京都随一といわれる【南禅寺の紅葉】について、混雑を避けるためにおすすめの時間帯や見どころや周辺観光スポット情報など写真たっぷりでご紹介します!
京都市左京区 南禅寺
京都市左京区にある『南禅寺』は臨済宗南禅寺派大本山で、
京都五山の中でも『別格』として日本の禅寺の中で最も高い格式を持つ寺院。
京都五山とは、臨済宗の京都にある五大寺のこと。
- 【別格】南禅寺
- 【1位】相国寺
- 【2位】天龍寺
- 【3位】建仁寺
- 【4位】東福寺
- 【5位】万寿寺
南禅寺 営業時間・拝観料・アクセス方法
名称 | 臨済宗 大本山 南禅寺 |
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住所 | |
営業時間 | 3~11月 8:40~17:00 12~2月 8:40~16:30 受付終了は20分前まで 年末(12/28~31)は一般拝観はしておりません。 年始は拝観可能 |
拝観料金 | 境内は無料ですが以下は拝観料が必要です。 ■三門 一般600円、高校生500円、小中学生400円 ■方丈庭園 一般600円、高校生500円、小中学生400円 ■南禅院 一般400円、高校生350円、小中学生250円 団体30名以上で割引あり |
■アクセス方法
地下鉄東西線 蹴上駅下車 徒歩10分
市バス 南禅寺・永観堂道前下車
付近にコインパーキングありますが、値段高め。
徒歩10分ほど離れれば安めのコインパーキングもあります。
駐車場を事前に予約するサービスがあるので利用するという方法もあります。
これで事前に予約しておけば安心です。
■タイムズのBで周辺の駐車場を探す
■akippa(あきっぱ!)で周辺の駐車場を探す
■軒先パーキングで周辺の駐車場を探す
南禅寺 地図
南禅寺 例年の紅葉見頃時期
11月中旬~11月下旬
南禅寺 混雑状況と おすすめの時間帯
『南禅寺』の比較的空いている時間帯についてです。
- 境内には24時間入れるので朝8:00前から拝観するのがおすすめ!
朝8時40分から三門と方丈の拝観が始まるので、その前に思う存分散策するのが良いでしょう。
朝10時を過ぎればかなりの混雑が予想されるのでご注意を!
南禅寺 見どころをご紹介!
ここからは、わたしが実際に南禅寺を拝観したときの様子を交えながら『南禅寺』の見どころをご紹介します。
朝8時半頃の南禅寺周辺の様子。
民家の塀から伸びる樹々の紅葉が美しい
境内は24時間いつでも入れます。
前述のとおり、南禅寺は『臨済宗南禅寺派』の総本山で、京都五山、鎌倉五山の上に置かれる別格扱いの寺院で、日本のすべての禅寺の中で、最も格の高い寺院です。
南禅寺の鳥瞰図です。広いです。
別院・塔頭も多く、紅葉の名所になっています。
今回の記事では『最勝院』(高徳庵)についても触れています。
『天授庵』にも行っているで、それは別の記事でご紹介しているので
合わせて読んでみてください。
朝日に紅葉が映えます。
南禅寺 三門
こちらが重要文化財の『三門』
『日本三大門』の1つに数えられています。
『日本三大門』とは・・・
- 京都 南禅寺の三門
- 京都 知恩院の三門
- 山梨 身延山久遠寺の三門
『知恩院』の三門については、青蓮院門跡の帰りに寄り道したので合わせて読んでみてください。
『身延山久遠寺』の三門については、桜の季節に行っているのでこれも合わせて読んでみてください。
三門に上がることができます。
拝観料金は↑の通り。2017年の料金なので、今後変動する可能性はあります。
時間を追うごとに混雑すると思ったので、人が増える前に三門に上がりました。
拝観料を払い、階段を上ります。
たしか撮影禁止って張り紙があった気がします。
階段上ってる最中に撮影したら危ないですからね。
朝日を浴びる三門。
高さ22メートルの三門からの眺めです。
境内を一望できます。
紅葉真っ盛りの木もあれば、既に散っちゃってるのも入り混じった状態
平日の朝8時台はこのぐらいの混雑でした。
土日ならもっと混んでるでしょう。
こうしてみると、ちょっと葉が残ってなくて寂しい木もありますね。
入口と出口の階段は別です。
急な階段なのでご注意を。
下から見上げたところ。
三門の上にちっちゃく人が映ってますね。
登りたいなら朝早くに行くことをおススメします。
南禅寺 水路閣
三門を降りた後は、南禅院 水路閣に向かいます。
南禅寺という寺院の中にある洋風のレンガ造りのアーチです。
明治維新後に建設され、当時は京都の景観を壊す、という反対意見もあったそうですが、今となってはこのミスマッチ具合そのものが歴史の一部となっています。
三門のあたりは赤く染まる紅葉でしたが、
この辺は緑と黄葉を楽しめます。
このすすけたレンガがお気に入り。
この水路閣に来た人は必ずこのアングルで撮影することでしょう。
水路閣の上を覗くとまだ琵琶湖疎水が流れています。
魚も泳いでました。
南禅院は水路閣だけ見て、最勝院に向かいます。
南禅寺 塔頭 最勝院高徳庵(穴場かも)
水路閣のさらに奥にあるから穴場なのでしょうか。
こんなに綺麗なのに、全然人がいませんでした。
最勝院の庭。
赤と黄色のグラデーションが素晴らしいです。
紅葉のトンネル。
この辺は人が少なくておススメです。
南禅寺 本坊 方丈庭園
最勝院を出た後は南禅寺に戻り、
国宝の『方丈庭園』を拝観しました。
拝観料は↑の通り。
南禅寺は細々と拝観料が掛かります。
入ってすぐのお部屋。
紅葉が見える部屋ではないですが、整然としていて気に入りました。
『瑞龍』と書かれています。
南禅寺の山号は『瑞龍山』だからですね。
方丈庭園と小方丈庭園(如心庭)
わたしの年齢ではまだ『枯山水』の良さがよく分からないです。
あと10歳ぐらい年を取ったら分かるのかも・・。
華厳庭・龍吟庭・六道庭
さらに奥に行き、華厳庭・龍吟庭の渡り廊下を歩きます。
この『華厳庭・龍吟庭の紅葉』がまた素晴らしかった…。
紅葉ってこんなに色合い豊かなのかと。
こうなるように人間が庭を設計したんでしょうね。
窓に映る紅葉。
廊下にも紅葉が落ちてます。
当然靴を脱いで上がるのですが、
11月下旬の京都は寒くて足も冷たかったです。
南禅寺本坊を堪能させてもらいました。
本坊を出て、境内を散策。
赤の絨毯が出来上がってました。
この時点で朝10時過ぎ。
結構人が増えてきてました。
南禅寺の紅葉を堪能しました。
時間が合えば、必ず立ち寄りたい紅葉の名所でした。
南禅寺 周辺の観光スポット
南禅寺周辺のスポットをご紹介します。
永観堂(禅林寺)
銀閣寺(慈照寺)
天授庵
朝の哲学の道
まとめ
南禅寺の紅葉の見所をご紹介しました。
さすがに京都でも有数の紅葉名所だけあって、油断したら何時間も滞在してしまうぐらい魅力のあるスポットでした。
秋の京都観光では『南禅寺』は外せないスポットであることは間違いありません。
塔頭の1つ「天授庵」にも行ってるのですが、写真多めなので、別で切り出して単独の記事にすることにしました。
本記事から複数回にわたって、秋の京都を特集していきますので、
是非また来てくださいませ。
京都 観光スポットまとめ
京都のおすすめ紅葉スポット
京都には数多くの紅葉スポットが存在します。
実際にわたしが足を運んだ紅葉スポットについて別の記事で紹介しているので、
京都紅葉巡りの参考にして頂ければと思います。