京都 一乗寺にある『詩仙堂』の紅葉見頃時期やアクセス方法、見どころや周辺の観光スポットなど写真たっぷりでご紹介します!
京都市左京区 詩仙堂
徳川家に仕えた武士でもあり、文人としても名高い「石川丈山」の「終の棲家」として建てた草庵。現在は曹洞宗の寺院で、寺号は「丈山寺」。
正式名称は「凹凸窠」(おうとつか)で、これは「でこぼこした土地に建てた住居」を意味しています。「詩仙の間」には、狩野派の天才絵師「狩野探幽によって描かれた中国の詩家三十六名の肖像画を掲げられ、それが「詩仙堂」という呼び名の由来となっています。
庭園には綺麗に刈り込まれたサツキがあり、これは中国・唐の山々をイメージしたものだそうです。秋には紅葉とサツキの調和が美しい。
詩仙堂 住所・拝観時間・拝観料金・アクセス方法
名称 | 詩仙堂 |
---|---|
住所 | 〒606-8154 京都府京都市左京区一乗寺門口町27 |
拝観時間 | 9:00~17:00 (16:45受付終了) |
電話番号 | 075-781-2954 |
拝観料金 | 大人500円 高校生400円 小中学生200円 |
■アクセス方法
<バス>
京都駅からバスで50分
バス停「一乗寺下り松町」下車 徒歩7分
★京都駅からだとほぼ確実に渋滞に巻き込まれます。
電車で行ったほうが無難。
<電車>
叡山電車「出町柳」駅から5分 「一乗寺」駅下車 徒歩15分
<マイカー>
■名神高速「京都東IC」約20分。
駐車場は無いため、付近のコインパーキングや時間貸し駐車場を利用ください。
駐車場を事前に予約するサービスがあるので利用するという方法もあります。
これで事前に予約しておけば安心です。
■タイムズのBで周辺の駐車場を探す
■akippa(あきっぱ!)で周辺の駐車場を探す
■軒先パーキングで周辺の駐車場を探す
詩仙堂 地図
詩仙堂 例年の紅葉見頃の時期
例年の紅葉の見頃は11中旬~11月下旬
詩仙堂 混雑状況とおすすめの時間帯
『詩仙堂』で朝9時開門。私が参拝したのは10時過ぎ。建物内は混雑していましたね。縁側に座って、のんびり落ち着いて唐様庭園を鑑賞する感じではなかったです。
一乗寺周辺のどこから朝イチに拝観するか悩ましいところですが、個人的には詩仙堂を朝イチに行くよりは、すぐ近くの圓光寺をメインにして、そのあとの参拝でも良いかなと思います。
詩仙堂 見どころ & 体験記
ここからは実際に『詩仙堂』を訪れた時の様子と見どころをご紹介します。
詩仙堂 山門
詩仙堂の入り口「山門」
山門から先は石段の参道が続き、両側は竹林となっていて、竹の隙間から日の光がこぼれています。
石段の先に拝観受付があるので、ここで拝観料を収めて境内に進みます。
詩仙堂 老梅関
その先にあるのが「老梅関」という門があり、その先に詩仙堂と庭園への入り口があります。
逆行になっちゃってますが・・
左側が「蜂腰」と言われる低い玄関。
右手の雲形の窓が特徴的です。
詩仙堂 唐様庭園のサツキと紅葉
「詩仙の間」から見る見る唐様庭園
「詩仙の間」は室内撮影禁止なので、どんな部屋なのかは実際に拝観してご覧になってください。
白砂に、丸く刈り込まれた緑のサツキ、奥には赤い紅葉が対照的。
朝10時頃だとヤマモミジが日陰になっていたので、西日が当たる時間帯も良さそうです。
結構、落葉が進んだ木がありますね。
詩仙堂 嘯月楼と紅葉
庭に出て詩仙堂を見ると、上に小さな楼があるのに気づきます。
「嘯月楼」です。
夜になると、この「嘯月楼」に上がり、月に向かって詩を詠んでいたんだとか。
風流過ぎますね。
詩仙堂 洗蒙瀑
「洗蒙瀑」と呼ばれる小さな滝もあります。滝の音と、丈山が考案したとされる「ししおどし」の音が聞こえる風情ある庭園です。
詩仙堂 残月軒と紅葉
詩仙堂 百花塢の紅葉
庭の奥へ。
百の花を配したことから「百花塢」と呼ばれます。
サツキが咲く春と、モミジが色づく秋が人気の庭園
だんだんが日が昇ってきて明るくなってきましたね。
詩仙堂の正式名称「凹凸窠」という名の通り、敷地内は高低差が多く、立体的な庭園でした。
ススキも風に揺れていました。
詩仙堂 かわいいお地蔵さん
庭の最奥部には小さな可愛らしいお地蔵さんがいますので、探してみてください。
お地蔵さんに手を合わせて、詩仙堂の参拝は終了。
滞在時間は40分ほどでした。
詩仙堂 周辺の観光スポット
詩仙堂がある一乗寺周辺のスポットをご紹介します。
瑠璃光院
圓光寺
詩仙堂
実相院門跡
下鴨神社(賀茂御祖神社)
上賀茂神社(賀茂別雷神社)
まとめ
『詩仙堂』の紅葉をご紹介しました。
文人「石川丈山」が終の棲家とした風情ある空間を堪能しましょう。
京都 観光スポットまとめ
京都のおすすめ紅葉スポット
京都には数多くの紅葉スポットが存在します。
紅葉スポットについて別の記事で紹介しているので、
京都紅葉巡りの参考にして頂ければと思います。