京都市右京区にある『厭離庵』の紅葉見頃時期やアクセス方法、見どころや周辺の観光スポットなど写真たっぷりでご紹介します!
見どころが密集している嵐山エリアを効率的に回りたい人向けに嵐山エリアのモデルコース案を考えてみました!モデルコース案の記事も合わせてどうぞ!
京都市右京区 厭離庵
平安時代末期の歌人・藤原定家が小倉百人一首を編纂した山荘「時雨亭」に始まる「厭離庵」。現在は臨済宗天龍寺派の寺院で山号は「如意山」となります。
江戸時代には荒廃していましたが、藤原定家の子孫が復興。しかし、その後も荒廃と再興を繰り返し、明治43年「幕末の三舟」の一人「山岡鉄舟」の娘が住職となり、その後は尼寺となり今に至っています。
多くの観光客が訪れる嵯峨・嵐山エリアの中でもこの厭離庵は比較的穴場で、秋をじっくり味わいたい人にはおすすめです。
厭離庵 住所・拝観時間・拝観料金・アクセス方法
名称 | 厭離庵 |
---|---|
住所 | 〒616-8427 京都府京都市右京区嵯峨二尊院門前善光寺山町2 |
拝観時間 | 秋の特別一般公開 9:00~16:00 (16:30 受付終了) |
電話番号 | 075-861-2508 |
拝観料金 | 大人500円 |
アクセス方法
<電車>
京福嵐山本線 「嵐山」駅から徒歩20分
<バス>
市バス「嵯峨釈迦堂前」下車 徒歩10分
<マイカー>
■名神高速「京都南IC」約30分。
駐車場はありませんので、近隣のコインパーキングをご利用ください。
駐車場を事前に予約するサービスがあるので利用するという方法もあります。
これで事前に予約しておけば安心です。
■タイムズのBで周辺の駐車場を探す
■akippa(あきっぱ!)で周辺の駐車場を探す
■軒先パーキングで周辺の駐車場を探す
厭離庵 地図
厭離庵 例年の紅葉見頃の時期
例年の紅葉の見頃は11下旬~12月上旬
厭離庵 秋の特別拝観の日程
厭離庵は2022/11/1~12/7のみの特別一般公開。
この期間以外は要予約となります。
厭離庵 混雑状況とおすすめの時間帯
秋の3連休の11時過ぎに参拝したところ、ほかの参拝客は10人未満。年々参拝客が増加傾向ですが、それでも嵯峨・嵐山エリアでは穴場の紅葉スポットです。
周辺には「常寂光寺」や「祇王寺」「二尊院」「宝筐院」など紅葉名所が点在するエリアなので、午前中はそちらに人が集中しているはず。午後になると厭離庵にも人が流れてくるはず。午前中早めの参拝をおすすめします。
厭離庵 見どころ & 体験記
ここからは実際に『厭離庵』を訪れた時の様子と見どころをご紹介します。
厭離庵 参道
GoogleMapに導かれるまま進むと、「嘘でしょ?」ってぐらい細い裏路地を歩かされます。
この看板が見つけて、道があってたのかとホッとしたのを覚えています。
これが厭離庵の参道。
奥にあるのが山門で、山門左手で拝観受付をしています。
厭離庵 紅葉の山門
素朴だけど風情のある山門と紅葉。
厭離庵 時雨亭の紅葉
厭離庵内部は広くはないです。
この景色に「詫びさび」を感じます。
音の無い静かな空間。
紅葉は真っ赤に見頃を迎えていました。
こじんまりとしたお庭と「散り紅葉」の組み合わせを楽しめるスポットでもあるので12月に入ってからでもまだ間に合います。
厭離庵 書院の紅葉
この苔の庭ももう少しすれば、散った紅葉で埋め尽くされるのでしょう。
「厭離庵」と掲げられた書院から庭の紅葉を望みます。
他の参拝客も少ないので、時間の許すだけのんびり紅葉を眺めていられます。
厭離庵 本堂の紅葉
厭離庵 モミジとたぬき
可愛らしい狸の像と紅葉。
誰かが置いたのか、自然とこうなったのかは分かりません。
ただただ静かな時が流れる厭離庵にしばらく滞在し、次の康応スポットへ旅立ちました。
敷地は広くないので、回るだけなら15分もあれば十分です。
あとはどれだけの時間をここで過ごすかは自分次第。
京都 『嵐山エリア』観光名所巡りモデルコース
嵐山エリアの観光名所を巡る人に向けてモデルコースをご提案しています。
良かったら参考にしてください。
厭離庵 周辺の観光スポット
厭離庵周辺のスポットをご紹介します。
嵐山・渡月橋・竹林の小径
天龍寺
常寂光寺
祇王寺
二尊院
厭離庵
宝筐院
清涼寺 (嵯峨釈迦堂)
まとめ
奥嵯峨の『厭離庵』の紅葉をご紹介しました。
たまたまかもしれませんが、参拝客も数えるほどしかおらず、非常に贅沢でゆったりとした時間が流れる寺院でした。
小さな境内に秋の魅力詰まった厭離庵、おすすめです。
京都 観光スポットまとめ
京都のおすすめ紅葉スポット
京都には数多くの紅葉スポットが存在します。
紅葉スポットについて別の記事で紹介しているので、
京都紅葉巡りの参考にして頂ければと思います。