京都市右京区にある『常寂光寺』の紅葉見頃時期やアクセス方法、見どころや周辺の観光スポットなど写真たっぷりでご紹介します!
見どころが密集している嵐山エリアを効率的に回りたい人向けに嵐山エリアのモデルコース案を考えてみました!モデルコース案の記事も合わせてどうぞ!
京都市右京区 常寂光寺
慶長年間(1596~1614)、日禎上人によって開山された日蓮宗の寺院で、仏教の理想郷「常寂光土」の趣を持つことから「常寂光寺」の名が付いた。山号は「小倉山」。
小倉山の中腹に位置し、秋になると境内の200本以上のカエデが真っ赤に染まる。仁王門や多宝塔と紅葉に包まれ、苔の上には散紅葉、展望台からはる嵯峨野の景色が一望できる。
街中からは多少離れていますが、嵯峨野を代表する紅葉の名所で、訪れる価値大です。
常寂光寺 住所・拝観時間・拝観料金・アクセス方法
名称 | 常寂光寺 |
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住所 | 〒616-8397 京都府京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3 |
拝観時間 | 9:00~17:00 (16:30 受付終了) |
電話番号 | 075-861-0435 |
拝観料金 | 大人500円 小学生200円 |
アクセス方法
<電車>
京福嵐山本線 「嵐山」駅から徒歩15分
<バス>
市バス「嵯峨釈迦堂前」下車 徒歩12分
<マイカー>
■名神高速「京都南IC」約30分。
常寂光寺の5台収容の駐車場がありますが、ピーク時は満車の可能性大
近隣のコインパーキングの利用もご検討ください。
駐車場を事前に予約するサービスがあるので利用するという方法もあります。
これで事前に予約しておけば安心です。
■タイムズのBで周辺の駐車場を探す
■akippa(あきっぱ!)で周辺の駐車場を探す
■軒先パーキングで周辺の駐車場を探す
常寂光寺 地図
常寂光寺 例年の紅葉見頃の時期
例年の紅葉の見頃は11中旬~12月上旬
常寂光寺 混雑状況とおすすめの時間帯
11月の3連休の真ん中に参拝したところ、開門30分前にはすでに行列が出来てました。夕暮れ時も多少空いてるという情報がありますが、「常寂光寺」の紅葉が美しい朝日が当たる時間帯に行きたいところ。
ちょっと大変ですが、開門前から並ぶ覚悟で訪問することをおすすめします!
常寂光寺 見どころ & 体験記
ここからは実際に『常寂光寺』を訪れた時の様子と見どころをご紹介します。
常寂光寺 山門
常寂光寺の山門。
朝8時半には行列が出来てました。
常寂光寺 境内図
人気の紅葉スポットだけあって、日本語だけでなく英語でも境内図が紹介されています。
山門をまっすぐ進むと「仁王門」があり、この辺が常寂光寺の紅葉の一番の見どころ!
そのまま本堂まで上がっても良いですが、仁王門から右に曲がって「末吉坂」側に進むことをお勧めします。本記事後半でも「末吉坂」周辺の紅葉の様子を紹介しています。
一番上からは多宝塔と嵯峨野の街並みを一望出来るので、ちょっと大変ですが一番上まで上がりましょう!
常寂光寺 仁王門と紅葉
仁王門周辺の紅葉。
夏には緑鮮やかな仁王門周辺ですが、秋には見事に紅く染まります。
仁王門を過ぎ、急な階段を登ると本堂です。
ただこの日ばかりは振り返って、紅葉に包まれた仁王門を楽しみましょう!
階段から仁王門を見下ろす。
どんどん人が増えてきて、しばらくすると人でごった返します。
紅葉時期は危険なので、この階段は逆行禁止だったはずです。
混雑してきたら階段上で立ち止まるのも難しくなります。
茅葺の屋根が珍しい仁王門。
元々は「本圀寺」という別の寺院にあった門を、元和2年(1616)に常寂光寺に移築され、「仁王門」となっています。
仁王門を見上げる。
小倉山の斜面にモミジがあり、微妙な温度差で色づきがグラデーションになっていました。
ちょうど仁王門より下は黄色が多く、上は赤く染まっている時期でした。
常寂光寺 本堂と紅葉
仁王門から階段を上がり本堂へ。
まわりの皆さんは紅葉狩りに忙しく、手を合わせてお参りしてる人は少なかった様子。
この本堂は、もともとは伏見城の客殿だったものを、小早川秀秋の助力をもって移築し本堂としています。
紅葉の見頃だとお参りもおざなりになるのは致し方ないのかもしれません。
紅葉を見下ろす。本当に美しい
常寂光寺 鐘楼と紅葉
常寂光寺 妙見堂前の嵯峨野展望
「妙見菩薩」を祀る「妙見堂」前に「嵯峨野展望」の案内板。
常寂光寺 多宝塔と紅葉
本堂からさらに上にあがり多宝塔へ。
高さ12mの堂々とした佇まいの多宝塔は元和6年(1620)に建立されたもの。
国の重要文化財に指定されています。
常寂光寺 展望台から見る嵯峨の街並みと紅葉
多宝塔からもう少し上にあがると展望台があります。
そこからは多宝塔と嵯峨野の街並みが一望できます。
ここまで上がってきた甲斐があったなと思える秋の景色。
常寂光寺 竹林と紅葉
多宝塔から降りる途中の竹林。
赤と緑のコントラストが美しい。
常寂光寺 末吉坂 苔と紅葉
仁王門から本堂へ上がらず、右に進むと「末吉坂」があります。
苔に覆われた斜面と散り紅葉の組み合わせを楽しみましょう。
燃えるような秋の景色を堪能。
常寂光寺 御朱印
紅葉時期のみ臨時の出口が設けられ、そこで御朱印を頂けます。
書置きのみです。
御朱印を頂いたあとは、臨時出口から外に出て、他の紅葉名所めぐりを続けました。
滞在時間は50分ほど。
どこを向いても紅葉が美しい素晴らしい名所でした。
混雑する前の朝イチ拝観をおすすめします。
京都 『嵐山エリア』観光名所巡りモデルコース
嵐山エリアの観光名所を巡る人に向けてモデルコースをご提案しています。
良かったら参考にしてください。
常寂光寺 周辺の観光スポット
常寂光寺周辺のスポットをご紹介します。
嵐山・渡月橋・竹林の小径
天龍寺
常寂光寺
祇王寺
二尊院
厭離庵
宝筐院
清涼寺 (嵯峨釈迦堂)
まとめ
嵯峨の紅葉名所『常寂光寺』をご紹介しました。
小倉山の勾配に生かした紅葉の景色は絶品です。
開門直後の人の少ない時間帯を狙って参拝してみてはいかがでしょうか。
京都 観光スポットまとめ
京都のおすすめ紅葉スポット
京都には数多くの紅葉スポットが存在します。
紅葉スポットについて別の記事で紹介しているので、
京都紅葉巡りの参考にして頂ければと思います。