車中泊しながら日本全国を旅する筆者が、北海道は厚岸(あっけし)周辺エリアで行って良かった観光スポット、イマイチだったスポットも含めて、写真たっぷりめのコメント付きで紹介しています。
厚岸周辺エリア 観光スポットマップ
本記事で紹介しているおススメ観光スポットマップです。まだまだ探索不足ですが、これからも旅行するたびに随時追加していく予定です。
各アイコンをクリックすると、Googleマップでのルート検索が可能なので良ければご活用ください。
霧多布湿原
まず紹介するのは厚岸郡浜中町にある「霧多布湿原」
釧路市と根室市のちょうど中間あたり、太平洋に面する湿原で面積は3168ヘクタールで国内では5番目の広さ。
厚岸道立自然公園に含まれています。6~9月にはさまざまな花が咲く「花の湿原」とも言われています。
わたしが行ったのは5月上旬
まったく花の無い寒々しい景色でしたが、これもまた湿原の飾らない姿の1つだと思ってシャッターを切り続けました。
霧多布湿原の周辺地図
霧多布湿原センター(赤丸の現在地)に貼られていた周辺地図。
湿原を横断する道路「MGロード」で太平洋側に出て、西に向かうと「霧多布湿原トラスト」があり、湿原内を散策する木道があります。更に西へ行けば「琵琶瀬展望台」で霧多布湿原を高台から見下ろす絶景を楽しめる。
霧多布湿原センター
霧多布湿原を見下ろす建てられた「霧多布湿原センター」
中に入るとオオワシやシマフクロウなど霧多布湿原で見られるバードカービング(鳥の彫刻)が数多く展示。
野鳥の目撃情報も随時更新されています。
二階には丹頂鶴の親子の彫刻もありました
2階に展望テラスや、ホッキカレーやスイーツが楽しめる「きりたっぷカフェ」が併設。
センターから見た霧多布湿原
まだまだ春が始まったばかりという景観。
麓にはヤチボウズ木道が整備されています。事前予約が必要ですが、ガイドさんによる湿原エコツアーも開催されています。
霧多布湿原 MGロード
霧多布湿原センターから琵琶瀬展望台に向かう途中、湿原を横断するMGロード沿いの駐車場に車を停めて湿原沿いを少し散歩。
MGロードの「MG」は「Marshy Grassland 」(湿原)の略で、MGロードを和訳すれば「湿原の道」になります。
霧多布湿原の一部エリアは、「霧多布泥炭形成植物群落」として国の天然記念物に指定されています。
平成5年にはラムサール条約登録湿原池に認定。
寿磯橋から見る琵琶瀬川。
荒涼とした風景ですが、あと1、2か月もすれば、鮮やかな緑と花の咲く光景に様変わりします。
霧多布湿原ナショナルトラスト
MGロードを通って太平洋に出て、西へ向かうとあるのが「霧多布湿原ナショナルトラスト」
霧多布湿原ナショナルトラスト 仲の浜木道
湿原を散策する仲の浜木道、琵琶瀬木道が整備されています。
初夏には一面「エゾカンゾウ」の黄色い景色に様変わり。湿原だけで300種類もの花が咲くのだそう。
道路沿いに900m続く「仲の浜木道」
霧多布湿原ナショナルトラスト 琵琶瀬木道
ナショナルトラストを出てすぐ、湿原の中へつながる琵琶瀬木道へ。
湿原の中にある琵琶瀬木道テラスまで500mの道のり。
途中、振り返ると建物がまばら。
さすが北海道です。
途中、ウッドチップが敷かれた道になり、「一番川」望むテラスが終点です。
ナショナルトラストの展望テラスから見下ろす琵琶瀬木道。
7月頃にまた来たい。
やちぼうずCafe で小松牛乳
木道散策後は、霧多布湿原ナショナルトラスト内のやちぼうずCafeに立ち寄りました。
提供メニューや価格は訪問当時のものです。現在は異なる可能性ありますがご了承願います。
後述してる道の駅「厚岸グルメパーク」の厚岸味覚ターミナル コンキリエで牡蠣を食べる予定だったので、スイーツは我慢。地元の「小松牛乳」のみ頂きました。
やはり北海道で飲む牛乳は濃厚で甘くて本州のものとは一味違います。
霧多布湿原 琵琶瀬展望台
霧多布湿原ナショナルトラストを出た後は、琵琶瀬展望台へ。
展望台からは360°絶景が広がります。
湿原を縦横に走る「一番川」
川沿いギリギリまで住宅が建ち並んでいるのが釧路湿原と違うところ。
湿原だから地盤緩そうな気がしますがどうなんでしょう。
振り向けば太平洋。
遠くに見える奇岩「窓岩」
平成6年の東方沖地震で天井部分が崩れていってしまいました。
霧多布湿原のマジックアワー
霧多布湿原には夕暮れ時にも訪れたことがあります。
だだっ広い霧多布湿原に沈む夕陽と湿原を流れる「一番川」
とても印象的な景色でした。
いずれ花咲く季節に再訪したら情報更新したいと思います。
道の駅 厚岸グルメパーク 厚岸味覚ターミナル コンキリエ
厚岸に来た目的の1つが、厚岸の牡蠣。
霧多布湿原を散策した後、道の駅「厚岸グルメパーク」に来ました。
道の駅の食事施設「厚岸味覚ターミナル コンキリエ」へ。
牡蠣の貝殻をイメージして造られた施設なんですって。
厚岸のゆるキャラ オーイ★スターくん。
北海道じゃらんの道の駅満足度ランキングの飲食部門を7連覇。
道の駅内には食事処が複数あります。
道の駅の展望室から見た厚岸町の街並み。
奥の赤い橋が長さ456.5mの「厚岸大橋」、その奥が「厚岸湖」
水族館プティ
道の駅厚岸グルメパーク内の小さな水族館「プティ」
中には「厚岸カキ」の概要、養殖の状況についての説明も。
厚岸湖,厚岸湾に生息する魚・貝類が展示されています。
厚岸味覚ターミナル コンキリエのグルメスポット
オイスターカフェ
1階にあるカフェ。
蒸し牡蠣や「オイスターモカ」なるオリジナルカップソフトを提供。
レストラン エスカル
カキフライ、かきぶた合戦丼、牡蠣のパスタなど、和洋のメニューが並ぶレストラン。
オイスターバールピトレスク
生牡蠣三点ウイスキーセットなる大人なメニューを提供
個人的に惹かれるのは「カキの焼きカレー」
炭焼 炙屋
店舗前にカキや肉など、自分で選び取って、店内で炭火で頂く。
今回入店したのはココ!細かくはこの後紹介してます。
各店の営業時間・メニュー・料金は道の駅厚岸グルメパークリエの公式をご確認ください
炭焼 炙屋
厚岸味覚ターミナル コンキリエの2階にある「炭焼 炙屋」さんで食事を頂くことにしました。
こちら店舗入り口。
中には横長の向かい合わせの座席が数列並び、それぞれ席に七輪が置かれているので、セルフでバーベキューで頂く形式。
炙屋さんに入店する前に、隣接する「魚介市場」で好きな食品を選んで購入します。
厚岸産の牡蠣やあさりなどこれでもかと並べられています。
魚介だけでなく、もちろんお肉や野菜も購入できます。
ジンギスカン用のお肉もありました。
トレイに好きな食材を取って、購入して、いざ炙屋へ。
個別に選ばなくても、バケツで買うことも可能。(数量限定、期間限定)
メニューや料金は訪問当時のものですので、現在は異なる可能性あります。最新情報は、は道の駅厚岸グルメパークリエの公式をご確認ください
入店後、席にご案内。
「厚岸」(あっけし)の名前の由来は、アイヌ語で「牡蠣の沢山とれる所」を意味する「アッケケシ」だといわれるほど、牡蠣とは切っても切れない土地柄。
牡蠣が焼きあがるのを待つ間、きっとニヤニヤしてたと思います。
アツアツの牡蠣を頂く幸せを噛み締め、厚岸の旅の締めくくりとしました。
年中美味しい厚岸の牡蠣ですが、とりわけ美味しいのは冬の12月~2月頃とのこと。真冬の北海道もいずれ旅しなければ。
花咲く季節か、牡蠣が最も美味しい季節か・・悩みますね。
厚岸周辺エリア 観光スポットまとめ
北海道 厚岸周辺エリア近郊のおすすめ観光スポットをご紹介しました!
また訪れたら、随時スポット追加していきます。
改めて観光マップを掲載します。
今後の旅行の参考にして頂ければと思います。
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