群馬県「四万温泉 積善館」に宿泊してきました!
積善館の本館と言えば、「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルの1つとも言われてますが、ライトアップされた積善館はまさの湯屋を彷彿させる美しさでした!
積善館の温泉、食事、宿泊したお部屋について、写真たっぷりでご紹介します。
群馬県 四万温泉 積善館 本館で宿泊!
積善館の宿泊料金
宿泊料金 11,550 円(消費税込)
予約時点の料金が↑の通り。
この料金に、食事をグレードアップしたり、ビールなど頼めばその分が加算されます。
それらを抜きにして、1万円未満で宿泊できるとは驚愕です。
宿泊料金は繁忙期や曜日、部屋の種類などで変動しますので、あくまで参考までに。
積善館の外観
積善館は本館・山荘・佳松亭の3つの建物に分かれていて、わたしが宿泊したのは日本最古の木像湯宿建築の「本館」です。
部屋から見おろした景色。
赤い橋が印象的ですね。
夜になるとすごいことになりますが、それはまた後で。
新型コロナの影響で、日帰り入浴や館内見学はあらかじめ予約が必要とのこと。
積善館のお部屋
こちらが宿泊した本館のお部屋。
広くはないですが2名まで宿泊可能とのこと。
バス・トイレはなし。
古い建物ですから、廊下を歩けばきしむ音が聞こえますし、隣の部屋の物音が聞こえてきますが、そんなこともひっくるめて日本最古の木像湯宿の宿泊体験の1つと考えましょう。
積善館の館内散策
本館の廊下は赤い絨毯の印象が強いです。
夜になるとちょっとした肝試しの気分。
本館から別館へはトンネルを通って移動です。
ちょっと怖い雰囲気です。
本館の階段。
合理的とは思えない構造にむしろ歴史を感じます。
玄関の照明器具
夜のライトアップされた積善館
積善館に宿泊する人は「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルの1つ、という情報から興味をもって訪れることが少なくないかと思います。
かくいう私もそのひとりで、積善館の魅力が最大になるのは夜のライトアップされた姿だと思います。
四万川に掛かる赤い橋の欄干も照らされとても美しい姿に。
いろんな位置から撮影。
積善館の温泉
本館・山荘・佳松亭それぞれに浴場があります。
一番有名なのは本館の「元禄の湯」ですね。
こちらが元禄の湯の入り口。
昭和5年建造の洋風モダンなお風呂です。
朝日が差し込み、目の前を流れる四万川の音を聞きながらのんびり入りました。
山荘にある家族風呂。
こちらは予約制ではなく、タイミングが悪いといつ行っても「使用中」になってます。入り口前で空くまで待ってた方が確実です。
山荘から更に山側にある「佳松亭」
真新しい綺麗な建物です。
こちらにある「杜の湯」は綺麗で広い大浴場です。
本館と山荘の浴場は、歴史ありますが洗い場が狭いので、お湯に浸かるのをメインにして、洗髪などは「佳松亭」の大浴場で済ますのが良いでしょう。
積善館のお食事(夕食・朝食)
積善館本館の大広間で食事となります。
自分で部屋まで持ち運んで食事することも可能です。
18:00~夕食。
宿泊代に2,500円追加して、「四季御膳」にグレードアップしてます。
前日の加仁湯に引き続き、この日もイワナさんが出てきました。
良い塩加減で美味しい。
翌朝7:30~朝食。
おかゆかご飯か選択します。
おかわりも自由です。
派手ではないけど、朝食として十分満足できる内容でした。
積善館 住所・電話番号・アクセス
電話番号 0279-64-2101
住所 〒377-0601 群馬県吾妻郡中之条町 四万甲4236
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共同浴場の「河原の湯」
四万川ダム・奥四万湖
四万温泉から車で10分ほどで行ける四万川ダム
エメラルドグリーン色のダム湖「奥四万湖」
カヌーに乗ってる人もいました。
ダム湖の反対側の風景。
この向こうに四万温泉があります。
晴れた日は四万川ダムまで足を延ばすと気持ち良い景色が見られます。
大泉の滝
四万川ダム近くの「大泉の滝」も清涼感のある癒しのスポットでした。
滝壺近くまで下りられます。
周りの緑もとても綺麗で癒されます。
四万の甌穴群
四万温泉街から車で5分ほどで「四万の甌穴群」があります。
岩盤のくぼみに石が入り、川の流れで円形状に出来た穴を「甌穴」(ポットホール)と言います。四万川が作り出した自然の地形で、群馬県の天然記念物に指定されています。
前日雨だったのもあり、水量も多く爽やかでした。
伊賀野のモミ
四万温泉を南下したところにある伊賀野のモミ。
わたしは巨木巡りが趣味なもので、旅に出る楽しみの1つです。
幹回りは6.7m、樹齢400年以上と推定されたモミの巨木
周りはコスモスやキバナコスモスが咲き誇り、蝶々やミツバチ、トンボなどいっぱい飛んでいました。