北海道は帯広市 周辺エリアで行って良かった観光スポット、イマイチだったスポットも含めて、写真たっぷりめのコメント付きで紹介しています。
帯広市 周辺エリア 観光スポットマップ
本記事で紹介しているおススメ観光スポットマップです。まだまだ探索不足ですが、これからも旅行するたびに随時追加していく予定です。
各アイコンをクリックすると、Googleマップでのルート検索が可能なので良ければご活用ください。
帯広へのアクセス
十勝平野の中心ある帯広市。
最寄りの空港は帯広市内にある「とかち帯広空港」で羽田空港からも直通便が1日7往復出ています。
札幌から車でアクセスするなら「道東自動車道」で3時間。千歳~帯広間は2時間15分。
東に進めば太平洋、西には「日高山脈」が襟裳岬まで連なる。
わたしが訪問した5月上旬は山々に残雪残る季節でした。
帯広競馬場 ばんえい競馬
帯広を訪れた最大の目的地は「ばんえい十勝」が開催される帯広競馬場
世界で唯一「ばんえい競馬」を開催しています。
ばんえい競馬とは…
「ばんえい競馬」とは、500kg以上の重りを載せた鉄ソリを巨大な馬に引かせ、全長200メートルの直線コースで走り抜けるスピードを競うレースのことです。
スピードだけでなく、コースの途中にある2か所の坂を駆け上るパワー勝負も見どころ。
普通の競馬と同じく、馬券を購入することも出来ますし、入場料100円でレースを見るだけも可能です。
ばんえい競馬の開催情報
例年4月下旬~3月下旬まで、毎週土・日・月と開催。(週によっては変動します)
午後14時頃から第1レースが行われ、最終レースは19時~20時頃までナイターも行われています。(最終レースは季節によって時間が変わります)
帯広競馬場 ばんえい十勝 駐車場
帯広競馬場の駐車場は750台駐車可能。ばんえい競馬の開催日は、帯広厚生病院の駐車場も最大6時間無料で利用可能となっています。
帯広競馬場に到着したのは5月上旬の日曜日 夕方16時頃。
競馬場に近いところは埋まっていましたが、少し離れればスカスカでした。
ばんえい十勝 場内MAP
こちらが場内マップ。
右下に駐車場。
隣の「とかちむら」では、十勝名物の豚丼やラーメンなど食事の提供やお土産を取り扱っています。
「ふれあい動物園」では、馬やポニー、うさぎなどと触れ合えます。
ばんえい十勝 スタンド
こちらがスタンド。
日曜夕方でこんなに人がいないのかと驚かされました
スタンドから見たコース。
コース手前の広場は「エキサイティングゾーン」
コースにある坂は2つ目の障害で、ドラマが起きる場所です。
ばんえい十勝 パドック
コース左手にある「パドック」で、馬の状態を確認します。
わたしは馬券買ってなかったので、馬って可愛いなって目で見てました。
目の前に来るとあまりのデカさにビビります。
ばんえい競馬で走るのは、明治の北海道開拓期にも活躍した農耕馬「ばん場」
体重は800kg~1t越えでサラブレッドの2倍ほど。
足の太さがサラブレッドと比較になりません。
ばんえい競馬 レース
パドックからゲートへ向かうところ。
10頭立てのレース
いよいよスタート!
障害まではあまり差はつきません。
第二障害の大きな坂で、ばん馬の力強さを実感できます。
第二障害のあたりでは、観覧の子供たちが「がんばれー!がんばれー!」と大声で声援を送っていました。ヒーローショーみたいな雰囲気です。
坂を上り切れずに諦めてしまう馬もいます。
子供たちが悲しそうな声を上げていたり、なかなかドラマチックなレースでした。
レース終了後は、次のレースに向けてコース整備が行われます。
ナイターも楽しそうですね。
「とかちむら」で食事をしてお土産買って、「ふれあい動物園」で癒され、合間にレース観戦して、夜まで長い時間過ごせます。
帯広市 グルメ
元祖豚丼のぱんちょう
道東を旅行してると「豚丼」を提供している店が多くあります。
甘辛いたれで焼いた豚肉を載せた丼で、牛丼チェーンにある「豚丼」とは全く異なるもの。
その「豚丼」のルーツは、帯広市にある「元祖豚丼のぱんちょう」さんだそうです。
店構えは大きくなく、昼時には長蛇の列が出来るのだとか。
初めて帯広で豚丼を食べるならまずは元祖の「ぱんちょう」さんからがおすすめ。
豚丼と味噌汁だけのシンプルなメニュー。
訪問当時の料金ですが、わたしが頼んだのは「梅」1,100円と、なめこ汁 200円
一番大盛りなのが「華」で、梅がその次、「松」が最小です。松竹梅ではなく、梅竹松という順番なので間違えないように。
梅の豚丼
丼にフタされた状態ですが、肉があふれています。
フタを取って豚丼とご対面。肉は大きめで一口では大きいくらい。
炭の香ばしい香りとタレの匂いが食欲をそそります。食い応えのある柔らかい豚肉であっという間に食べきってしまいました。
十勝豚丼 いっぴん 帯広本店
「ぱんちょう」とは別日に行った「十勝豚丼 いっぴん帯広本店」さん
夜20時過ぎに訪問。混雑していませんでした。
こちらがメニュー。訪問当時の内容・料金で、いまは違うかも。ご了承願います。
豚丼のみですが、サイズがいくつもあります。
サイズについてはこちらを参考に。
十勝の豚丼の成り立ちについての解説。
白髪ねぎがのった豚丼。
炭の香ばしいかおりが強く、タレはけっこう甘め。なかなか美味しかったです。
幸福交通公園 恋人の聖地「幸福駅」
次に紹介するのは「幸福交通公園」
1987年に広尾線の廃線に伴い廃駅となった「幸福駅」ですが、2つ隣の駅「愛国駅」と合わせてテレビで取り上げられたことをきっかけに、「愛国から幸福ゆき」という切符が人気となったり、「愛の国から幸福へ」という歌まで作られたりと、廃線後も観光地として整備されています。
レールが残っていて、キハ22が2両、モーターカー1両展示されています。
プラットフォームもそのまま残っています。
ホームに上がってみた公園の景色。
遠くには残雪の日高山脈の山々。
宙に浮いてるみたい。
ゴールデンウィーク時期に行ったので、そこそこ観光客もいました。
1両は運行当時の姿のまま残されています。
もう1両は改装され、休憩スペースとなっていました。
窓の上には、ここで挙式を上げた人たちの写真が並んでいます。
訪問客がコメントを書き連ねる幸福ノート。
中には幸せになりたい人たちの切実なコメントが書かれています。
旅館や観光地によくある旅のノートよりも内容が濃い目でした。
こちらが「幸福駅」
もともとは「幸震」と呼ばれていた地域でしたが、この辺は福井県からの入植者が多く、頭1文字を取って「幸福」と呼ばれるようになり、縁起の良い名前なのでそのまま駅名になったのが由来とのこと。
2008年に「恋人の聖地」に選定され、帯広の定番人気スポットとなっています。
当時の駅名標。
「たいしょう」(大正)駅の次が「あいこく」(愛国)駅でした。
かつての幸福駅。
幸福駅に所狭しと貼られているのは、「愛国から幸福ゆき」の切符
駅舎に入るともっと強烈。
願いが書かれた切符や絵馬が壁じゅうびっしりと、そして天井からもピンク色のコウモリのようにぶら下がっています。
想いの方向性は逆だけど「藁人形」がいっぱいあるのと大差ないような。
訪れた人々の「幸せになりたい」という強い思いが、この狭い駅舎に、我先にと競うようにびっしりと貼られていて、個人的には恐ろしい場所だなと思ってしまいました(;^_^A
愛国駅にも行く予定だったのですが似たようなもんだろうし、この雰囲気に胸焼けした気分になって、愛国駅はやめときました。次回十勝に行ったら行ってみようかなと思います。
帯広市 周辺エリア 観光スポットまとめ
北海道 帯広市周辺エリア近郊のおすすめ観光スポットをご紹介しました!
また訪れたら、随時スポット追加していきます。
改めて観光マップを掲載します。
今後の旅行の参考にして頂ければと思います。
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