2021年4月22日に開業した都市型循環式ロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN(ヨコハマエアキャビン)に早速乗ってきました!往復チケットで夕暮れ時と夜のみなとみらいに浮かぶヨコハマエアキャビンの様子をお伝えします!
ヨコハマエアキャビン
日本初、世界最新の都市型循環式ロープウェイで、JR桜木町駅前と新港地区を結び、みなとみらいの街並みを高所から楽しめる観光振興施設です。
これまではJR桜木町駅から横浜ワールドポーターズやコスモワールド、赤レンガ倉庫まで歩いていた区間に並行するようにロープウェイが飛び交うようになっています。
夕暮れ時の様子。これまでは右下の道を通っていましたね。そこに並行するようにロープウェイが通ります。
ヨコハマエアキャビンから見た夜のみなとみらい
ヨコハマエアキャビンでは8人乗りのキャビンが36台運行しています。
新型コロナ感染拡大防止のため、1グループごとに1台ずつ乗車となっていまいた。1人客も1台貸切状態で乗せていたので乗車効率は良くないですね。新型コロナが落ち着いてきたら、8人まで乗せることになると思うので、気兼ねなく乗りたい人は今がチャンスです。
ヨコハマ・エア・キャビン アクセスマップ
「桜木町駅」と横浜ワールドポーターズそばの「運河パーク駅」のどちらでもチケット購入可能です。
桜木町駅
左側がJR桜木町駅で、真ん中奥にはコレットマーレ。
右側にあるのがヨコハマエアキャビンの桜木町駅になります。
桜木町駅を見上げたところ。
夜なら桜木町駅から運河パークへ向かうほうが、コスモクロック21が綺麗に見えて良いと思います。
運河パーク駅
こちらが運河パーク駅。建物の奥に見えるのは横浜ワールドポーターズです。
運河パーク駅の方が広いです。
ちなみに開業当日の夜20時過ぎの様子です。1階左側の階段まで行列が出来ています。休日になればさらに並ぶかもしれませんね。
1階にトイレがあるっちゃあるんですけど、男子トイレは小1つ、大1つだけと狭いトイレでした。すぐそばに横浜ワールドポーターズがあるので、時間に余裕あればそちらのトイレを利用した方が良いと思います。
ヨコハマ・エア・キャビンの営業時間
10:00~22:00
新型コロナ感染拡大防止のため、時短営業期間中は20:00までとなります
(最終搭乗20:00)
開業当日は12:00~22:00まででしたが、今後は10:00~22:00までとなります。
ただし、新型コロナ感染拡大防止のため、当面20:00までの時短営業とのこと。(最終搭乗20:00)
当日の営業時間は、ヨコハマエアキャビンの公式を必ず確認しましょう。
あと、強風時は運休になる可能性があります。開業当日も風が強くて何度も運行一時停止していました。目の前が海なので風はどうしようもないですね。
ヨコハマエアキャビン チケット料金
- 片道券:大人1,000円、子供500円
- 往復券:大人1,800円、子供900円
- 団体割引(20名以上):1割引き
- 障碍者割引(介護者おとな1名):半額
コスモワールドの大観覧車「コスモクロック21」とのセット券もあります。
- 片道セット券:大人1,500円、子供1,200円
- 往復セット券:大人2,300円、子供1,500円
コスモクロック21の料金が900円です。すぐそばなのでついでに乗りたい、という方はセット券を購入することをおすすめします。
ヨコハマエアキャビンの新型コロナ感染対策
駅の入り口で検温と消毒液が用意されています。キャビンも人が降りたら都度消毒を行っていました。
夕暮れ時のヨコハマエアキャビン
ここからは写真メインでヨコハマエアキャビンをご紹介。
夕方18時過ぎに車で横浜ワールドポーターズの駐車場に到着。ここは平日最大料金1200円の駐車場です。
みなとみらいの街並みにぷかぷか浮かんでいるようで奇妙な感じでした。
運河パーク駅で、コスモクロック21との往復セット券2,300円を購入。
乗車待ちの列が出来ていましたが、10分ぐらいで乗れました。
運河パーク駅から桜木町駅へ向かうところ。
5分程度の短い空の旅。
普段見慣れたみなとみらいの街並みも、視点が少し高くなるだけで少し違って見えました。
桜木町駅に到着。
到着後は、近くの夕食を食べるなどして暗くなるのを待ちました。
夜のヨコハマエアキャビン
夜になって風が強まり何度か一時運行停止をしていました。運休になるんじゃないかと不安になりましたが20分ほど待って乗車。桜木町駅を出発。
夜は桜木町駅⇒運河パーク側へ向かう方が綺麗ですね。
キャビンの中から見るランドマークタワーとクイーンズスクエア
煌々と灯りを放つワールドポーターズへ向かいます。
日本丸とランドマークタワー。
何度も来たことある場所ですが、この視点の高さはかなり新鮮です。
自分がドローンになったような感覚。
これまで桜木町駅と新港地区のルートだった汽車道を見下ろしつつ進みます。
このあたりは風が強くてキャビンが結構揺れました。高所恐怖症の人は苦手かもしれません。
旅好きな私は全国各地のロープウェイを結構乗ってきたのですが、都会のど真ん中を突っ切り、さらに海を越えて移動するロープウェイは初体験です。奇妙な乗り物です。
風が強かったので、夕暮れ時よりも多少スピード抑え気味で運行していたように感じました。昼と夜なら、夜の方がお勧めですね。
コスモクロック21
セット券を買ったので、ロープウェイを降りてコスモクロック21へ。
コスモクロック21から望遠レンズで捉えたキャビン。
もっと近くかと思ってましたが、米粒程度しか見えません。
ヨコハマエアキャビンはあまり見えませんが、コスモクロック21からの眺めは素晴らしいです。単体なら900円必要ですが、セット券なら半額相当で乗ることも出来るので、合わせて乗りたい人はセット券の購入をおすすめします。ただ、20:00閉園なので要注意です。
ヨコハマエアキャビンを色々な角度から
コスモクロック21の後は周辺を散歩しながら、いろいろな角度からヨコハマエアキャビンとみなとみらいの街並みを見て回りました。
ヨコハマエアキャビン まとめ
ヨコハマエアキャビンを、桜木町駅から新港地区までの「交通手段」として捉えると片道1,000円はとても高く感じると思います。そもそもこれまでだって汽車道を10分ちょっと歩けば着く距離ですし、チケット買ったり乗車まで並ぶ時間を考えれば、合理的な「交通手段」とはとても言えません。
なので「交通手段」ではなく、大観覧車コスモクロック21のように風景を観覧するための遊興施設として捉えるのが適切かと思います。
個人的には「みなとみらい」の未来っぽさがパワーアップしたように感じたし、わざわざ海の上に橋脚を建ててまで、あそこにロープウェイを作るっていう発想が日本っぽくなくて好印象。なんならもっとド派手なイルミネーションにした方が下品で面白いと思ったくらい。わたくし横浜市民でいつでも行けるので、今後もたまに乗ってみようかと考えてます。休日やGWでどの程度客足が伸びるのか要観察ですね。