青のライトアップが美しい、人気の紅葉スポット『青蓮院門跡』の春と秋の見どころを紹介します!
- 京都 青蓮院門跡の春・秋の特別拝観の情報
- 秋の青蓮院門跡 特別拝観の体験談を写真たっぷりでお見せしてます
- 青蓮院門跡の桜・紅葉の見頃時期や混雑具合
- 東山エリアの周辺観光スポットの紹介
といった内容を紹介しています。
さらに詳しく知りたい!という方は、各スポットの体験談へのリンクから進んでください。
是非、最後までご覧ください。
見どころが密集している祇園・東山エリアを効率的に回りたい人向けに祇園・東山エリアのモデルコース案を考えてみました!モデルコース案の記事も合わせてどうぞ!
京都市東山区 青蓮院門跡
『青蓮院門跡』は京都市東山区粟田口にある天台宗の寺院で、平安時代から代々皇族が住職を務めてきた格式高いお寺です。
『門跡』というのは皇族や公家が住職を務める寺院のことで、
- 青蓮院門跡
- 三千院門跡
- 妙法院門跡
の3つを『天台山門跡』と呼びます。
皇室に縁のあることから、どこかに『菊の御紋』があるはずなので探してみてください。
日本三不動の1つ 国宝『青不動』がある寺院としても知られています。
御本尊の『熾盛光如来』(しじょうこうにょらい)は『光の化身』『光そのもの』なんだそうです。
『光』と繋がりが深いだかり、夜間特別拝観では、大小1,000個を超える照明器具でライトアップするなど気合いが入っているんですね。
池泉回遊式庭園の『相阿弥の庭』は京都屈指の美しい庭園と言われています。
青蓮院門跡 営業時間・拝観料金・アクセス方法
名称 | 天台宗 青蓮院門跡 |
---|---|
住所 | 〒605-0035 京都府京都市東山区粟田口三条坊町69-1 |
営業時間 | 9:00~17:00(16:30受付終了) |
拝観料金 | 大人500円 中高生400円 小学生200円 |
■アクセス方法
京都市営バス5・46・100系統 「神宮道」下車 徒歩3分
地下鉄東西線 「東山駅」下車 徒歩5分
円山公園から徒歩10分 知恩院北隣
青蓮院門跡 地図
青蓮院門跡 例年の紅葉見頃
例年の紅葉の見頃は11月下旬~12月上旬
青蓮院門跡 夜間特別拝観 紅葉ライトアップ情報
2022年秋~2024年秋まで一部建物の屋根の葺き替え工事のため夜間特別拝観は開催されません。
2020/10/30(金)~12/6(日)
18:00~22:00(21:30受付終了)
大人800円 小中高生400円
※昼夜入れ替え制です。
青蓮院門跡 混雑状況とおすすめの時間帯
夜間特別拝観の開門前は並びましたし、その後も行列は伸びていました。
青蓮院門跡に行くなら少しでも混雑を回避できる時間帯を狙うことをおススメします
- 19:30~21:30の受付終了まで(遅ければ遅いほど空いてます)
本記事の後半でわたしが実際に『青蓮院門跡』に行ったときの様子を載せているので参考になさってください。
青蓮院門跡 見どころ & 体験記
夜間特別拝観は18:00からなので、17時50分ぐらいに青蓮院門跡に到着。
開門待ちの行列が出来ていました。
青蓮院のクスノキ
開門待ちの行列に並んでいると、塀沿いにある立派なクスノキに目を引かれてしまいました。
青蓮院には京都市天然記念物に指定されている立派な『クスノキ』が5本あります。
浄土真宗の宗祖『親鸞聖人』が9歳のとき、『青蓮院』で得度しており、その『親鸞』が手植えしたクスノキと伝えられています。
ちなみに『得度』というのは『出家の儀式』のことです。
ライトアップでさらに迫力のある様子でした。
私は大きな木が好きで、全国各地の巨木巡りをしています。
巨木だけの記事も書いていますので、興味ある方は合わせて読んでみてください。
非常に悲しいことですが、大クスノキの樹勢が衰えてしまい、2018年春に新芽の出ない大枝を切り落としたそうです。
どうやら、中国から飛来した『カメムシの一種』がクスノキの大敵で、枯らす原因になったのではないかと言われています。
青蓮院に入場
門の奥には既に青いライトがまぶしいです。
門の提灯の両側に『菊の御紋』がありますね。
18時の開門と同時に中に入れました。
後からどんどん人が増えてたようなので、18時前には到着しておくことをおすすめします。
『宸殿』前のライトアップ
宸殿(しんでん)という青蓮院で一番大きな建物の庭が青く照らされていました。
縁側からしばらく眺めたのですが、この角度からだとイマイチな感じだったかな。
明滅するだけのライトアップに、若干物足りなさを感じました。
BGMも無かったので余計寂しい感じ。
宸殿から先に進んで、青蓮院内を回った出口に向かう途中で、再びこの庭に出てきます。
宸殿内部から見たときより、横から見たときの方がずっと綺麗でした。
この青のライトが輝く瞬間を狙って写真を撮りました。
奥の建物が『宸殿』です。
人が立っているのが見えると思います。
この角度から見ると綺麗でした。
庭には2本の木が植えられていて、手前の木が『左近の桜』、奥の木が『右近の橘』と言います。
春のライトアップなら桜を楽しめそうですね。
庭の反対側まで進んだところから見た様子です。
分かりにくくて申し訳ないですが、奥に小さなお堂があるんです。
小さいですがこれが青蓮院の『本堂』です。
ちょっと分かりにくいですが、上空にうっすらと『光の筋』が見えると思います。
こっちの写真の方が光の筋が分かりやすいかな?
これは『清水寺』の仁王門と三重塔の写真です。
上空を斜めに走る光の筋が、青蓮院からも見えていたんです。
小御所
天明8年(1788年)に京都で発生した『天明の大火』という京都史上最大の大火災によって、京都御所まで焼失してしまったんですって。
その際、『後櫻町上皇』がここを『仮御所』として住まわれましたため、『青蓮院』は『粟田御所』とも呼ばれています。
相阿弥の庭
室町時代の絵師『相阿弥』(そうあみ)が作ったと伝えられる庭です。
ライトアップが綺麗なのですが、庭の全景を確認するのは難しい暗さでした。 これが『龍心池』
『池』を中心に周囲を回遊する庭園のことを『池泉回遊式庭園』といいます。
奥にあるのは『小御所』です。
まだ緑の葉もあって、紅葉のピークはもう少し後だったかもしれませんね。
日吉神社と竹林
『相阿弥の庭』を散歩していると、小高い丘の上に日吉神社があって、周囲は竹林で囲われています。
ここの竹林が大変見事なもので、首が痛くなるぐらいずっと上を向いてましたね。
ここは是非散策してもらいたいおすすめの竹林です。
丘の上から『相阿弥の庭』を眺めます。
眼下の建物は多分『華頂殿』
クスノキばかりに目を奪われていたので、
写真が見切れちゃってますが、左手にあるのが『長屋門』です。
18時に入場して、出てきたのが18時45分ごろでした。
日中ならもう少しゆっくり観たくなると思いますが、
夜間だとライトアップされていない場所は通り過ぎちゃいます。
次回は日中に来たいと思います。
京都 『祇園・東山エリア』観光名所巡りモデルコース
祇園・東山エリアの観光名所を巡る人に向けてモデルコースをご提案しています。
良かったら参考にしてください。
青蓮院門跡 周辺の観光スポット
青蓮院門跡周辺の観光スポットをご紹介します。
清水寺
東山散策(八坂の塔など)
高台寺
圓徳院
八坂神社
将軍塚青龍殿
円山公園
知恩院
青蓮院門跡のすぐそばにある『知恩院』も有名ですね。
次の目的地があったので、国宝の『三門』だけ見ました。
ここもいつかじっくり参拝したいと考えています。
まとめ
『青蓮院門跡』の紅葉やライトアップをご紹介しました。
最初、青のライトアップを見たときは「大したことないな」と思いましたが、
庭園を回り、竹林を練り歩き、最後に再び青のライトアップを見たときは、
「やっぱり良いじゃないか!」って評価を改めました。
18時開門と同時に入れるように、前もって到着すれば
ストリスを感じることなく回れますので、計画的に京都紅葉巡りをしてください。
京都 観光スポットまとめ
京都のおすすめ紅葉スポット
京都には数多くの紅葉スポットが存在します。
実際にわたしが足を運んだ紅葉スポットについて別の記事で紹介しているので、
京都紅葉巡りの参考にして頂ければと思います。