車中泊しながら日本全国を旅する筆者が、北海道は夕張市周辺エリアで行って良かった観光スポット、イマイチだったスポットも含めて、絶景・歴史・グルメ・巨木、車中泊スポットなどなどカテゴリ別に写真たっぷり、一言コメント付きで紹介しています。
他にもメディアで取り上げられそうにない、マニアック過ぎるスポットも載せているので、旅の参考にして頂ければうれしいです!
夕張市周辺エリア 観光スポットマップ
本記事で紹介している、わたしの趣味嗜好に偏ったおススメ観光スポットマップです。一般的なスポットは回れてない気がしますが、これからも旅行するたびに随時追加していく予定です。
各アイコンをクリックすると、Googleマップでのルート検索が可能なので良ければご活用ください。
夕張市 観光スポット
夕張市石炭博物館
まず紹介するのは「夕張市石炭博物館」です。
財政破綻した夕張市でかつて栄えていた「炭鉱」をテーマにした国内最大級のミュージアムです。炭鉱の歴史や当時使用されていた機材や模擬坑道など、臨場感がある博物館です。
冬季は閉館しているので要注意。事前に開館しているか要チェックです。
石炭の歴史村と書かれた「立坑櫓」
夕張で採掘される石炭の多くを占めるのは「生きた化石」と言われる「メタセコイア」
博物館周辺に植樹されています。
5月中旬に訪問。
ちょうど桜も咲く頃でした。
石炭の歴史村のマスコットキャラ「ゆうちゃん」。
ゆるキャラとも言えないデザインが、1980年開館の石炭博物館の歴史の長さを感じさせます。
廻りには既に潰れているであろうお土産屋が放置されていました。
この放置具合が夕張の今を感じさせてくれます。
廃墟好きにはたまらない。
1888年に発見された「大炭層の露頭」
北海道の天然記念物に指定されています。
こちらが石炭博物館の正面。右奥に立坑櫓が頭だけ見えてます。
こちらが入館料。
これは2018年5月5当時のもので、2020年3月現在、上記料金より値下がりしています。
最新情報は、夕張市石炭博物館をご確認ください。
令和元年4月に後述の「模擬坑道」で火災が発生し、いまも見学できないためと思われます。
こちらが2018年当時の入場チケット。
イベントホールもガランとしていて、これはこれで寂れた感じが良く出てます。
北海道出身のわたしも、幼いころにこんなポスターやCMを見たことがある気がします。
本館2階の展示室です。
夕張の財政破綻についてや過去の炭鉱の歴史についてなど学ぶことが出来ます。
ここから地下展示室に向かいます。
実際に1000m下るわけではないのでご安心を。
エレベータを降りると、地下展示室。
ここではリアルなマネキンが、当時の炭鉱の様子を再現してくれてます。
ちょっとリアルすぎて気持ち悪いレベルかも。
ここではドラムカッターなど実際に坑道で使用された工具や器具が展示されてます。
実際にボタンONで動く機械も。
ここからが模擬坑道。
坑道に火気を持ち込まないようにチェックする「捜検所」のマネキン。表情が怖い。
2020年3月現在、火災からまだ復旧しておらず見学不可となっています。いずれ復旧するとは思いますが、財政難の夕張市ですから時間はかかるかもしれませんね。
入り口はレンガの坑道。
坑道案内図、
写真いっぱい撮影して、10分ほど滞在しました。
平日行ったからなのか、誰もおらず貸切状態でした。
坑道に立ち並ぶ器具類はすべて本物です。絵になりますね。
坑道を掘り進む様子も再現。
右手には採掘した石炭を運び出すトロッコ。
ようやく出口の明かりが・・
10分程度の滞在でしたが、太陽の光を見るとホッとします。
当時の炭鉱夫は毎日8時間は暗い坑道で作業して、真っ黒けになっていたそうです。当時の日本を支えた炭鉱マンに感謝ですね。
夕張市に行ったら、炭鉱博物館は外せませんね。
夕張駅(廃線 直前の様子)
2019年4月1日、石勝線夕張支線の廃線に伴い現在では廃駅となった夕張駅。
廃駅になる約1年前に訪問。記録の意味で載せてます。
夕張駅前通りです。
こちらが夕張駅の外観。
構内には夕張観光案内所もありました。
いまはもう入れないホーム。
ただ今、新夕張駅にいます。これから夕張支線ラストラン乗車のため夕張駅に向かいます。 pic.twitter.com/S6G4u7MOHk
— 鉄道乗蔵 (@noruzo_tetsudo) March 31, 2019
廃線前日の2019年3月31日は多くの鉄道ファンが夕張を訪れていたようです。
夕張希望の丘
石炭博物館手前にある「夕張希望の丘」
生キャラメルで一世を風靡した花畑牧場がありますが、シャッターは閉まり、工場は稼働しているようには見えませんでした。「希望の丘」という名前とは裏腹な状況ですが、これも夕張のイメージ通り。
ただ、5月中旬に行けば、植樹されたエゾヤマザクラがとても綺麗。
廃線後はまだ訪問していませんが、この時よりももっと寂れていることでしょう。
夕張市 グルメスポット
ゆうばり屋台村
夕張で食事するなら、駅すぐそばにある「ゆうばり屋台村」がおすすめ。
複数店舗が集まった屋内施設です。
※上は2018年5月時点の店舗一覧ですので、現在は一部閉店 or 店舗入れ替えの可能性あり。
最新情報は夕張市の観光情報サイトをご確認ください。
店舗内で食事も可能ですが、通りに置かれたテーブル席で食事も可能
鹿の谷3丁目食堂
ゆうばり屋台村で、わたしが選んだのは「鹿の谷3丁目食堂」さん。カレーそば・うどんが売り。
夕張市の観光情報サイトを確認したところ、2020年現在も定休日は変わってないようです。
こちらがメニュー。
「カレーそば」は夕張名物なんだそうです。
メニューや値段は変わっている可能性あり。
月見カレーそばを注文。
想像した通りの味ですが普通に美味しいです。
店主は気さくなおじさんで、これからの旅の話などで盛り上がりました。
夕張市 お土産・ショッピングスポット
北海道物産センター夕張店(閉業)
夕張市を出て、国道274号線で道東方面へ向かう立ち寄った「北海道物産センター夕張店」では「メロン熊」を発見しました。
2019年に閉業してしまいました。
記録の意味で2018年当時の姿を残しておきます。
メロン熊グッズのネット販売は続いています。
広大な駐車場にポツンと車が止まった寂しい場所。
洋風な佇まいがどこか昭和っぽさを感じさせてくれました。
夕張らしい夕張メロンプリンも取り扱っていました。
メロン熊のバス。
オリに入ったメロン熊さん。鹿を食べた様子。
リアルで全然可愛くなくて怖いぐらいですが、そこが人気の様子。
インスタグラムを見ると2020年現在もあちこちで活動しています。
まるで獅子舞の獅子のように、頭をかまれる人たちの写真が多数アップされています。
もはや縁起物です。
怖い顔を生かした面白い生き残り戦略ですね。
お近くにメロン熊が現れたら、是非噛まれてみましょう。
夕張市周辺エリア 観光スポットまとめ
北海道 夕張市近郊のおすすめ観光スポットをご紹介しました!
閉業してしまった場所もありますが、それもまた夕張。
また夕張に訪れたら、随時スポット追加していきます。
改めて、観光スポットマップを掲載します。今後の旅行の参考にして頂ければと思います。
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