年間500万人もの参拝客が訪れる京都随一の人気観光スポット『清水寺』
秋には境内一帯が赤く色づき、『清水の舞台』からの情景はまさに絶景です。
『清水寺』の秋の特別拝観やライトアップ情報、見どころや紅葉の見頃時期、アクセス方法、拝観料や周辺の観光スポットなど、写真たっぷりでご紹介します!
見どころが密集している祇園・東山エリアを効率的に回りたい人向けに祇園・東山エリアのモデルコース案を考えてみました!モデルコース案の記事も合わせてどうぞ!
京都市東山区 『清水寺』
778年(宝亀9年)、奈良で修業を積んだ僧『賢心』(のちに延鎮上人)が音羽山麓に草庵を結び、のちに征夷大将軍『坂上田村麻呂』の寄進によって創建されています。山中から湧き出る名水にちなんで『清水寺』という名がつきました。
本堂の『清水の舞台』は絶景スポットとして知られ、秋には真っ赤に染まった約1000本のヤマモミジが眼下に広がります。また紅葉越しに京都市を一望することが出来ます。
清水寺 拝観時間・拝観料金・アクセス方法
名称 | 音羽山 清水寺 |
---|---|
住所 | 〒605-0862 京都府京都市東山区清水1丁目294 |
営業時間 | 6:00~18:00 |
拝観料金 | 大人400円 子供200円 |
清水寺へのアクセス方法
■JR京都駅
⇒ 市バス『206系統・東山通北大路バスターミナルゆき』『100系統清水寺祇園 銀閣寺ゆき』で『五条坂』下車、徒歩10分
■京阪電鉄「祇園四条」駅
⇒市バス『207系統・東福寺・九条車庫ゆき』で『清水道下車、徒歩10分
■阪急電鉄「河原町」駅
⇒市バス『207系統・東福寺・九条車庫ゆき』で『清水道下車、徒歩10分■京阪電鉄「七条」駅
⇒市バス『206系統・東山通北大路バスターミナルゆき』『100系統清水寺祇園 銀閣寺ゆき』で『五条坂』下車、徒歩10分
■京阪電鉄「清水五条」駅 下車 徒歩約25分
清水寺には駐車場がありません。付近にコインパーキングがありますが、競争は激しいですし、休日は観光バス専用の駐車場になっているなど、マイカーは停められない可能性が高いです。
人通りも多いので、マイカーで行くのは控えた方がベターです。タクシーか公共交通機関が無難です。
清水寺 地図
清水寺 例年の紅葉見頃の時期
例年の紅葉の見頃は11月中旬~12月初旬
清水寺 夜間特別拝観 紅葉ライトアップ情報
2022/11/18~2022/11/30
17:30~21:30(受付終了21:00)
拝観料は400円
清水寺 混雑状況とおすすめの時間帯
夜間特別拝観は19時台は大混雑必至!『本堂』よりも『阿弥陀堂』側の混雑っぷりは恐ろしいほどで、ゆっくり観るのは困難な状況になります。
20時半過ぎから閉門までは比較的人も少なくて、非常にストレスフリーな『清水寺』を堪能できる可能性が高いです。急ぎ足で拝観しなければなりませんが、まともに進めない時間帯よりはおすすめです。
『清水寺』の夜間特別拝観を、その日の計画のラストにして、20時過ぎ~閉門まで滞在することをおすすめします。
京都市東山区 清水寺 見どころ&体験記
ここからは、わたしが実際に『清水寺』に参拝したときの写真を交えながら、見どころをご紹介していきます。
夕暮れと夜の1日2回『清水寺』参拝したので、日中と夜の対比して頂ければと思います。
夕暮れ時の『三重塔』『経堂』『仁王門』
高さ31m 国内最大級の『三重塔』です。
重要文化財に指定されています。
鮮やかな極彩色で紅葉と相まって華やかな景色でした。
夕暮れどきに行ったので、写真上部の紅葉が影になっちゃってますが、
時間帯によっては全面綺麗な赤になるはず。
下から見上げたところ。
右手前は『経堂』です。
『経堂』も重要文化財に指定されています。
右手にあるのは清水寺の正門である『仁王門』です。
1467~1477年の『応仁の乱』で焼失しましたが、16世紀初めに再建。
2003年に解体修理されています。
『仁王門』も重要文化財に指定されています。
瑞求堂 胎内めぐり
『清水寺』には何度か来ていますが、初めて『胎内めぐり』を体験してきました。
100円とリーズナブルなのでお時間あれば是非。
こちらが拝観券。
胎内巡りは9:00~16:00までです。
完全な闇の中を、壁にある数珠を頼りに歩いて奥まで行くと、
うっすら灯りのある部屋にたどり着き瑞求菩薩の梵字を見て、
外に出てくるという流れです。
奥には『成就院庭園』があり春と秋に特別公開されています。
夕暮れ時の本堂『清水の舞台』
本堂の手前までは無料で行けます。
夜にもう一度来る予定だったので、日中は本堂を外から眺めるだけにしました。
左手が本堂です。
もう改修工事が始まっており、シートに覆われていました。
『錦雲渓』がすっかり赤く染まっています。
下の様子。
落ちたら死ぬでしょう。
ここからの眺めでも十分絶景。
夕暮れの『清水寺』はここまでで、別の紅葉スポットを巡って、夜に戻ってきます。
夜の『清水寺』『仁王門』
夜20時半頃に再び『清水寺』に戻ってきます。
灰か料金です。
大人400円、小中学生200円、幼児無料となっています。
遠くに『京都タワー』、空には『三日月』
夜の『三重塔』
夜の『三重塔』と『経堂』。
日中にほぼ同じアングルから写真を撮っていますが、
趣が異なってて良いですね。
夜の『本堂』清水の舞台
拝観受付をして本堂へ。
本堂ではお守りや御朱印を頂けます。
1633年再建の国宝『本堂舞台』です。
『清水の舞台』の南側の谷を『錦雲渓』と呼びます。
日中も絶景dしたが、夜間のライトアップも美しかった。
『本堂』改修工事の足場です。
木で足場が組まれているとは知りませんでした。
『阿弥陀堂』『奥の院』側から見た『清水の舞台』です。
『清水の舞台』が燃えているようです。
しばらく見とれてしまいました。
『錦雲渓』から見上げる『清水の舞台』と『音羽の瀧』
『錦雲渓』に降ります。
時間があれば『子安塔』にも行きたかったのですが、
閉門が迫っていたので諦めました。
『本堂』を見上げます。
『清水寺』の由来ともなった『音羽の瀧』です。
3筋に流れる清水を長い柄杓で汲みます。
『音羽の瀧』の裏側から見たところ。
閉門間近だと、こんなに人が少なくなります。
混んでる時間だと相当並ぶ羽目になります。
ライトアップされた『清水舞台』の足場は一見の価値ありです。
この階段を使えば、一気に『本堂』まで戻れますが、
心臓破りの階段なので、体力に自信のない方はやめた方が良いです。
それにしても紅葉のトンネルが美しい。
閉門迫ってきたので戻ります。
夜に見上げる『三重塔』
『三重塔』を見上げる位置にある池なのですが、
鏡のようになっていました。
この光景は実際に『清水寺』に足を運んで体験して頂きたいです。
『清水寺』夜間特別参拝をこれでもかと堪能させて頂きました。
夜の『清水寺』参道
閉門時刻を過ぎると、ここまで寂しい道になります。
激混みの参道しか知らない人からすればレアな光景だと思います。
京都 『祇園・東山エリア』観光名所巡りモデルコース
祇園・東山エリアの観光名所を巡る人に向けてモデルコースをご提案しています。
良かったら参考にしてください。
清水寺 周辺の観光スポット
清水寺周辺のスポットをご紹介します。
高台寺
圓徳院
八坂神社
円山公園
青蓮院門跡
将軍塚青龍殿
清水寺
東山散策(八坂の塔など)
まとめ
京都随一の人気スポット『清水寺』の紅葉、夜間特別拝観の様子をご紹介しました。
『清水寺』の人混みを少しでも避けられるよう、遅めの拝観をおすすめしています。
是非、人の流れと異なる計画を立てて、『清水寺』の紅葉を堪能して頂ければと思います。
京都 観光スポットまとめ
京都のおすすめ紅葉スポット
京都には数多くの紅葉スポットが存在します。
実際にわたしが足を運んだ紅葉スポットについて別の記事で紹介しているので、
京都紅葉巡りの参考にして頂ければと思います。