京都府宇治市にある世界遺産『平等院』
行列必至の『秋の夜間特別拝観』のライトアップ日程や混雑状況、紅葉見頃時期やアクセス方法、見どころなど写真たっぷりでご紹介します!
2020年は一般向けに夜間特別拝観は実施しない見込み。
JR東海ツアーズが往復新幹線付きの旅行プラン(日帰り or 宿泊)で2020/11/21、12/6限定の貸切夜間特別拝観を実施するようです。
詳しくはこちらをご確認ください。

Contents
宇治市 『平等院鳳凰堂』
京都府宇治市にある『平等院』は、平安時代の後期 永承7年(1052年)、
時の関白・藤原頼通によって建立されました。
2014年には改修工事を終え、建立当時の美しい色合いが再現されています。

日本にいれば10円玉の『平等院鳳凰堂』を一度は観たことがあるでしょう。
その『平等院鳳凰堂』が春と秋の『夜間特別拝観』でライトアップされているのです。
『阿字池』に映る上下対象の『平等院鳳凰堂』は類を見ない壮麗さ。
週末のみの開催のため、ひどい行列が出来ますが、それでも代えがたい価値があります。

平等院鳳凰堂 営業時間・拝観料金・アクセス方法
名称 | 平等院鳳凰堂 |
---|---|
住所 | |
営業時間 | 庭園の拝観時間 8:30~17:30(受付17:15まで) 鳳凰堂内部の拝観時間 平等院ミュージアム鳳翔館 |
拝観料金 | 庭園+ミュージアム 大人600円、中高生 400円、小学生300円 鳳凰堂内部の拝観 |
■アクセス方法
JR宇治駅・京阪電鉄宇治駅から徒歩10分
近隣にコインパーキングありますが、数が多いわけではないので、夜間特別参拝では超激戦区になります。私が行ったときも片っ端から駐車場が埋まっていて、諦めようかと思ったぐらいです。
行くなら早め早めに行動しないと後悔する羽目に。
車で来るなら、無難に1駅2駅離れた場所で停めて電車で来ることをおススメします。
平等院鳳凰堂 地図
平等院鳳凰堂 例年の紅葉見頃時期と混雑状況
例年の紅葉の見頃は11月下旬~12月初旬です。
紅葉は見頃で、ライトアップされた鳳凰堂との対比はまさに圧巻!
平等院鳳凰堂 ライトアップ混雑状況とおすすめの時間帯
混雑を少しでも回避出来る おすすめの時間帯
11月中旬~12月初旬までの金土日祝に人が集中するのでその混雑ぶりは苛烈なものになります。
- 完全昼夜入れ替え制ですので、昼の部の最中から並ぶ
- 19:30以降~受付終了前まで
平等院鳳凰堂 夜間特別拝観 紅葉ライトアップ情報
2020年は一般向けに夜間特別拝観は実施しない見込み。
JR東海ツアーズが往復新幹線付きの旅行プラン(日帰り or 宿泊)で2020/11/21、12/6限定の貸切夜間特別拝観を実施するようです。
詳しくはこちらをご確認ください。
夜間特別拝観のライトアップ日程についてです。
2019/11/16~12/1までの金土日・祝日のみ
18:00~20:30(20:15受付終了)
拝観料は中学生以上1,000円 (小学生以下無料)
日中の拝観が17:30までで、全員入替になります。
紅葉の進み具合では、日程変更される可能性もあります。
事前に日程要確認でお願いします。
宇治市 『平等院鳳凰堂』の見どころ&体験記

こちらが『平等院南門』です。
ここに着くまでに大行列に並びました。
まず、車で行ったのが失敗でした。
17時半をちょっと過ぎたぐらいに『平等院』付近に到着したのですが、コインパーキングなんてどこも満車で空いてません。「諦めて帰ろう」と思った瞬間、運良く1台空いたので本当に助かりました。仏さまに感謝したくらいです。
しかし・・『平等院』の夜間特別拝観は車を停めてからも大変です。
延々と続く『入場待ちの行列』が待っています。この日2回目の「諦めて帰ろう」と思った瞬間です。でも京都まで来たんだから!と気合いを入れて並びます。
・・・ひたすら並びます。
1時間半ぐらい並んだでしょうか。
11月下旬の京都は冷え込みます。一人で来てますし、トイレなんか行けません。
わたくしは事前にトイレも行かず、薄着で並んでたものですから、もじもじしながら3回目の「諦めて帰ろう」がよぎる。それでもあきらめずに並んだおかげで、それはそれはとても美しい平等院を拝観することが出来ました。
是非とも以下準備を怠らないように『平等院』に向かってください。
- 暖かい格好や手袋、寒がりな人はホッカイロ必携
- 駅やコンビニなどでトイレは済ませておく。
夜間特別参拝は18:00~なのですが、相当早めに到着しておくか、もしくは19:30頃の閉門近くに行くのが良いでしょう。

中に入ってしまえばこちらのもの。
入場出来てしまえば、広い庭園を自由に行動できるのでそれほどストレスはありません。
『鳳凰堂』の真正面は激込みですが、しばらく待てば最前列まで行けます。
20:30に閉門になりますので、ぎりぎりまで粘れば落ち着いて鑑賞できるはず。
気合い入った人たちは閉門まで残ってました。
平等院鳳凰堂

鏡のような『阿字池』(あじいけ)に映り込む鳳凰堂。

しばらく見とれてしまうほど。

対岸の紅葉もライトアップされてました。
姿、形の平等院 梵鐘

平等院には『姿、形の平等院』と謳われる名鐘があり、
『天下の三名鐘』の1つに数えられています。
『天下の三名鐘』
- 滋賀県の三井寺(園城寺)の『音の三井寺』
- 京都の神護寺の『銘の神護寺』
- 京都 平等院の『姿・形の平等院』
この梵鐘は11世紀に製造された鐘の模造品です。
実物は鳳翔館に収蔵されています。
写真見て頂ければ分かると思いますが、獅子や天女、唐草文様といった浮彫が大変美しい作品です。
昭和47年に実物と寸分たがわぬ姿で復元されました。
この精巧さは日中より、下からライトアップした方が浮彫がより際立って素晴らしさが伝わると思います。

ライトアップによって、緑と赤の対比が際立って美しかった。


下から見た梵鐘です。
ミュージアム鳳翔館

20:30の閉門まで時間があったので『ミュージアム鳳翔館』に行きました。
内部は当然撮影禁止です。
梵鐘の実物や、雲中供養菩薩像、鳳凰といった国宝が見どころ。

ミュージアムを出て、再びぐるっと回ります。
再びの平等院鳳凰堂

日中なら鳳凰堂の内部を見ることが出来ます。
この橋を渡っていくんです。
是非とも一度は鳳凰堂内部を拝観して頂きたい。
『国宝に囲まれる』という貴重な体験が出来ます。
鳳凰堂内部の拝観は以下の時間で受付けています。別途300円かかります。
9:30~16:10(20分毎に各回50名まで。受付開始は9:00~)

20:15頃になれば、人もだいぶ減ってきて、写真撮りたい放題モードになります。


色んな角度から写真撮ったりもできます。

真正面に陣取って写真撮れるようになってきます。
国宝の本尊阿弥陀如来坐像を見ることが出来ます。

日本人は『水に反射する映像』が好きですよね。
『ウユニ塩湖』が好きな人が多い気がします。
わたしも当然『ウユニ塩湖』に行ってみたいです。

天地が逆転します。

また右側から写真撮ったり。

色合いをいじって楽しんだり。

何気にこんな色合いも良かったり。
どうせ『平等院』の夜間特別拝観がこの日のラストなので、
時間の許す限りギリギリまで滞在しましょう。

鳳凰も観れたので20:30閉門が近づいてきたので帰ります。



最後まで粘った人たちが思い思いに時間を過ごしています。

入場前はどうなることかと思いましたが、
これでもかと『平等院』の夜間特別拝観を堪能させて頂きました。
まとめ
『平等院』の夜間特別拝観の様子をご紹介しました。
紅葉のライトアップも綺麗でしたが、なんといっても阿字池に映る『鳳凰堂』は絶品でございました。
寒いし激混みだと思いますが、混雑を少しでも回避しつつ、拝観して頂ければと思います。
京都 観光スポットまとめ

京都のおすすめ紅葉スポット
京都には数多くの紅葉スポットが存在します。
実際にわたしが足を運んだ紅葉スポットについて別の記事で紹介しているので、
京都紅葉巡りの参考にして頂ければと思います。


京都 秋の特別拝観・ライトアップ情報一覧まとめ

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