京都市右京区にある『仁和寺』の紅葉見頃時期やアクセス方法、見どころや周辺の観光スポットなど写真たっぷりでご紹介します!
- 京都 仁和寺の春・秋の特別拝観の情報
- 春と秋の仁和寺の拝観体験談を写真たっぷりでお見せしてます
- 仁和寺の桜・紅葉の見頃時期や混雑具合
- 周辺のほかの観光名所
といった内容を紹介しています。
さらに詳しく知りたい!という方は、各スポットの体験談へのリンクから進んでください。
是非、最後までご覧ください。
京都市右京区 仁和寺
仁和4年(888)宇多天皇により建立された真言宗御室派の寺院で、宇多天皇は退位後、出家し仁和寺に住んでいたことから「御室御所」と呼ばれています。
宇多天皇以降、代々皇族が住職を務めた門跡寺院で格式高く、金堂をはじめ御所から下賜された建物も多い。山号は「大内山」で、世界文化遺産「古都京都の文化財」の1つとなっています。
春には遅咲きの「御室桜」が咲き、秋には五重塔や金堂、御殿と紅葉が調和した景色が見所です。
仁和寺 住所・拝観時間・拝観料金・アクセス方法
名称 | 仁和寺 |
---|---|
住所 | 〒616-8092 京都府京都市右京区御室大内33 |
拝観時間 | 3月~11月 9:00~17:00 12月~2月 9:00~16:30 |
電話番号 | 075-461-1155 |
拝観料金 | 一部拝観は無料ですが、御殿・霊宝館は別途拝観料が必要です。 高校生以上500円 小中学生300円 ※霊宝館は期間限定で入場可能また御室桜が咲くころは中門から先も有料となります。 高校生以上500円 小中学生200円 |
■アクセス方法
<電車>
京福電鉄 「御室仁和寺」駅から徒歩3分
<バス>
京都駅から市バス26系統 「御室仁和寺」下車 すぐ
<マイカー>
■名神高速「京都南IC」約40分。
仁和寺の駐車場があり普通車100台まで駐車可能で1回500円
何度か利用していますが毎回満車で、入庫まで待たされます。
急ぎの場合は近隣のコインパーキングをご利用ください。
駐車場を事前に予約するサービスがあるので利用するという方法もあります。
これで事前に予約しておけば安心です。
■タイムズのBで周辺の駐車場を探す
■akippa(あきっぱ!)で周辺の駐車場を探す
■軒先パーキングで周辺の駐車場を探す
仁和寺 地図
仁和寺 例年の御室桜 見頃時期
京都で最も遅く咲く、仁和寺の御室桜の例年の見頃は4月上旬~4中旬です。
仁和寺 例年の紅葉の見頃時期
例年の紅葉の見頃は11中旬~12月上旬
仁和寺 紅葉時期の混雑状況とおすすめの時間帯
『仁和寺』の境内は広く、あまり混雑は気になりません。
私が行ったのは11月の3連休初日の午後14時半過ぎ。
「きぬかけの路」沿いに「金閣寺」「龍安寺」と拝観して最後に訪れたのが「仁和寺」でした。「御殿」の入場待ちと、二王門そばの拝観受付が大行列ができていましたが、東門側の拝観受付は空いているので、そちらまで行って拝観券を購入した方が良いでしょう。
仁和寺 秋 紅葉シーズンの見どころ & 体験記
ここからは実際に秋の紅葉シーズンに『仁和寺』を訪れた時の様子と見どころをご紹介します。
仁和寺 境内図
広大な仁和寺境内。
左下が「御殿」、中央の最下部にあるのが「二王門」
右下が「霊宝館」や「御室会館」があり、真ん中の門にあるのが「中門」
そこから上には「金堂」「五重塔」といった伽藍が配置されるエリアです。
仁和寺 拝観券&特別拝観券
2018年の秋には金堂内部の五大明王が初公開された時でした。
今年もやるかは未定です。
仁和寺 二王門
こちらが二王門。
1641~1645年に建立されたもので重要文化財に指定されています。
「きぬかけの路」沿いにある巨大な門で、車で通るとその大きさに驚かされます。
仁王像の吽形
境内側から見たところ。
二王門下に行列が出来ていますが、これは御殿の拝観券購入の行列です。
東門側で購入することをおすすめします。
仁和寺 中門
二王門から続く参道の先にある「中門」
御室桜が咲く季節は、この中門から先は有料となります。
仁和寺 秋の御室桜
秋の御室桜。
御室桜が咲いてることの仁和寺についてもまとめた記事があるので合わせてどうぞ。
仁和寺 金堂
こちらが国宝の金堂。
寛永年間(1642~1643)、京都御所の建て替えの際、紫宸殿が仁和寺に移築され金堂となりました。
仁和寺の本尊を安置し、裏の壁には五大明王像が描かれています。
2018年の秋の特別拝観では金堂内部の五大明王を拝見したのですが、色鮮やかで時が止まっていたように感じました。
仁和寺 経蔵
金堂右手にある経蔵。
秋の特別拝観で経蔵も合わせて拝観出来ました。
仁和寺 五重塔と紅葉
1644年に建立された五重塔は重要文化財に指定されています。
仁和寺に五重塔は、赤や黄の紅葉を携え青空に映えて非常に美しい景色でした。
仁和寺 鐘楼
春にはそばの枝垂れ桜とのツーショットが美しい鐘楼。
仁和寺 御影堂
真言宗の宗祖・弘法大師空海を祀るみ御影堂
仁和寺 御殿
金堂や五重塔の紅葉を見た後は「御殿」に向かいます。
拝観券を購入する行列。東門側にも拝観受付があるので、多少歩きますが、そちらで購入した方がタイムロスが少ないです。
二王門から中に入り西側に広く位置する「御殿」は「宸殿」を中心に、南庭と北庭や2つの書院が見所です。
宸殿の南側にある「南庭」
左側の立派な門は「勅使門」です。
白書院の1室
白書院から宸殿へ向かう廊下。
宸殿内部。
宸殿の北庭。
遠くに五重塔が見えます。
すっごい遠くにあるように見えますね。
黒書院の1室。
御殿の滞在時間は30分弱でした。
仁和寺 霊宝館と金剛華菩薩
春(4/1~約50日間)と秋(10/1~約50日間)の公開される霊宝館にも行きました。
仁和寺 御朱印
仁和寺の御朱印。
本尊の阿弥陀如来と書かれています。
仁和寺 限定 五大明王御朱印
金堂の五大明王壁画の初公開ということで限定御朱印まで用意されていました。
左上から時計回りに
- 軍荼利明王
- 不動明王
- 大威徳明王
- 金剛夜叉明王
- 降三世明王
の5つの御朱印で、核500円で書置きのみとなっています。
今年もやるかは不明ですが、御朱印集めに心血を注ぐ人なら全部入手したくなるでしょうね。
こうして秋の仁和寺拝観を終えました。
滞在時間は1時間20分ほどでした。
仁和寺 春 御室桜シーズンの見どころ & 体験記
ここからは実際に春の御室桜が咲くシーズンに『仁和寺』を訪れた時の様子と見どころをご紹介します。2017年4月14日に訪れたときの様子となります。
東門から御室桜がある中央左手の位置まで結構歩きます。
中門の桜。右手にはちらっと五重塔が見えます。
中門を入り、左手に御室桜の林が見えてます。
桜の間に通路が用意されていて、奥まで行くことが出来ます。
御室桜は遅咲きで、2~3mの背の低い桜で、地面から枝分かれしています。(土を持って高くしているのもありますが)
粘土質の土壌で、土中の酸素や栄養分が少なく、根を下に延ばすことが出来ないため、背が高くならないんだとか。詳しいことは今も調査中とのことです。
葉の色はピンクというよりは、ほぼ白いですね。
通路側の御室桜は満開でした。
御室桜林の真ん中あたりは5分咲きぐらいでしょうか。いい感じに五重塔が見える位置です。
一番奥まで来ると、まだつぼみが多かったです。
このときは2017年の4月14日の夕暮れ時。
本当に遅咲きですね。
ちょっと上から見た御室桜たち。
奥に進みます。
色鮮やかな道を歩いて金堂に向かいます。
京都の桜の多くは、3月下旬~4月上旬にかけて見頃を迎えますが、御室桜は4月中旬まで楽しめる可能性があります。
仁和寺 周辺の観光スポット
仁和寺周辺のスポットをご紹介します。
世界文化遺産 金閣寺
世界文化遺産 龍安寺
世界文化遺産 仁和寺
北野天満宮
建勲神社
まとめ
世界遺産『古都京都の文化財』の1つ『仁和寺』の御室桜と紅葉をご紹介しました。五重塔と桜、そして紅葉と青空の組み合わせがあまりに見事でぜひ見ていただきたいです。
京都 エリア別 観光モデルコース
観光名所が密集している京都。
エリア別に効率よく観光できるように、おすすめの観光スポットや想定所要時間をまとめたモデルコース案を作ってみました。
紅葉シーズンを想定したモデルコースなので、通常期は公開していない場所も含まれていますが、その他のシーズンでも多少アレンジして活用できると思います。
各リンクからエリア別のモデルコース案の詳細に進んでご確認ください。
なお、エリア別のモデルコースは今後も随時追加予定なので、「お気に入り」に追加してもらえると便利です。
嵐山エリアの観光モデルコース
祇園・東山エリアの観光モデルコース
大原エリアの観光モデルモース
高雄エリアの観光モデルコース
エリア別のモデルコースは今後も随時追加予定です!
京都 観光スポットまとめ
京都のおすすめ紅葉スポット
京都には数多くの紅葉スポットが存在します。
紅葉スポットについて別の記事で紹介しているので、
京都紅葉巡りの参考にして頂ければと思います。