2019年11月中旬、静岡県、愛知県、岐阜県、長野県、山梨県の紅葉巡りを1泊2日で回った記録です。
行程はすべて車で移動、宿泊も車中泊。食事やお風呂は現地のグルメ・温泉の日帰り入浴となります。1泊2日で巡ってきたコースはこちら↓↓↓
< 2019年11月中旬の紅葉巡りコース>
- 深夜に横浜出発
- 静岡県 寸又峡 夢の吊橋の紅葉
- 奥大井湖上駅へ
- 愛知県豊田市 香嵐渓の紅葉ライトアップ
- 岐阜県土岐市 曾木公園の紅葉ライトアップ
- 支那そば 満天一高家で黒タンと支那そばを食す
- 岐阜県中津川市 夕森公園 竜神の滝の紅葉
- 長野県駒ケ根市 光前寺で紅葉鑑賞
- 山梨県甲府市 昇仙峡で紅葉鑑賞
- 小作 河口湖店にてほうとうを食す
- 富士河口湖町 河口湖もみじ回廊で紅葉ライトアップを鑑賞し横浜へ戻る
ここから各地の写真を交えつつ紹介していきますね。
静岡県の紅葉
川根本町 寸又峡 夢の吊橋の紅葉景色
深夜に自宅のある横浜を出発し、寸又峡近くの道の駅で日の出まで2時間ほど仮眠。
日の出後、行動開始です。
こちらが寸又峡の第三駐車場で1台500円。早朝だったため料金箱にお金入れときましょう。この駐車場よりも夢の吊橋に近い駐車場がありましたが、駐車可能台数少ないので要注意です。
上の写真は朝6時半ごろの駐車場の様子で、紅葉シーズンは満車になることも多いようです
第三駐車場が満車なら、もっと手前の第二・第一駐車場に停めましょう。ただ結構歩くので早めに到着することをお勧めします。
駐車場から寸又峡の夢の吊橋までは片道1.6kmほど。徒歩で30分くらいでしょうか。温泉宿やお土産屋さんが立ち並ぶ道を通ります。朝早くてどこも準備中でした。
紅葉シーズンなど繁忙期は夢の吊橋は一方通行になります。
天子のトンネル入り口。
冷たい風が吹き抜けるトンネルです。
看板にもある通り、夢の吊橋の先からは急な登り階段となっていて、紅葉シーズンは橋を引き返すことも出来ませんので、足腰に自信のない方は飛龍橋から見ることをお勧めします。
入浴剤でも入れたような鮮やかな青い水面が見えてきます。
夢の吊橋周辺マップです。
地図上部にある橋が先ほど書いた飛龍橋。
いよいよ夢の吊橋です。
朝7時過ぎだと人も少なく、ゆっくり渡ることが出来ます。
一度に11人以上は渡れません。
体験したことないですが、混雑時は長蛇の列が出来るんだとか。。。こんなゆっくり写真撮ってられないでしょうね。
こんな感じでスカスカの吊橋です。高所恐怖症の人は無理かも。
橋の途中で立ち止まって横を見れば美しい渓谷の風景が広がります。
通路は板が2列になっていて、一部3列になってる区間があります。一方通行でないシーズンに行って、反対から人が来たらここですれ違いましょう。
11月中旬では紅葉の色づきはまだ早かったです。唯一赤く染まってた木を探して撮影です。
橋を渡った先にある急な階段です。300段以上ありますので、厳しいと思ったら飛龍橋から見ましょう。
階段の途中で見下ろした夢の吊橋。
階段を登りきり、350㎡歩くと飛龍橋があります。
ここよりももう少し先まで歩いたほうが視界が開けて見やすいです。
望遠レンズで撮った夢の吊橋。
人が米粒より小さいので、飛龍橋からだと目が悪い人は見えないですね・・
カメラがあれば望遠レンズ。もしくは双眼鏡もっていきましょう。
朝イチ駐車場を出発して夢の吊橋を渡り、飛龍橋を回って、写真を撮影しながら歩いて駐車場に戻るまでの所要時間は2時間以上かかりました。朝の空いてる時間での話なので、混雑時ならプラス1時間~2時間は考慮した方が良さそうです。
朝イチは空いててよいのですが、日陰で暗いのが難点ですね。昼過ぎなら太陽光が湖底に反射してより鮮やかなブルーになるはずです。混雑時を外してまた行ってみたいと思っています。
奥大井湖上駅の景色
寸又峡から車で30分ちょっと走れば、奥大井湖上駅があります。
この日は濁りきって残念な感じ・・。
大雨の後だとだめですね。線路を通って駅まで行こうかとも思いましたが、時間もかかるし濁って綺麗でないので、晴れが続いた日にまた来ることにして、次に移動です。
愛知県の紅葉巡り
豊田市 香嵐渓の紅葉ライトアップ
奥大井湖上駅を出発した後は、愛知県豊田市の香嵐渓に向かいました。途中仮眠もしつつ到着したのは夕方。
渋滞していましたが何とか香嵐渓から近い「西町第二駐車場」に停められて明るいうちに到着。
香嵐渓は2018年にも来たのですが、大渋滞にはまってライトアップ終了まで間に合わなかった苦い思い出あるのでそのリベンジです。
夕暮れでぱっとしない色になっていますが、目的はライトアップなので日没を待ちます。
対岸の人混み。香嵐渓周辺の駐車場のキャパをオーバーする人が来るので、紅葉シーズンの渋滞はひどいものになります。
日没まで井筒亀で軽く食事
もみじの形をした「もみじコロッケ」300円と猪汁400円。
「もみあげまん」も。こしあん、抹茶、クリームの3種類の味をまとめた「みつどもえ」で700円。
高いけど旅先だしまぁいいか・・と購入。
いずれも普通に美味しいけど、想像の範囲内。
日没が近づきライトアップが始まります。
香嵐渓にある香積寺へ。
竹細工の灯りがともります。
紅葉と竹の明かりがとても美しかった。
待月橋です。
香嵐渓のシンボル的な橋ですね。
もみじのトンネルへ。
巴川河畔にろうそくの火が数多く並べていて綺麗だったので、わたしも1個500円で購入。
「願掛けろうそく」というんだそうです。
ガラスの色を選べるようですが、色付きのものは売り切れで、無色透明のものだけ残ってました。
好きな場所に配置。
河畔に降りるためには願掛けろうそくを購入しないといけません。
この手の大掛かりなものはお店で設置したものでしょうね。
ガラス瓶とろうそくだけで、1つ500円ですから、良い商売です。
もみじのトンネルを通って、駐車場に戻り次へ移動。
日没前からの滞在時間は3時間でした。
次は岐阜県の「曾木公園」に向かいます。「西町第二駐車場」を出て、岐阜方面に向かったのですが、逆方面は地獄の大渋滞が始まっていました。香嵐渓の次にどこか向かうなら、出るときの渋滞を考慮して、どこの駐車場に停めるかも良く考えた方が良いです。
岐阜県の紅葉巡り
土岐市 曾木公園の紅葉ライトアップ
香嵐渓から車で走ること1時間。岐阜県土岐市の「曾木公園」に到着です。
大きな駐車場が4つあるのですが、20時過ぎでこの混雑ぶりです。
たしか一番遠い第4駐車場に停めたと記憶しています。
入場には一人200円必要です。
中に入れば美しい紅葉の世界
見どころは水面に映る紅葉です。
水中に深い森があるように錯覚するほど、くっきりとしたリフレクションに驚きます。
ここまでの紅葉リフレクションは、宮城県松島の円通院の紅葉ライトアップ以来です。
公園内の紅葉を一通り堪能したころには21時半。
ほたるの光を聞きながら曾木公園を後にしました。
支那そば 満天一高家
遅い晩御飯は、満天一高家という支那そばの店にしました。
日中は隣接する店で飛騨牛を提供してるようです。
こちらがメニュー。黒タン焼き950円と支那そば750円を注文
疲労と空腹で結構ペロッと食べられて美味でした。
この後は中津川市へ移動して就寝となりました。
中津川市 夕森公園 竜神の滝の紅葉
朝イチ向かったのは中津川市にある「夕森公園」
夕森公園内にある「竜神の滝」が目当てだったのですが、周辺の紅葉も見事でした。
コテージが並ぶ敷地の奥に竜神の滝はあります。
この橋から眺める竜神の滝が目的でした。
奥にも通路があって、立体的な構図。
素晴らしい紅葉景色でした。 夕森公園・竜神の滝には1時間半ほど滞在。
次は、長野県駒ヶ根市にある「光前寺」に向かいます。
長野県の紅葉巡り
駒ケ根市 光前寺の紅葉景色
休憩をはさみつつ、車で2時間ほど走って駒ヶ根市の光前寺に到着。
こちらが仁王門。
時期によっては光る苔がみられるんだとか。
三門へ続く杉並木は見事。
こちらが三門。楼上には羅漢像が安置されています。
奥に見えるのは三重塔
黄葉した景色と三重塔の組み合わせ。しばらく見惚れてました。
こちら本堂。
ここは早太郎伝説の発祥地。
700年前、毎年一人の女子を怪物に人身御供として捧げる習わしがあり、その怪物(老いたヒヒ)を倒したのが光前寺n「早太郎」と伝わっています。
早太郎は別名「しっぺい太郎」とも呼ばれ、マンガの「うしおととら」にもしっぺい太郎とヒヒのエピソードがありましたね。妖怪漫画だけあって各地の伝承を取り込んでますね。
境内に早太郎のお墓もあります。
この景色、やばかった。
弁財天像を包む黄葉。
本坊では宝物拝観、名勝庭園を拝観可能です。
大人500円、子供300円となっています。お堂の中は撮影禁止となっています。 お茶菓子もついています。
ホッと一息付けますよ。
正直、あまり期待せずに光前寺に行ったのですが、驚くほど見事な紅葉に感動。
光前寺を見た後は、山梨県の昇仙峡に向かいます。
山梨県の紅葉巡り
甲府市 昇仙峡の紅葉景色
2時間ほどで山梨県甲府市の昇仙峡に到着。
昇仙峡の周辺マップ。
見どころはいろいろあるようですが、すでに15時を過ぎていたのでじっくり回るのは断念。1つに絞ってロープウェイで山頂に上がることにしました。
ロープウェイ乗り場内は大行列でしたが、意外にさくさく進み、15分ほどで乗れました。
こちらが山頂案内図。意外に広くてびっくり。
まずは右手の「うぐいす谷」へ。
富士山も見えました。晴れた日で良かった。
うぐいす谷には古い松が多くあります。
あちこちにお賽銭箱があって拝金主義を感じて嫌でした。
うぐいす谷からの眺望。夕日が綺麗。
反対側の展望台、弥三郎岳からの眺めも絶景です。
浮富士広場から見た富士山。
たしかに浮いてるように見えなくもない。
17時前にロープウェイで下山し、近くにある仙娥滝でライトアップしてるようなので向かいます。
こちら「仙娥滝」のライトアップ。
正直微妙。
この旅で、香嵐渓、曾木公園といった格別に美しいライトアップを見てきて、目が肥えてるからでしょうかね。
昇仙峡には2時間半ほど滞在。
食事をしに河口湖方面に向かいます。
小作 河口湖店
せっかく山梨にきたので「ほうとう」が食べたい、ということで向かったのは「甲州ほうとう 小作 河口湖店」です。
河口湖畔の紅葉を見に来た人たちでごった返してて、しばらく待たされました。
こちら小作のメニュー
ほうとうの種類も豊富。
左上の「辛口カルビほうとう」2000円を注文
辛口カルビほうとう。
ほぼチゲ鍋です。
美味しかったんですけど、ほうとうっぽさを味わうならオーソドックスなカボチャのほうとうが一番ですね。
次回は違うのを頼もう。
富士河口湖町 河口湖もみじ回廊の紅葉ライトアップ
今回の旅の締めくくりは「河口湖もみじ回廊」です。
小作 河口湖店からそれほど離れてません。
この派手過ぎない寂しい感じが良いですね。
ここはもっと紅葉が散ったときの方が綺麗なのかもですね。若干早かった方です。
30分ほど滞在し、今回の旅は終了。横浜へ戻りました。
まとめ
1泊2日で5県に渡って紅葉巡りをするという無茶なスケジュールだったため、朝昼はコンビニで済まし、夜だけしっかり食べるという感じになってしまった。。温泉もよらずに深夜営業している岐阜のジムに行ってシャワーを浴びるだけ、という強行軍となりました。
1泊2日で巡ってきたコースを改めて振り返ります。
< 2019年11月中旬の紅葉巡りコース>
- 深夜に横浜出発
- 静岡県 寸又峡 夢の吊橋の紅葉
- 奥大井湖上駅へ
- 愛知県豊田市 香嵐渓の紅葉ライトアップ
- 岐阜県土岐市 曾木公園の紅葉ライトアップ
- 支那そば 満天一高家で黒タンと支那そばを食す
- 岐阜県中津川市 夕森公園 竜神の滝の紅葉
- 長野県駒ケ根市 光前寺で紅葉鑑賞
- 山梨県甲府市 昇仙峡で紅葉鑑賞
- 小作 河口湖店にてほうとうを食す
- 富士河口湖町 河口湖もみじ回廊で紅葉ライトアップを鑑賞し横浜へ戻る
詰め込みすぎて人にはお勧めできない行程となっていますが、一日一日が濃密でした。
落ち着いて旅するなら、静岡で1泊して、寸又峡以外の静岡県内紅葉スポットを回り、愛知岐阜で一泊して奥飛騨温泉郷周辺の紅葉も楽しみたいところ。長野だけでも紅葉スポットは多いので1~2泊。山梨で1泊、といった感じで、一気に回るのではなく、分割して回った方が良いです。複数年でゆっくり回るのがお勧めですね。
↓に数々の京都の紅葉記事をまとめているので合わせてご覧ください!
京都 観光スポットまとめ
京都のおすすめ紅葉スポット
京都には数多くの紅葉スポットが存在します。
紅葉スポットについて別の記事で紹介しているので、
京都紅葉巡りの参考にして頂ければと思います。
京都 エリア別 観光モデルコース
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