『佐多岬』という地名を聞いたことがあるだろうか?
鹿児島の人はきっと知っているだろう。
釣り好きな人も知ってるだろうし、灯台マニアも知ってるだろう。
そして、水曜どうでしょうファンなら必ず聞いたことがあることでしょう。
ただし、聞いたことはあるけれど、どんな場所か見たことが無い、というファンがほとんどではないだろうか?
そんな謎に満ちた『佐多岬』をご紹介していこう。
本土最南端 鹿児島県 佐多岬
『どうでしょう軍団』が『佐多岬』に最接近したのは、
2000年4月のことだった。
『春を満喫!グルメといで湯!ぶらり京都の旅』
というウソ企画で『大泉洋』をいつも通り騙くらかし、
京都金閣寺から鹿児島県までスーパーカブで引きずって行くという
『原付西日本完全制覇』
この企画の最終目的地が『佐多岬』だったのである。
途中までは。。
旅の終盤に差し掛かった宿で、
『佐多岬』なんか行っても何にもねぇ、
という事実に気付き、
企画発表時の音声を差し替えるという暴挙に出て、
最終目的地を『指宿』に無理やり変えたんでございます。
そのやり取りの一部始終をオンエアしちゃってるので、
いったい誰に対する義理で、音声差し替えを行ったのか
まったく分からないが、
そんなバレバレのインチキをするのが
『どうでしょう軍団』の良いところである。
指宿温泉に行きたいという強い願いにより、
『原付西日本完全制覇』では、
『佐多岬』の手前にある『根占港』からフェリーに乗って
対岸の指宿に向かうところで終了してしまった。
水曜どうでしょうと言えば、
北海道の番組である。
よほどの好き物でなければ、
『佐多岬』なんか見たことねぇ、という
道民がほとんどだろう。
信心深いわたくしは、
『どうでしょう軍団』が断念した『佐多岬』に
代わりに行って来ようという思いで
居住している関東から車で鹿児島まで行き、
佐多岬に巡礼してきたわけである。
佐多岬は本土最南端ということで、
端っこを制覇したい旅人が数多く訪れている場所である。
立派なガジュマルなんかもある。
ただ、ここは佐多岬の入口部分。
ここは『エントランス広場』という場所で、
佐多岬の展望台まではしばらく歩かなければならない。
『真の最南端』に行きたかったが、ガイドさんがいないと行けないルートらしい。
広場からこのトンネルを通っていく。
夕方に行ったものだから人気が少なかった。
巡礼とはこうあるべきなのだ。
坂道も多い歩きやすい靴で行くことをおススメする。
ソテツが数多く生えていた。
ソテツ好きにはたまらない場所だ。
駐車場から徒歩20分程で『佐多岬展望台』に到着。
奥に見えるのが『佐多岬灯台』である。
展望台の上からの眺め。
絶景である。
ここに来れなかった『どうでしょう軍団』の代わりといってはなんだが、
しかと目に焼き付けた。
訪れたときは展望台備え付けのトイレは工事中だった。
展望台内部はかなり出来上がっていた。
この突き出た部分が『真の最南端』ということか。
灯台がある島へは船でないと渡れないそうだ。
干潮のときなら歩いて行けそうな気もしたのだが、
見た目より深くなってるとのこと。
展望台を出た後は、付近を散策。
一応、整備はされているが、
木の枝が生い茂っているので、屈みながら進んだ。
かつて灯台守たちが住んでいた官舎跡に行った。
朽ちてはいるが、石造りだけあってまだしっかり残っていた。
中はもう草が生え放題。
『海岸』というアバウトな看板を発見。
行ってみる。
この辺は道が舗装されていないので、ヒールやサンダルで行かない方が良い。
海岸が見えてきた。
佐多岬の海岸。
サッカーボールが流れ着いていた。
日本のどこかにサッカーボールを海に落とした子供がいるってことだ。
ノスタルジックな気持ちになる。
神社もあって『御崎神社』という。
南国な感じを漂わせる神社。
2018年の春に行ったので、
既に工事も終わってトイレも利用可能になっていると思われる。
佐多岬のエントランス広場には売店があって、
そこで本土最南端の到達証明書を無料で発行している。
最北端、最東端、最西端に行こう!という気概がある人なら
是非とも収集することをおススメする。
佐多岬 地図
根占港
本土最南端の『水曜どうでしょう聖地』は実は根占港である。
指宿温泉の『砂楽』よりも若干南にある。
当然ながら、根占港も訪れた。
佐多岬から車で1時間ほどであろうか。
根占港である。
わたしも指宿に渡るつもりでフェリー予約もしていたのだが、この日は強風のため欠航となってしまった。
2時間に1便あるので、なかなか使い勝手が良さそうだ。
根占港付近のマップ。
赤い現在地が根占港の位置。
対岸に渡り少し北上すると指宿温泉がある。
根占港 地図
まとめ
『どうでしょう軍団』が行かなかったので正確には聖地ではないが、
『佐多岬』の様子をご紹介した。
根占港から『佐多岬』までの距離もさることながら、
『佐多岬』に着いてから展望台までの距離も意外に遠いことを初めて知った。
予約していたフェリーが欠航になったのだが、
出航出来たとしても、時間までに戻れなかった可能性が高い。
今後、佐多岬を訪れて、根占港からフェリーで指宿に行く予定を立てる
どうでしょうファンがいるかもしれないが、時間配分には十分に気を付けて欲しい。
そして、『佐多岬に行っても何にもねぇ』という彼らの判断が正しかったことを確かめてきてほしい。
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