京都 八瀬にある人気の紅葉スポット『瑠璃光院』の春の特別拝観について、バスや電車でのアクセス方法や周辺の駐車場情報、現地の混雑状況や拝観料、周辺の観光スポットなど、どこよりも写真たっぷりでご紹介します!
京都市左京区 『瑠璃光院』
『八瀬 瑠璃光院』は本願寺歴代門跡も訪れた由緒ある寺院。参道には100種類を超える紅葉が植えられています。1万2000坪の敷地に、240坪の数寄屋造りの建物があり、『瑠璃の庭』や『臥龍の庭』といった日本庭園を有し、特に書院2階から見る『瑠璃の庭』の紅葉は大変美しいことで知られています。
瑠璃光院 秋の特別拝観の体験記事はこちら
瑠璃光院 春の特別拝観 開催概要
令和3年 春の特別拝観
2022/4/15~2022/6/15
10:00~17:00
拝観料:2,000円
瑠璃光院 住所・営業時間・拝観料金・アクセス方法
名称 | 瑠璃光院 |
---|---|
住所 |
公共交通機関でのアクセス
- 叡山電車「八瀬比叡山口駅」下車 徒歩5分
- 地下鉄「国際会館駅」から京都バス「八瀬駅前」下車 徒歩7分
瑠璃光院には駐車場はございません。周辺にコインパーキングはありますが、数が少ないので満車の可能性が高いです。公共交通機関のご利用をおすすめします。
瑠璃光院前を通り過ぎた先にあるコインパーキング。
平日朝9時頃の様子。
30分100円で昼間最大500円。
休日だと相当早くに行かないと埋まってる可能性大です。
駐車場を事前に予約するサービスがあるので利用するという方法もあります。
これで事前に予約しておけば安心です。
■タイムズのBで周辺の駐車場を探す
■akippa(あきっぱ!)で周辺の駐車場を探す
■軒先パーキングで周辺の駐車場を探す
瑠璃光院 地図
瑠璃光院 春の特別拝観 体験記 見どころ紹介
『瑠璃光院』春の拝観時の様子を交えながら『瑠璃光院』の見どころをご紹介していきます。
朝の八瀬比叡山口駅~瑠璃光院まで
叡山電車 八瀬比叡山口駅に到着したのが、平日朝8時ちょうど。
春の特別拝観の受付が10時開始なので2時間も早く到着。
駅を出てすぐ右手に橋を渡ります。
朝日に照らさせた清流 高野川
橋を渡ったら瑠璃光院への案内板が立っているので迷うことは無いかと思います。
左に行けば、比叡山へ続くロープウェイのケーブル八瀬駅があります。
わたしが行ったのは2020年の春の特別拝観なのですが、新型コロナの影響もあってか、通常時期の4月~6月ではなく、6/1~7/31までの開催となっていました。
今回ご紹介するのは7月下旬の夏真っ盛りな強い日差しに照らされた瑠璃光院の青もみじ、というちょっとレアな光景となります。
先ほどの案内板に従い右手に進みます。朝8時過ぎだと誰もいないです。
開門前の瑠璃光院
朝8時20分頃。開門前の瑠璃光院。
開門が10時からなので、1時間半以上早く到着
門の前には、訪問客を整理するためのロープが張られていました。
私より早く来ている人が1名いてびっくり。
開門まで暇なので、写真を撮って時間をつぶします。
朝日が昇ってきて、いい感じに青々したもみじを照らしてくれます。
目が癒される青さです。
朝の八瀬を散策
開門までまだ1時間以上あるので、周辺を散策します。
ちょっとウェットな青もみじ。
ケーブル八瀬駅でネコと遭遇
暇だったので「ケーブル八瀬駅」まで行ってみました
がらんとした駅構内
こちらが叡山ケーブルカーとロープウェイのマップと運賃表(訪問当時)
朝8時台に乗る人は少ない様子
駅の階段でネコが日向ぼっこするぐらい人が少なかったです。
気持ちよさそうにしていて、邪魔したら悪いので触りたい欲望を抑えます。
朝の八瀬もみじの小径
ケーブル八瀬駅の目の前にある「八瀬もみじの小径」を散策。
一人もいない朝のもみじの小径
再び瑠璃光院へ
朝9時過ぎに再び瑠璃光院へ。
戻ってきたら、日よけの天幕が設置されていました。
朝10時までには10人ほど並んでいましたね。
休日ならまだしも平日のしかもコロナ禍でしたので、全く混雑は見られず。
瑠璃光院の秋の特別拝観は何度か経験しており、恐ろしいまでの混雑を経験したことがあったので、拍子抜けでした。
コロナ禍が落ち着けば、かつてのにぎわいを取り戻すのかもしれません。
いよいよ瑠璃光院の門が開く
朝10時になり、2,000円の拝観券を購入し瑠璃光院へ入ります。
門を入ると石段が続きます。
朝日が差し込み元気に泳ぐ鯉
秋の特別拝観では、昼も夜も何度か来たことがあるのですが、相当冷え込む八瀬の秋だと微動だにしない姿ばかり見ていたのでちょっと新鮮。
瑠璃光院入り口に到着。
入り口のポリ袋に靴を入れて持ち込みます。
瑠璃光院 書院2階の瑠璃の庭の青もみじとリフレクション
中へ入るとすぐ2階へ案内されます。
2階に上がるとそこは緑の世界
非常に美しい青もみじのリフレクション
廊下まで緑に染まっています。
人もまばらでゆっくりじっくり移動も自由。
朝8時頃から八瀬まで来た甲斐があったと噛みしめつつ堪能。
朝10時半ぐらいの書院2階の様子。
徐々に人は増え始めましたが、紅葉シーズンの混雑具合と比較すれば可愛いものです。
反対側の窓から見る景色
完全に夏の空
書院2階では写経出来るスペースもあります。
夏のセミの声を聴きながら写経も捗りそう。
瑠璃光院 書院1階から瑠璃の庭を見る
書院1階へ。
幾層にも積み重なった苔と一筋の水の流れが美しい瑠璃の庭
瑠璃光院の主庭です。
瑠璃の庭を見る人たちを後ろから。
落ち着くお庭を心ゆくまで堪能している様子でした。
瑠璃光院は瑠璃の庭だけでなく、もう一つ「臥竜の庭」という庭があるのでそちらへ移動。
瑠璃光院 臥竜の庭へ
臥竜の庭へ向かう途中。網目の天井が特徴的な小さな空間
喜鶴亭と臥竜の庭
瑠璃の庭はもみじと苔の世界でしたが、臥竜の庭は水と石の世界。
青もみじと鯉のコントラストが綺麗です
茶庵 喜鶴亭
三条実美公命名の由緒ある茶室です。
瑠璃光院出口手前には御朱印も。書置きで日付は自分で入れます。
瑠璃光院も終盤。
奥には玄関。
玄関手前の障子の窓も絵になります。
玄関の先に広がる青い景色
山門を出て、瑠璃光院の春の特別拝観が終了。
滞在時間は約1時間半。
お昼に差し掛かり、外に並ぶ人も増えていました。
平日とは言え、やはり10時開門前から並ぶのがベストです
叡山電車 八瀬比叡山口駅に戻る途中、高野川で遊ぶ家族連れがいました。
4月~6月の通常の春の特別拝観だと見られない光景でしょうね。
青もみじの景色にすっかり癒され、目の疲れまで和らいだような体験でした。
まとめ
『瑠璃光院』春の特別拝観の様子をご紹介しました。
春の特別拝観と言いつつ、7月までずれ込んだ実質「夏の特別拝観」をたっぷり堪能させてもらいました。
『瑠璃光院』は文化財保護の観点から、春と秋のみ特別に一般公開されてます。機会があれば、青もみじと真っ赤なもみじの両方の景色を楽しんでみてください。
瑠璃光院 フォトギャラリー
京都 観光スポットまとめ
瑠璃光院 周辺の観光スポット
瑠璃光院周辺のスポットをご紹介します。
蓮華寺
岩倉実相院
京都のおすすめ紅葉スポット
京都には数多くの紅葉スポットが存在します。
実際にわたしが足を運んだ紅葉スポットについて別の記事で紹介しているので、
京都紅葉巡りの参考にして頂ければと思います。