京都 東山エリア 『高台寺』の秋の見どころを紹介します!
- 京都 高台寺の特別拝観の情報
- 秋の高台寺の体験談を写真たっぷりでお見せしてます
- 高台寺の紅葉の見頃時期や混雑具合
- 東山エリアのほかの観光名所
といった内容を紹介しています。
さらに詳しく知りたい!という方は、各スポットの体験談へのリンクから進んでください。
是非、最後までご覧ください。
見どころが密集している祇園・東山エリアを効率的に回りたい人向けに祇園・東山エリアのモデルコース案を考えてみました!モデルコース案の記事も合わせてどうぞ!
京都市東山区 『高台寺』
京都市東山区にある臨済宗建仁寺派の寺院『高台寺』は、慶長11年(1606年)豊臣秀吉の菩提を弔うため、秀吉の正室『北政所ねね』によって創建されました。
秀吉の死から数年が経ち、秀頼と千姫の婚儀を契機に、『北政所ねね』が『落飾』した際、朝廷から賜った院号が『高台院』で、『高台寺』の由来となっています。
『落飾』とは・・一般人が仏門に入ることを『出家』と言いますが、身分の高い人が仏門に入ること、特に女性の場合を『落飾』(らくしょく)と言います。
高台寺の池泉式回遊庭園は、安土桃山~江戸時代の大名であり建築家でもあった『小堀遠州』が作ったと言われており、中心の『臥龍池』に映り込む紅葉と、方丈庭園『波心庭』のライトアップが見どころです。
高台寺 営業時間・拝観料金・アクセス方法
名称 | 高台寺 |
---|---|
住所 | 〒605-0825 京都府京都市東山区下河原町526 |
営業時間 | 9:00~17:00(17:30 閉門) 無休 ※秋の特別拝観の詳細は後半に記載 |
拝観料金 | 大人600円 中高生250円 小学生無料 高台寺・圓徳院の共通割引拝観券 900円 ※掌美術館含む 団体(30名以上)割引あり |
■アクセス方法
市バス 東山安井下車 徒歩約7分
京阪電車 祇園四条駅下車 徒歩約15分
阪急電車 河原町駅下車 徒歩約20分
高台寺には100台収容可能な駐車場があります。
最初の1時間 600円
以後30分毎 300円
23:00~翌7:00 1時間 100円
高台寺・圓徳院を拝観された場合、1時間無料券発行。
高台寺賑店で3000円以上お買上げの場合。1時間無料券発行。
拝観受付またはレジに駐車券をお持ちください。
ただし、紅葉シーズンはすぐに満車になってしまうので、
遅い時間に行くなら公共交通機関で行くほうが無難です。
駐車場を事前に予約するサービスがあるので利用するという方法もあります。
これで事前に予約しておけば安心です。
■タイムズのBで周辺の駐車場を探す
■akippa(あきっぱ!)で周辺の駐車場を探す
■軒先パーキングで周辺の駐車場を探す
高台寺 地図
高台寺 例年の紅葉見頃
例年の紅葉の見頃は11月下旬~12月上旬
高台寺 秋の夜間特別拝観 紅葉ライトアップ情報
2022年の夜間特別拝観の日程は以下の通りです。
2022/10/21~12/11
17:00点灯~21:30受付終了
拝観料は600円となっています。
昼夜入れ替え制ではないので、暗くなる前からライトアップが始まるまで滞在することも可能です。
2022年のテーマは「 -すべての人にねね様のやさしさを― 追憶の光 」
立体感のある音響と映像にイルミネーションを組み合わせた3D体験が楽しめるそうです!
高台寺 混雑状況とおすすめの時間帯
日中拝観は、午前中の早めの時間帯がおすすめです。10時を過ぎれば「ねねの道」含めて混雑が始まりますので、9時台には高台寺に着きたいところ。
夜間拝観では、19時ごろに行ったときは入場待ちの長蛇の列に並ぶ羽目に遭ったので、高台寺に行くなら少しでも混雑を回避できるように時間帯をずらすことをお勧めします。
- 昼夜入れ替え制ではないので日没前からライトアップまで粘る
- 20:30~22:00の閉門まで
本記事の後半でわたしが実際に『高台寺』に行ったときの様子を載せているので参考になさってください。
高台寺 秋の特別拝観 見どころ&体験記★★★
『高台寺』の全景です。
中央右側が『高台寺』で、
左側の太い道が『ねねの道』。
『ねねの道』の両側には
- 圓徳院
- 春光院
- 月真院
といった『塔頭』が配置されています。
日中の『台所坂』
『高台寺』と『ねねの道』を結ぶ緩やかな坂のことを『台所坂』と言います。
紅葉の時期、この『台所坂』は紅葉のトンネルのようになります。
この辺は拝観料は不要です。
是非、秋の散策で通ってみてください。
日中は『高台寺』の前を通り過ぎただけで、
夜間に拝観しました。
『高台寺』の夜間特別拝観
別の記事でご紹介していますが、『八坂神社』や『青蓮院門跡』の夜間特別拝観に行き、夜の『清水寺』に行く途中に『高台寺』に立ち寄りました。
19時過ぎに到着したところ、長蛇の列が出来ていて諦めようかと思ったぐらい。
せっかく来たから並ぶことにし、遠くの『京都タワー』を眺めつつ、30分ほど並んで中に入ることが出来ました。
こちらが拝観料金になります。
近くの塔頭『圓徳院』も行くことにしたので共通券900円を購入。
石灯籠には豊臣秀吉が用いた家紋『桐紋』があしらわれていました。
趣のある茅葺きの茶室『湖月庵』です。
紅葉見頃と言って良いぐらいでした。
池泉式回遊庭園 臥龍池の紅葉
『臥龍池』を中心とした庭園に向かうと、すっごい人だかり。
19時台だったので、まだまだ人間が活発に活動する時間帯でしたから仕方がありません。
月が綺麗な夜でした。
『臥龍池』に映り込む紅葉は大変美しいものでした。
誰かのスマホ越しの『臥龍池』
一人ぐらい池に落ちるんじゃないか?ってぐらい混雑していました。
『高台寺』の人気っぷりを舐めていました。
人混みはうんざりしますが、それでも見る価値がある光景です。
開山堂と臥龍廊
奥のお堂が『開山堂』
仏殿や方丈など火災で焼失していますが、創建当初から残る数少ない建築物です。
重要文化財に指定されています。
ちゃんとした写真が残っていないのですが・・・
奥に見える屋根付きの通路が『開山堂』と『霊屋』を結ぶ『臥龍廊』です。
『臥龍廊』を上っていくと『霊屋』(おたまや)という重要文化財に指定されたお堂があり、さらに進むと竹林が出てきます。
竹林に感動してしまい、『霊屋』がどんなものだったか覚えていないという・・・
『霊屋』は『北政所ねね』が葬られています。
途中、『時雨亭』『傘庭』といった茶室が置かれています。
この写真は『時雨亭」で二階建ての珍しい茶室です。
青蓮院の竹林も素晴らしかったですが、高台寺の竹林も良かった。
竜の頭が置かれていてびっくり。
かつて『波心庭』で『龍の庭』というイベントで使用されたそうです。
龍の頭と竹林
『天満宮』です。すぐそばで御朱印を頂ける場所もあります。
19時15分ごろに入場して、出てきたのが20時過ぎ。
人混みを避けるようにパパッと移動してしまいましたが、
十分堪能できたかと考えています。
夜の『台所坂』
塔頭『圓徳院』に向かうため、再び『台所坂』を下ります。
日中の紅葉トンネルも美しかったですが夜もまた格別です。ここも是非堪能頂きたいポイントです。
京都 『祇園・東山エリア』観光名所巡りモデルコース
祇園・東山エリアの観光名所を巡る人に向けてモデルコースをご提案しています。
良かったら参考にしてください。
高台寺 周辺の観光スポット
高台寺周辺のスポットをご紹介します。
清水寺
東山散策(八坂の塔など)
建仁寺
青蓮院門跡
将軍塚青龍殿
円山公園
霊山観音
高台寺の隣にある『霊山観音』
昭和30年建立で、高さ24mもあるので高台寺に来た人は必ず目にすると思います。
まとめ
東山の人気スポット『高台寺』の夜間特別拝観とプロジェクションマッピングなど見どころをご紹介しました。
人混みは覚悟しなければなりませんが、他の人気紅葉スポットと同様に閉門間際に行けば、人も少なくなるはずです。
鏡面のような『臥龍池』に映る紅葉の美しい様を是非鑑賞しにいって頂きたいです。
京都 観光スポットまとめ
京都のおすすめ紅葉スポット
京都には数多くの紅葉スポットが存在します。
実際にわたしが足を運んだ紅葉スポットについて別の記事で紹介しているので、
京都紅葉巡りの参考にして頂ければと思います。
京都 エリア別 観光モデルコース
観光名所が密集している京都。
エリア別に効率よく観光できるように、おすすめの観光スポットや想定所要時間をまとめたモデルコース案を作ってみました。
紅葉シーズンを想定したモデルコースなので、通常期は公開していない場所も含まれていますが、その他のシーズンでも多少アレンジして活用できると思います。
各リンクからエリア別のモデルコース案の詳細に進んでご確認ください。
なお、エリア別のモデルコースは今後も随時追加予定なので、「お気に入り」に追加してもらえると便利です。
嵐山エリアの観光モデルコース
祇園・東山エリアの観光モデルコース
大原エリアの観光モデルモース
高雄エリアの観光モデルコース
エリア別のモデルコースは今後も随時追加予定です!