京都市右京区にある『鹿王院』の夜間特別拝観の様子や、紅葉見頃時期、アクセス方法、見どころや周辺の観光スポットなど写真たっぷりでご紹介します!
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京都市右京区 鹿王院
「鹿王院」は臨済宗の単立寺院で、もともとは康歴2年(1380)に足利義満が建立した「宝幢寺」の塔頭だった。応仁の乱で廃絶となり「鹿王院」が残るのみである。
今回紹介するのは事前申し込み制の夜間特別拝観の様子で、平日100人、休日150人限定のレアな体験をお伝えします。
鹿王院 住所・拝観時間・拝観料金・アクセス方法
名称 | 鹿王院 |
---|---|
住所 | 〒616-8367 京都府京都市右京区嵯峨北堀町24 |
拝観時間 | 9:00~17:00 ★夜間特別拝観については後述 |
電話番号 | 075-861-1645 |
拝観料金 | 400円 ★夜間特別拝観については後述 |
■アクセス方法
<電車>
京福嵐山本線 「鹿王院」駅から徒歩3分
<バス>
市バス「下嵯峨」下車 徒歩3分
<マイカー>
■名神高速「京都南IC」約30分。
駐車場はありませんので近隣のコインパーキングをご利用ください。
駐車場を事前に予約するサービスがあるので利用するという方法もあります。
これで事前に予約しておけば安心です。
■タイムズのBで周辺の駐車場を探す
■akippa(あきっぱ!)で周辺の駐車場を探す
■軒先パーキングで周辺の駐車場を探す
鹿王院 地図
鹿王院 例年の紅葉見頃の時期
例年の紅葉の見頃は11下旬~12月上旬です。
鹿王院 夜間特別拝観 紅葉ライトアップ
2021年の「鹿王院 夜間特別拝観」は開催未定
2020/11/14~12/6
17:30~19:30(最終受付は19時)
拝観料:1名2000円(呈茶・拝観記念御朱印付)
平日100名、土日150名限定
申し込みは「嵐電」のイベント開催ページから可能です。
鹿王院 混雑状況とおすすめの時間帯
『鹿王院』の夜間特別拝観は、人数が100~150名で制限されていますので、混雑はしていません。舎利殿が見える位置に人が集まりますが、たかが知れています。非常に贅沢な時間を過ごすことが出来ます。
ちなみに17:30前に到着したところ、開門町の行列ができていました。せっかくの人数限定の特別拝観なのに、ゾロゾロと入るのは避けたかったので、20分ほど時間をつぶして、タイミングをずらして受付すると、人の流れが途絶えてゆっくり進めます。なので、あえて遅れていくのもアリですよ。
鹿王院 見どころ & 体験記
ここからは実際に『鹿王院』を訪れた時の様子と見どころをご紹介します。
鹿王院 夜間特別拝観 山門
こちらが鹿王院の山門。
事前予約必須の休日150名限定の夜間特別拝観です。
拝観開始の17:30は開門待ちの人が並んでいたので、15分ほど時間をずらして入りました。
山門の扁額に「覚雄山」書かれていますが、これは足利義政によるものです。
1,500円で上質な夜の京都を堪能できます。(今年は料金未定)
個人的な非常にコスパの良いものだったと満足しています。
通りがかった人が中に入ろうとして予約必須なんですと断られているのを横目に拝観受付を済ませて中に入ります。
鹿王院 夜間特別拝観 参道の紅葉ライトアップ
山門を入り参道へ。
こんなに美しいのに、タイミングを調整すれば独り占め状態です。
見事に紅く染まっています
竹林もあります。
参道で上を見上げれば、赤や黄の紅葉で覆われています。
立派な松も。
上を見たり下を見たりとせわしなく首を振りながら先に進みます。
鹿王院 夜間特別拝観 中門と前庭
山門と客殿の間にある中門。
中門から先の紅葉ライトアップ。
鹿王院 夜間特別拝観 庫裡と客殿
庫裡から客殿へ。
女性専用の宿坊でもある鹿王院。
夜間特別拝観以外に宿坊受付に訪れている女性もいました。
舎利殿(駄都殿)がある本庭へ進みます。
鹿王院 夜間特別拝観 本庭と舎利殿(駄都殿)
こちらが舎利殿。
この日は空が真っ黒で、ライトアップによって舎利殿が浮かび上がり迫ってくるような錯覚さえ覚えるほど。
縁側に座り、しばらく眺めます。
ここまで来ると、開門直後に拝観受付した人たちに追いつくことになり、縁側はびっしり人が座ってました。
人数を大幅に絞っているとは言え、舎利殿前は多少混むのはやむをえません。
この石廊を通って、本堂や舎利殿の前まで行くことが出来ます。
控えめな照明が、現代とは思えない京都の夜の濃さを際立たせています。
昼間なら遠くに借景の嵐山が見えるそうです。
本庭を横から望む
赤じゅうたんに座って舎利殿を見ることになります。
本堂には、運慶作と伝わる本尊・釈迦如来像や、足利義満像などが安置されており、中ではでは鹿王院の歴史・由来を説明してくださる方がいて、興味深く拝聴させていただきました。
「宝幢寺」の開山堂だった本堂周辺に多くの鹿があるまったことから「鹿王院」の由来になったんだとか。
鹿王院 夜間特別拝観 客殿でのお茶菓子と額縁紅葉
こちらは足利義満の筆による「鹿王院」の扁額。
そんな
鹿王院の夜間特別拝観にはお茶と菓子が付きます。
着物の男性女性に案内され、緊張してしまいました(;^_^A
お茶室から見るとお庭
お茶を頂いた後は、庭と舎利殿を前にしばし休憩。
京都 『嵐山エリア』観光名所巡りモデルコース
嵐山エリアの観光名所を巡る人に向けてモデルコースをご提案しています。
良かったら参考にしてください。
鹿王院 周辺の観光スポット
鹿王院から少し離れていますが、嵐山・嵯峨の紅葉スポットを合わせてご紹介します。
細かく解説してますのでご覧になってみてください。
天龍寺
嵐山・渡月橋
常寂光寺
祇王寺
二尊院
厭離庵
宝筐院
清涼寺 (嵯峨釈迦堂)
まとめ
人数限定の特別な夜を過ごせる対価としては非常にコスパに優れた特別拝観です。
是非ともチャンスがあれば申し込んでみてください!
京都 観光スポットまとめ
京都のおすすめ紅葉スポット
京都には数多くの紅葉スポットが存在します。
紅葉スポットについて別の記事で紹介しているので、
京都紅葉巡りの参考にして頂ければと思います。