京都市右京区にある『祇王寺』は苔の名所としても知られており、秋には紅葉と苔の競演が楽しめます。紅葉見頃時期やアクセス方法、見どころや周辺の観光スポットなど写真たっぷりでご紹介します!
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京都市右京区 祇王寺
奥嵯峨にある「祇王寺」は平安後期、平清盛の寵愛を失った白拍子・祇王が、母、妹とともに出家したことに始まる「平家物語」ゆかりの地。
真言宗大覚寺派の寺院で、山号は「高松山」、院号は「往生院」で「高松山 往生院 祇王寺」が正式名称となります。
竹林で囲われた小さな苔むす庭は、秋になると苔庭は散り紅葉で埋め尽くされる絶景となります。
祇王寺 住所・拝観時間・拝観料金・アクセス方法
名称 | 祇王寺 |
---|---|
住所 | 〒616-8435 京都府京都市右京区嵯峨鳥居本小坂町32 |
拝観時間 | 9:00~17:00 (16:30 受付終了) |
電話番号 | 075-861-3574 |
拝観料金 | 大人300円 小中高生100円 |
アクセス方法
<電車>
京福嵐山本線 「嵐山」駅から徒歩20分
<バス>
市バス「嵯峨釈迦堂前」下車 徒歩15分
<マイカー>
■名神高速「京都南IC」約30分。
近隣のコインパーキングをご利用ください。
駐車場を事前に予約するサービスがあるので利用するという方法もあります。
これで事前に予約しておけば安心です。
■タイムズのBで周辺の駐車場を探す
■akippa(あきっぱ!)で周辺の駐車場を探す
■軒先パーキングで周辺の駐車場を探す
祇王寺 地図
祇王寺 例年の紅葉見頃の時期
例年の紅葉の見頃は11中旬~12月上旬
祇王寺 混雑状況とおすすめの時間帯
『祇王寺』は年々参拝客が増えており、昼には狭い境内に人が多く集まってしまいます。午前中が狙い目です。
祇王寺 見どころ & 体験記
ここからは『祇王寺』を訪れた時の様子と見どころをご紹介します。
奥嵯峨の道 祇王寺まで
これは二尊院近くにあった案内図。
祇王寺は右上の端から2つ目。
案内板には京都 嵯峨の紅葉名所がずらりと並びます。
祇王寺への道
二尊院前の通りから左に曲がり奥まで行けば祇王寺があります。
拝観受付までの参道
祇王寺の由来です。
先にも書いた通り、平清盛の寵愛を受けていた「祇王」が「仏御前」によりその地位を奪われ、母と妹とともに出家。その後、「仏御前」も加わったとあります。
「祇王」と「仏御前」がなぜ一緒に尼となり過ごしたのかは「平家物語 巻第一」をご覧いただければ分かりますので興味ある方は調べてみてください。
祇王寺 山門
苔むす山門の先に拝観受付があります。
大覚寺との共通拝観券がお得なのですが秋は取り扱ってないようです。
風情のある山門です。
祇王寺 苔庭と紅葉
拝観受付を済ませ、中に進むとそこはもう苔と散り紅葉の世界が広がっています。
期待はしてましたが、それを上回る美しさでした。
ものの数分で一周できてしまう小さな苔庭ですが、じっくり眺めているうちにあっという間に時間が過ぎてしまいます。
午前中に行っただけあってそれほど混雑はしていませんでした。
秋の京都は、どれだけ朝早くから行動開始できるかが重要です。
祇王寺 竹林と紅葉
苔庭を一周回り、終盤には竹林まであります。
祇王寺 庵と紅葉
草庵と紅葉。
中には平清盛と祇王など五人の木像が安置された仏間があり、丸い大きな「吉野窓」から紅葉の景色を見ることも出来ます。
絵のような光景です。
祇王寺 つくばいと紅葉
草庵前のつくばいと紅葉。
祇王寺 嵯峨菊と苔
11月になると見頃を迎える「嵯峨菊」も展示されていました。
近くの「大覚寺」でも11月になると「嵯峨菊展」が開催されています。
嵯峨菊の他には小さな鉢で育てられている可愛らしい「祇王寺の苔」が並べられていました。
滞在時間は30分ほどでしたでしょうか。
散り紅葉をたっぷり堪能した後は次の紅葉スポットへ向かいました。
京都 『嵐山エリア』観光名所巡りモデルコース
嵐山エリアの観光名所を巡る人に向けてモデルコースをご提案しています。
良かったら参考にしてください。
祇王寺 周辺の観光スポット
祇王寺周辺のスポットをご紹介します。
常寂光寺
祇王寺
二尊院
厭離庵
宝筐院
清涼寺 (嵯峨釈迦堂)
まとめ
苔の名所『祇王寺』の紅葉をご紹介しました。
緑と赤のコントラストが非常に美しく、どこを切り取っても絵になる絶景紅葉スポットです。
混雑が控えめな午前中の参拝をおすすめです。周辺の紅葉名所も併せて効率回れるようにプランを立ててみてください。
京都 観光スポットまとめ
京都のおすすめ紅葉スポット
京都には数多くの紅葉スポットが存在します。
紅葉スポットについて別の記事で紹介しているので、
京都紅葉巡りの参考にして頂ければと思います。