京都の『金閣寺』(鹿苑寺)の紅葉見頃時期やアクセス方法、見どころや周辺の観光スポットなど写真たっぷりでご紹介します!
京都市北区 金閣寺
京都が世界に誇る文化遺産「金閣寺」(鹿苑寺)は、臨済宗相国寺派の寺院で、応永4年(1397)室町幕府 3代将軍 足利義満が造営した山荘を起源とします。
義満の没後、遺言により禅寺となり、義満の法号「鹿苑院殿」にちなんで「鹿苑寺」と名付けられました。山号は「北山」。
金閣寺のシンボル「金閣」(舎利殿)は、昭和25年に放火により全焼、昭和30年に国の補助金や全国からの寄付金により再建されたものです。国宝に放火する神経が全く理解できませんが、再建により金色に輝く金閣に生まれ変わり、世界中から人を集めているのですから何とも皮肉なものです。
鏡湖池の水面に映る金閣と紅葉の競演は必見です。
金閣寺 住所・拝観時間・拝観料金・アクセス方法
名称 | 金閣寺 (鹿苑寺) |
---|---|
住所 | 〒603-8361 京都府京都市北区金閣寺町1 |
拝観時間 | 9:00~17:00 |
電話番号 | 075-461-0013 |
拝観料金 | 高校生以上400円 小中学生 300円 |
■アクセス方法
<バス>
京都駅からバスで43分
バス停「金閣寺道」下車 徒歩3分
<マイカー>
■名神高速「京都南IC」約40分。
250台の有料駐車場があります(1時間300円)
大人気の金閣寺ですから混雑時だと満車の可能性があるのでご注意ください。
朝10時頃に行ったときは何とか並ばずに駐車場停められましたが、もう少し出遅れたら満車だったでしょう。
駐車場を事前に予約するサービスがあるので利用するという方法もあります。
これで事前に予約しておけば安心です。
■タイムズのBで周辺の駐車場を探す
■akippa(あきっぱ!)で周辺の駐車場を探す
■軒先パーキングで周辺の駐車場を探す
金閣寺 地図
金閣寺 例年の紅葉見頃の時期
例年の紅葉の見頃は11月中旬~11月下旬
金閣寺 混雑状況とおすすめの時間帯
『金閣寺』で一年中混雑していますが、紅葉の見頃は混雑がさらに激化します。
おすすめはやはり開門直後。
私は開門1時間後の朝10時頃に参拝しましたが、「金閣」(舎利殿)を望む「鏡湖池」前はすでに大混雑。外国人観光客の割合が高かったですね。
しばらく待てば、鏡湖池に映る金閣の様子を鑑賞できましたが、ゆっくり見るのは難しいですね。
繰り返しになりますが、開門直後がおすすめです。天気が良ければ、金箔が朝日に照らされ、金閣の美しさを存分に堪能することが出来ます。
金閣寺 見どころ & 体験記
ここからは実際に『金閣寺』を訪れた時の体験談と見どころをご紹介します。
金閣寺 黒門
朝10時を少し過ぎたころ。
金閣寺の駐車場が満車になる前にギリギリ滑り込み、すんなりと金閣寺参拝を開始できました。
上は「黒門」で金閣寺の最初の門になります。
人がいっぱいですね。
金閣寺 総門
「黒門」を進むと次に出てくるのが「総門」
「総門」から先は赤く染まった紅葉が見えてきます。
金閣寺 鐘楼と紅葉
「総門」を過ぎて拝観受付の「唐門」までの途中にある鐘楼。
鎌倉時代に作られたと伝わります。
紅葉に包まれています。
苔と散り紅葉も綺麗ですね。
金閣寺 境内図
広大な敷地の金閣寺境内。
左下に金閣(舎利殿)と鏡湖池があります。
中央下の「受付」の先、参道の進むと、曲がり角から徐々に「金閣」が見えてくるんです。
期待感を高めるニクい演出です。
金閣寺 唐門 拝観料 拝観券のお札
京都の寺院では良心的な拝観料。
この大きなお札が拝観券となります。
金閣寺 金閣&鏡湖池と紅葉絶景
ドキドキしながら参道を進むと出てくる鏡湖池と金閣。
何度来ても感動する絶景です。
一層目は寝殿造で「法水院」、二層は武家造で「潮音洞」、三層目は唐様の仏間で「究竟頂」と呼ばれています。
金箔が貼られているのは二層目、三層目のみとなります。
奥にある「衣笠山」を借景とした庭園で京都を代表する風景です。
鏡湖池前の混雑がすごかったので、この位置に来るまでしばらく並ぶ羽目に。
金閣寺 金閣&鏡湖池前の混雑ぶり
金閣を望む鏡湖池側の混雑ぶりを横から見たところ。
朝10時台でこの混み具合ですから、昼頃にはどれほどの人が来るのか想像できるかと思います。
ただ、この場所が飛びぬけて混雑するだけで、先に進めば比較的分散してマシになります。
金閣寺 逆さ金閣
この日は風も穏やかで鏡湖池に映り込む「逆さ金閣」も見られました。
金閣寺 金閣と紅葉の競演
鏡湖池を回って金閣の裏側から見たところ。
青空と紅葉と金閣のコラボがあまりに見事。
金閣周りの苔の上にも散紅葉が。
上下に紅葉を配置して金閣を挟んでみたところ。
境内を進み、ところどころ振り返りながら金閣と紅葉の写真を撮影。
金閣寺 鳳凰像
この日は晴れで太陽が照ってたので金閣の鳳凰像のシルエットを撮影してみた
金閣の美しさを堪能した後はどんどん先に進みます。
金閣寺 巌下水
義満が手洗いに使ったとされる巌下水(ガンカスイ)
金閣寺 龍門滝
高さ2.3mの「龍門滝」
龍門の滝を鯉が昇り切ると龍になるという中国の故事にちなんだ「鯉魚石」が配置されています。
金閣寺 金閣寺垣と虎渓橋
「龍門滝」そばにある「金閣寺垣」
この石橋は中国の故事にちなんで「虎渓橋」といいます。
金閣寺 安民沢と白蛇塚
日照りが続いても枯れないとされる場所で「雨乞い」も行われていた場所だそうです。
金閣寺 夕佳亭
金閣寺の境内散策の終盤にある「夕佳亭」(せっかてい)
丘の上に立つ茅葺屋根の茶室で、周囲や眼下の紅葉を楽しめます。
金閣寺 見返り金閣
金閣巡りも終盤で名残惜しく見かえると「金閣」の三層目と鳳凰が見えます。
「見返り金閣」って言うそうです。
この高さから見ると、「衣笠山」の紅葉もはっきりと見えますね。
最初から最後まで金閣に魅了されてしまいました。
金閣寺 不動堂
「夕佳亭」の先ににあるのが「不動堂」
弘法大師・空海作と伝わる石不動明王像が安置されています。
金閣寺 御朱印
不動堂そばにあるのが朱印所。
こちらが金閣寺の御朱印でで書置きだけになります。
右が「金閣寺」(鹿苑寺)の御朱印で、左が東山にある「銀閣寺」(慈照寺)の御朱印。
この日の朝イチに銀閣寺に参拝して、そのあと車で一気に金閣寺まで来たんです。
この2つの寺を短時間で一気に回れるなんて贅沢な休日の過ごし方です。
御朱印を頂いたあとは帰り用の通路を通って「総門」前のエリアに戻ります。
紅葉をまた見つつ、次の紅葉名所を目指して進み、金閣寺の紅葉巡りを終了しました。
滞在時間は1時間15分ほどでした。
金閣寺 周辺の観光スポット
金閣寺周辺のスポットをご紹介します。
世界文化遺産 金閣寺
世界文化遺産 龍安寺
世界文化遺産 仁和寺
北野天満宮
建勲神社
敷地神社(わら天神宮)
まとめ
世界遺産『古都京都の文化財』の1つ『金閣寺』の紅葉をご紹介しました。
鏡湖池に映りこむ「逆さ金閣」や、丘から見下ろす「見返り金閣」など、金閣と紅葉の絶景を堪能するための参考になさってください。
京都 観光スポットまとめ
京都のおすすめ紅葉スポット
京都には数多くの紅葉スポットが存在します。
紅葉スポットについて別の記事で紹介しているので、
京都紅葉巡りの参考にして頂ければと思います。