茨城県 大洗町にある『大洗磯前神社』
日の出と荒波をバックにした『神磯の鳥居』の写真や映像を観たことがある人は多いのではないでしょうか?
今回は『大洗磯前神社』へのアクセス方法や見どころなど写真多めでご紹介します!
『大洗磯前神社』参拝した0同じ日に、『ひたち海浜公園のコキアの紅葉』も観てきました。別の記事に纏めているので合わせてご覧になってください。
茨城県大洗町 大洗磯前神社
大洗磯前神社の創建は斉衡3年(856年)で、大洗磯前に神が御降臨されたことを契機に建立されたとのこと。
かつての社殿は兵乱で焼失してしまったが、元禄3年(1690年)に水戸黄門として知られる水戸藩2代藩主『徳川 光圀』と3代藩主『徳川 綱條』によって再興されました。
御祭神は
- 大己貴命 (おおなむちのみこと)・・・大国主命(おおくにぬしのみこと)の別名
- 少彦名命 (すくなひこなのみこと)
の2柱で、
『大洗磯前神社』の主祭神が『大己貴命』。
那珂川を挟んで対岸にある『酒列磯前神社』の主祭神が『少彦名命』。
2社合わせて参拝することをおすすめします。
大洗磯前神社 拝観時間・料金・アクセス方法
名称 | 大洗磯前神社 |
---|---|
住所 | 〒311-1301 茨城県東茨城郡大洗町磯浜町6890 |
拝観時間 | 24時間 |
拝観料金 | 拝観無料 |
アクセス方法 | 大洗鹿島線『大洗』駅から『海遊号』の アクアワールドルートに 乗って約15分。『大洗磯前神社下』下車すぐ。 北関東自動車道『水戸大洗I.C』下車 約5.5km 『大洗磯前神社』境内に30~40台ぐらい停められそうな無料駐車場があります。『神磯の鳥居』の近くにも駐車場がありますが、 元旦以外なら夜明け前に来れば駐車可能と思われます。 満車だった場合は、 |
元旦限定の『初日の出バス』
大洗付近の初日の出時刻は6:40頃
関東屈指の日の出スポットだけあって、毎年多くの方が初日の出を観に訪れます。
車で行かれる方は、早めに到着することも可能です。
バスの場合は、大洗駅から元旦限定の『初日の出バス』も出ていますので、
それに乗って行くことが可能です。
2018年元旦の情報ですが、
初日の出まで時間の余裕が無いので、心配な方はタクシーを手配した方が良さそう。。
帰りは、無料のシャトルバスで大洗駅まで戻ることが出来ます。
大洗磯前神社 地図
大洗磯前神社 見どころ&体験記
夜中の2時過ぎに『大洗磯前神社』に到着。
まず出迎えてくれるのは巨大な『一の鳥居』です。
大洗磯前神社 『一の鳥居』
信号と比較すれば、その大きさが分かると思います。
高さ15.6mの巨大なコンクリート製鳥居です。
境内に駐車場があるので、車を停めて夜の境内を歩いて海に向かいます。
境内で若者数名と遭遇しましたが、お互いびっくりしてました。
夜中2時過ぎですからね。
この『三の鳥居』の先に階段があって、降りると海に出ます。
結構急な階段なので落ちないように。
下から見上げた所。
降りると車道に出て、後述の『二の鳥居』を通って海に出れば『神磯の鳥居』に行けます。
大洗磯前神社 『神磯の鳥居』の夜の様子
海岸に到着すると、真っ暗な場所にたくさんのカメラマンがいることに気付きます。
快晴で綺麗な星空だったので、みなさん写真撮りに来てるんですね。
気合い入ってるなぁって感心してしまいました。
星の灯りしかない場所なので、最初は良く見えませんでしたが、
波が高いってことと、鳥居があるってことが徐々に見えてきました。
星の撮影の経験があまりないのでテンパりながらセッティングして撮影実施。
右側の灯りはなんだろう?
夜の撮影は難しいなと思いつつ一旦、車に戻って1時間半ぐらい仮眠しました。
大洗磯前神社『神磯の鳥居』の日の出の様子
眠い目をこすりながら、日の出前の朝5時20分ごろに再び『神磯の鳥居』に向かいます。
日の出直前の『神磯の鳥居』です。
日の出を待つ多くのカメラマンたち。
外国人観光客も多かったです。
時折高い波が岩場にかぶります。
『神磯の鳥居』に近づいて波にさらわれて死亡する事故が発生するそうですが、
実際生で見ると、どう考えても無謀だって想像できるはず。
インスタの魔力って奴でしょうか。
危険予知能力の欠如ですね。
日の出を待ってると一羽の海鳥が近づいてきました。
鳥居に着地。
ここから先は、鳥さんと鳥居さんの共演となります。
鳥居の原型を想像させます。
話がそれますが、↓は佐賀県 吉野ケ里遺跡にある門の復元モデルです。
ムラの入口の門のうちに3羽の鳥の模型が据えられており、これが鳥居の原型なのではないかという説があります。
いよいよ太陽の登場です。
鳥居と鳥と海と日の出の共演。
ここ大洗でしか見られない光景です。
気付いたら鳥が2羽に。
波が岩場を覆います。
大勢の撮影する人々。
鳥居の中に日の出を撮影するには、堤防下の写真中央当たりに人だかりが出来てますがそこから撮影したものです。
堤防の上からだとこんな感じ。
時間を忘れるほど荘厳な景色。
2018年の初日の出は、神奈川県三浦市の『城ヶ島』でご来光を迎えましたが、『大洗磯前神社』も良いですねぇ。
『城ヶ島の日の出』については下の記事に纏めているので合わせてご覧になってください。
大洗磯前神社 『二の鳥居』
海岸から観た『二の鳥居』
この細い道を通って海岸に出るんです。
これが『二の鳥居』です。
奥の階段が、深夜に撮影した階段です。
階段を上ると社殿がございます。
まさに快晴。
大洗磯前神社 『三の鳥居』
夜中も通った『三の鳥居』です。
『三の鳥居』越しの太陽も綺麗でした。
大洗磯前神社『軽巡洋艦 那珂 忠魂碑』
境内には軍艦『那珂』の忠魂碑があります。
これも知らないのですが、『艦これ』の人気キャラなんですってね。
『艦これ』ファンが訪れているそうです。
大洗磯前神社『随神門』
『大洗磯前神社』の境内図。
狛犬です。右前足にひびが入っているのが気になります。
こちらが『随神門』です。
波の彫刻が主ですが、兎の彫刻もあります。
御祭神が『大己貴命』(大国主命)ですから、『因幡の白兎』を意識しての彫刻なのでしょうね。
以前、本ブログで『因幡の白兎』の舞台となった白兎海岸や白兎神社について紹介したことがあります。合わせてご覧になってください。
大国主命繋がりで出雲大社の記事も合わせてご覧になっていただければと思います。
『随神門』の裏側にも兎が彫刻されていました。
この『随神門』は町指定の文化財となっています。
大洗磯前神社『拝殿』
県指定文化財に指定されている『拝殿』です
うしろには『本殿』があります。
『拝殿』前の3匹の蛙がどういった由来なのかはよく分かりません。
ナルトに出てきそうな愛嬌がある蛙です。
『ガールズ&パンツァー』の巨大絵馬がありました。
わたしは観たことないので分からないのですが、大洗といえばこれなんでしょう。
絵馬の数が尋常じゃなかったです。
絵が描かれた凝った絵馬も多数。
兎の形をした絵馬もありました。
まとめ
『大洗磯前神社』をご紹介しました。
『神磯の鳥居』の日の出は格別です。
是非、関東屈指の日の出を体験しに訪れてみてください。
おすすめです!