉

来て良かった・・という一言しかありません。

次回はライトアップの時期に来たいものです。

福島県喜多方市 まこと食堂

喜多方まで来たら『喜多方ラーメン』を食べないわけにはいきません。

有名店『まこと食堂』に行きました。

まこと食堂

『朝ラーメン』が定着している喜多方だけあって、朝っぱらから結構並びました。まこと食堂

中華そば650円を注文。

醤油味の中太麺、美味しかったけど、チャーシューの印象があまりなかったかな。

またいつか時間あるときに喜多方ラーメンをハシゴしたいものです。

福島県会津若松市 高瀬の大木

前述の『川俣ダム』を目指して南下。

途中、『高瀬の大木』というケヤキの巨木に立ち寄りました。

周りの木と比べて、明らかにデカい木が一本。

いやぁ立派。

秋に来ると巨木も紅葉していてより楽しめます。

福島県 大内宿こぶしライン

『大内宿こぶしライン』を通ってさらに南下。

山深いところを走るのですが、道中の紅葉が見事でした。

 

これは『栃沢ダム』のあたり。

『氷玉峠』を過ぎたあたり。

思わず車を停めてしまいました。

これは『大内ダム』。

風光明媚な場所です。

ここを過ぎると観光スポットの『大内宿』があります。

駐車場待ちの行列が出来てたので、立ち寄るのはやめて通り過ぎました。

また今度来る機会があれば立ち寄ろう。

 

福島県南会津郡下郷町 八幡のケヤキ

『大内宿』から更に南下すること約10分。

下郷町の一角にある立派なケヤキを観に来ました。

『八幡のケヤキ』です。

落葉してるから枝ぶりが良く見えます。

支柱も無く、完全に自立していて、まだまだ元気なんでしょう。

春に来て、緑の葉を付けた『八幡のケヤキ』も観てみたいものです。

福島県南会津群南会津町 古町の大イチョウ

福島の巨木巡りのラストは『古町の大イチョウ』でございます。

古町の大イチョウの紅葉こちらが『古町の大イチョウ』

『旧伊南小学校』の校庭にある樹齢800年の立派なイチョウです。

古町の大イチョウの紅葉 古町の大イチョウの紅葉

イチョウの葉の絨毯です。

『新宮熊野神社』の大イチョウに匹敵する素晴らしいイチョウの大木でした。

 

2017年春に福島県の桜巡りをしたことあるのですが、福島には『絵になる大木』が数多くあって、巨木好きからすると堪らない地域です。

2017年 福島・茨城お花見観光!三春滝桜など枝垂れ桜たち&ひたち海浜公園のネモフィラなどなど速報版4月4週目の桜巡りに行ってきました。 前回の記事はこちら↓ https://japatabix.com/2017-y...

 

福島県南会津群南会津町 木賊温泉 共同浴場 岩風呂

古町の大イチョウから更に南下。

栃木県に向かう途中立ち寄ったのが『木賊温泉』です。

『木賊温泉』の共同浴場『岩風呂』に立ち寄りました。

川沿いに立てられた小屋の中に岩風呂があります。

台風24号の影響で岩風呂に大量の土砂が流れ込んだそうですが、

地元関係者の支援ですぐに復旧したんですって。

 

過去にも何度も水没してるそうですが、そのたびに寄付を募って復旧してるそうです。

数多くの人から愛される共同浴場なんですね。

単純硫黄泉で足元から湧出する極上の温泉です。

わずか200円で堪能できます。

こういう所は守っていかないといけませんね。

結構な山奥にあって、車じゃないと行くのは難しそうですが、

チャンスがあれば是非立ち寄って頂きたい場所です。

まとめ

茨城の『袋田の滝の紅葉』から始まり、福島の『新宮熊野神社』の大イチョウや古町の大イチョウといった大木の紅葉を楽しみ、栃木の『瀬戸合峡』の川俣ダムの凄い足場を観て帰ってきました。

途中立ち寄った食事はどこも美味しかったし、温泉も素晴らしかった。

1泊2日の短い旅でしたが十分に堪能できました。

来年以降の紅葉巡りの参考にでもなさってください。

 

さて、そろそろ京都の紅葉が気になるところ。

もしかしたら2週連続で京都に行っちゃうかもしれません。

そのときはまた旅の様子を本ブログで紹介しますね!

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