京都市伏見区にある『醍醐寺』の春と秋の見どころを紹介します!
- 京都 醍醐寺の春・秋の特別拝観の情報
- 春と秋の醍醐寺の体験談を写真たっぷりでお見せしてます
- 醍醐寺の桜・紅葉の見頃時期や混雑具合
といった内容を紹介しています。
京都市伏見区 醍醐寺
貞観16年(874)に創建された「醍醐寺」は真言宗醍醐寺派の総本山で、山号は「醍醐山」。世界文化遺産「古都京都の文化財」の1つです。
醍醐山山頂周辺一帯の「上醍醐」と醍醐山山麓の「下醍醐」併せて200万坪の広大な慶田には国宝の五重塔を筆頭に、豊臣秀吉が設計した「三宝院庭園」など見どころ多数。春の桜は見事、また秋の弁天池周辺の紅葉ライトアップは幻想的。
醍醐寺 住所・拝観時間・拝観料金・アクセス方法
名称 | 醍醐寺 |
---|---|
住所 | 〒601-1325 京都府京都市伏見区醍醐東大路町22 |
拝観時間 | 9:00~16:00 ※秋の特別拝観、春の特別拝観の詳細は後半に記載 |
電話番号 | 075-571-0002 |
拝観料金 | 三宝院・伽藍・霊宝館共通券 大人800円 中高生600円 小学生以下無料 ※春季・秋季は拝観料が変わります。 |
アクセス方法
<電車>
地下鉄東西線 「醍醐寺」駅から徒歩10分
<バス>
京都駅から路線バス「京都醍醐寺ライン」で約30分「醍醐寺」下車 徒歩すぐ
<マイカー>
■名神高速「京都東IC」約20分。
醍醐寺の100台収容の駐車場があり普通車は1回1000円。
夜間ライトアップで行くなら1回1000円の醍醐寺駐車場は割高感がありますので、予定している滞在時間に応じて近隣のコインパーキングの利用もご検討ください。
駐車場を事前に予約するサービスがあるので利用するという方法もあります。
これで事前に予約しておけば安心です。
■タイムズのBで周辺の駐車場を探す
■akippa(あきっぱ!)で周辺の駐車場を探す
■軒先パーキングで周辺の駐車場を探す
醍醐寺 地図
醍醐寺 例年の紅葉見頃の時期
例年の紅葉の見頃は11中旬~12月上旬
醍醐寺 秋の特別拝観・夜間ライトアップ
醍醐寺の秋の特別拝観・ライトアップは
2022/11/18~12/4
18:00~20:10 受付終了
拝観料1,000円
醍醐寺 混雑状況とおすすめの時間帯
11月3連休の最終日の夜19時過ぎに行ったところ驚くほどガラガラでした。
弁天堂あたりは多少参拝客がいましたが、参道は人もまばら。
人が少なすぎるせいか、異様に夜が濃くて、闇夜に浮かぶ五重塔の強烈な存在感に圧倒されます。桜の季節は大混雑必死の醍醐寺ですが、秋は他の紅葉名所に比べれば空いています。20:10まで受付していますので、19時台に行けば、余裕をもって紅葉を楽しめます。
秋の醍醐寺 紅葉ライトアップ 見どころ & 体験記
ここからは実際に『醍醐寺』を訪れた時の様子と見どころをご紹介します。
夜の醍醐寺へ・・
がらがらの醍醐寺専用駐車場に停めて醍醐寺境内に入ります。
駐車1回1000円なので、夜なら近くのコインパーキングの方が割安だと思います。
三宝院や霊宝館は閉門。
三宝院の紅葉も有名ですので、次回は日中の訪れてみたいと考えています。
遠くにライトアップされた西大門(仁王門)が見えます。
この広い参道に10人も歩いていません。
醍醐寺 国宝 唐門
国宝の三宝院 唐門もライトアップされていました。
醍醐寺 西大門(仁王門)のライトアップ
唐門前をまっすぐ進み、暗い参道に怪しく浮かぶ西大門(仁王門)へ。
仁王像も下からのライトアップで昼間以上に筋骨隆々になっています。
この仁王門で夜間特別拝観の受付をしています。
醍醐寺 伽藍エリアのライトアップ
仁王門から先の参道。
人が少なすぎて不安になるほど。
この独り占め感は鳥肌ものです。
醍醐寺 国宝 金堂のライトアップ
参道を進むと左手に金堂が見えてきます。
国宝の金堂は、豊臣秀頼の時代、慶長5年(1600)に完成したもので、醍醐寺の中心。
中には本尊の薬師如来坐像が安置されています。
日中なら大勢の参拝客がいる金堂ですが、夜だと片手で足りるほどしかいません。
醍醐寺 国宝 五重塔のライトアップ
金堂の反対側にあるのが五重塔。
夜の醍醐寺で一番シビれたのがこの五重塔のライトアップです。
この五重塔は、醍醐天皇の冥福を祈るため承平6年(936)に着工し、天歴5年(951)に完成したもの。醍醐寺は応仁の乱などの戦乱で多くの伽藍が失われてしまいましたが、この五重塔が唯一建設当時のまま残っている、京都に現存する最も古い木造建築物です。
派手すぎないライトアップが五重塔の存在感を際立たせています。
本当に来てよかったなと思った景色。
これでもかとライトアップしている他の紅葉スポットとは対照的な光景に京都の夜は奥深さを感じました。
醍醐寺 日月門
五重塔から先に進むと出てくるのが「日月門」。
現代とは思えない雰囲気です。
醍醐寺 観音堂
日月門を過ぎると、奥に煌々と照らされた紅葉が見えてきます。
左手にある観音堂。
日中なら観音堂に参拝や御朱印の列が外までできていますが、この時間だと入り放題です。
醍醐寺 弁天堂 林泉の紅葉ライトアップ ★見どころ
観音堂の先にある弁天堂。
ここが夜の醍醐寺の一番の見どころとされる場所です。
弁天池の水面に映り込む紅葉の景色はまさに絶品。
朱塗りの弁天堂が池に映る。
金堂や五重塔など、控えめなライトアップでしたが、対照的にここ弁天堂を中心として林泉のライトアップは煌びやかで、心奪われる景色でした。
弁天池の周りはぐるっと散策できます。
醍醐寺 無量寿苑の紅葉
弁天池の奥にある無量寿苑もライトアップされているので進みましょう。
足元が暗いのでご注意を。
この辺が無量寿苑の一番奥で、このあとは弁天堂や五重塔を見ながら車まで戻りました。
醍醐寺の夜間特別拝観の滞在時間は1時間ほど。
夜は人が少ないので心行くまで夜の紅葉散策を堪能できます。
日中であれば三宝院や霊宝館も参拝可能で、他の参拝客も多くいるので、倍以上の時間を見た方が良いでしょう。
春の醍醐寺 満開の桜 見どころ & 体験記
ここからは春の醍醐寺の様子をご紹介していきます。
春の醍醐寺 桜の馬場
着物の女性も多かったです。さすが京都です。
遠くに仁王門が見えます。
春の醍醐寺 拝観券
仁王門に行く前に、先に拝観券を購入します。
マップの緑色部分が「伽藍」、ピンク色部分が「三宝院」、黄色部分が「霊宝館」です。
3か所セットの拝観券を購入します。
桜の季節と紅葉の季節は特別料金で高めに設定されています。
まずは三宝院に行きます。
春の醍醐寺 三宝院の桜
特別名勝に指定されている三宝院庭園です。
三宝院を出て、仁王門に向かうと左手に国宝の唐門が見えてきます。
春の醍醐寺 伽藍の桜
仁王門です。
こちら吽形です。
仁王門をくぐると急に雰囲気が変わって竹林の間を通っていきます。
この日は結構暑かったので、
竹林の日陰が涼しくてとても気持ちよかった記憶があります。
竹林を抜けると金堂が見えてきます。
こちらで参拝。
春の醍醐寺 五重塔と桜
金堂から振り向くと五重塔が見えます。
数多くの五重塔を見てきましたが、
素晴らしい建築美の五重塔でした。
この辺の桜は満開でした。
絵みたいに美しい。
すごい可愛らしい色をした桜です。
お気に入りの桜です。
春の醍醐寺 弁天堂の桜
更に奥に進み、弁天堂に向かいます。
外国人の女性が赤い和傘と着物を着て佇んでてとても綺麗でした。
弁天堂の少し手前にある観音堂で御朱印を頂けます。
今回は下醍醐までで戻ります。
山道を1時間ほど登れば上醍醐に行けるのですが、
今回は時間の関係で諦めました。
若々しい緑です。
春の醍醐寺 霊宝館の桜
こちらが霊宝館。
醍醐寺の宝物館で、彫刻や絵画などの文化財を10万点以上収蔵しています。
まとめ
世界遺産『古都京都の文化財』の1つ『醍醐寺』の紅葉ライトアップをご紹介しました。
3連休最終日の夜だったからか、これほど人が少ない醍醐寺は初めてで戸惑うほど。
昼より夜の方が特別な体験ができる醍醐寺、おすすめです!
醍醐寺 周辺の観光スポット
『醍醐寺』周辺のスポットをご紹介します。
醍醐寺
毘沙門堂門跡
勧修寺
随心院
平等院鳳凰堂
京都 エリア別 観光モデルコース
観光名所が密集している京都。
エリア別に効率よく観光できるように、おすすめの観光スポットや想定所要時間をまとめたモデルコース案を作ってみました。
紅葉シーズンを想定したモデルコースなので、通常期は公開していない場所も含まれていますが、その他のシーズンでも多少アレンジして活用できると思います。
各リンクからエリア別のモデルコース案の詳細に進んでご確認ください。
なお、エリア別のモデルコースは今後も随時追加予定なので、「お気に入り」に追加してもらえると便利です。
嵐山エリアの観光モデルコース
祇園・東山エリアの観光モデルコース
大原エリアの観光モデルモース
高雄エリアの観光モデルコース
エリア別のモデルコースは今後も随時追加予定です!
京都 観光スポットまとめ
京都のおすすめ紅葉スポット
京都には数多くの紅葉スポットが存在します。紅葉スポットについて別の記事で紹介しているので、京都紅葉巡りの参考にして頂ければと思います。