水曜どうでしょうDVD第2弾 『サイコロ1/粗大ゴミで家を作ろう/闘痔の旅』を買うか悩んでる人に向けて、ここでは『サイコロ1』見どころや名言、副音声でどんな話題があったのかをざっくりと解説していきます!
水曜どうでしょう サイコロ1
サイコロ1 概要
水曜どうでしょうの旅企画 記念すべき第1弾。当時は「東京⇒札幌 サイコロの旅」という企画名だったが、サイコロの回数を重ねるに従い、「サイコロ1」と呼ばれるようになった。
アン・ルイスのインタビューしたついでになんかやろうや!っていう軽いノリで始まった企画であったが、出演者・D陣の人生を大きく変える最初の一歩となった。
東京から札幌へ帰る交通手段・ルートをすべてサイコロで決める、というシンプルな企画。最初のボードには「アンルイスの取材で東京までせっかく来たんだから何かやってから帰りましょう企画 第1弾」と書かれていた。
必要なのはサイコロキャラメル1つと行先を書くボードだけ、というお手軽企画なだけあって、マネする人間が続出。道内で帰宅困難者を生み出した名企画。その後第6弾まで実施された。
ちなみに私は北海道生まれで、このサイコロキャラメルは小さいころからお世話になっており、いまだに食べる機会がある。どうでしょうファンにお土産としてに手渡せば、「なにがでるかななにがでるかな」と歌いだすこと必至の名菓。
いまや大俳優となった大泉さんは当時大学生、鈴井さんの鋭い眼光、すっかりYoutuberと化したD陣の船酔いした姿、など見どころ多数。
サイコロ1 放送日程
1996年10月9日・16日の全2夜
サイコロ1 出演者
出演:大泉さん、鈴井さん
ディレクター:嬉野さん
チーフディレクター:藤村さん
サイコロ1 行程と見どころ
東京 六本木プリンスホテル 1996年9月12日(木)午後2時18分
- ラ・フォーレ (青森行き)
- Weライナー (新潟行き)
- オレンジライナー (松山行き) ★
- らくちん (盛岡行き)
- ドリームふくふく (下関行き)
- エアポートリムジン 羽田空港行き(札幌ゴール!)
①~⑤まですべて長距離バス。⑥だけが札幌に帰れる目となる。
サイコロを振ったのは鈴井さん。出た目は「3」
東京から西へ約900km 愛媛県松山が最初の目的地。これが今後長い付き合いとなる「四国」(地獄)とのファーストコンタクトとなった。なお、この時点で藤村Dの爆笑を聞くことが出来る。サイコロ振った後に時刻表を買いにいく、というD陣の所業も見どころ。
新宿駅 西口 高速バス乗り場 1996年9月12日(木)午後7時00分
新宿発 午後7:10のオレンジライナーに乗り込む。これが最初の深夜バス。松山到着は翌朝7:40で所要時間は12時間30分。道中、山梨の双葉S.A、香川の豊浜S.Aでコメントあり。どんどん服がはだけていく様も見所。
愛媛県松山市 道後温泉 1996年9月13日(金)午前7時55分
オレンジライナーに乗ること12時間半。雨の道後温泉に到着。大泉さんの貴重な転倒シーンが見所。
- 夢の直行便 札幌
- ふぐが食べたい!下関(山口)
- ふりだしに戻る オレンジライナー新宿行き
- 魅惑のアイランド 小豆島(香川)
- 同じ島でもこれは遠いぞ 鹿児島
- 謎のまち 臼杵(大分) ★
①のみゴール。サイコロを振ったのは鈴井さん。出た目は「6」
石仏で知られる臼杵へ行くことに。大泉さんが鈴井さんに対して、おっかなびっくりしつつ強い口調で問い詰めた最初のシーンも見どころ。
特急「宇和海3号」1996年9月13日(金)午前9時00分発
松山から八幡浜へ向かう道中。
四国名物「じゃこ天」と松山名物「坊ちゃん団子」を紹介している。坊ちゃん団子はそうとう甘いらしい。
九四フェリー1996年9月13日(金)午前11時00分発
八幡浜港のフェリーのりばにて、九州行きの切符を購入。臼杵は本当に九州なのかと切符売り場の女性に確認する往生際の悪い大泉さん。11:00発の九四フェリーに乗り込む4人。船酔いでダウンして寝転がる嬉野さんの姿を確認できる。この時の嬉野さんはまだまだ真っ黒な黒髪で眼鏡もかけていなかった。フェリー内では大泉さんが四国で風呂入っただけだぞと文句を言い始める。大泉さんの目を開けたまま寝る例の寝方も登場。
大分県臼杵市 1996年9月13日(金)午後1時30分
「石仏と海の見える城下町」臼杵市で3度目のサイコロ。
- 夢の直行便 千歳
- 地獄の深夜バス「ぶんご号」名古屋
- 一回休み 別府温泉(大分)だけど15日まで帰れない
- ふりだしに戻る 寝台特急「富士」東京
- まだまだ九州 小倉 ★
- たっぷり九州 鹿児島
3度目のサイコロも鈴井さんが振り、出た目は「5」。小倉行きが決まった瞬間、サイコロを蹴り飛ばす大泉さんの謀反が見所。
「地獄の深夜バス」というパワーワードはここから登場。
特急「にちりん36号」1996年9月13日(金)午後14時40分発
サイコロを蹴飛ばした大泉さんを説教する鈴井さん。いまはすっかり丸くなったが若いころの鈴井さんの鋭い眼光が見所。
福岡県小倉市 1996年9月13日(金)午後5時00分
- 寝台特急「さくら」東京
- 未知のまち 出雲(島根)
- 地獄の深夜バス「げんかい号」名古屋
- 小倉で一泊
- 新幹線で新大阪 ★
- 夢の福岡発 直行便千歳
ロクな目を出さない鈴井さんに黙っていられなくなった大泉さんがサイコロを振る。(大泉さんのサイコロ初挑戦)
ディープな旅も出来るかも。
新幹線「ひかり64号」 1996年9月13日(金)午後7時01分発
人生初の新幹線にはしゃぐ大泉さん。シートがフカフカしていると感激の様子。ここで9月15日までに札幌に帰らなければならない各自の理由が明白に。
- 親戚の人が来る(大泉さん)
- AIR-Gの仕事がある(鈴井さん)
- 子供の運動会がある(藤村さん)
新幹線内では藤村さんが鼻血を出してしまう。
大阪府大阪市 新大阪駅 1996年9月13日(金)午後10時10分
- 寝台特急「あさかぜ」東京
- 寝台急行「きたぐに」新潟 ★
- 深夜バス「アルペン」長野
- 頼むから出して大阪一泊
- 直行便 千歳(明日の朝8時までの10時間待ち)
- 新幹線で名古屋(明日の始発まで8時間待ち)
サイコロを振るのは大泉さん。出た目は「2」。新幹線で鼻血を出した藤村さんの「もういいよ・・もういいよ」とのうめき声が・・待合室では大泉さんと藤村さんの会話シーンを楽しめる。
寝台券が3枚しか取れず、一人が自由席に。大人たちは年功序列で大泉さんが自由席に追い込む。そのやり取りは真っ暗な画面にセリフだけが映し出されるというテレビとは思えない大胆な演出。ここで
寝台急行「きたぐに」 1996年9月13日(金)午後23時28分発
東京を出発して以来、2夜連続で車中泊となった。自由席のボックス席で見知らぬグループに一人放り込まれる大泉さんの悲しい表情が見所。
新潟県新潟市 新潟駅 1996年9月14日(土)午前9時30分
- ふりだしに戻る 東京
- ちょっと戻る 金沢
- ちょっと進む 山形
- 太平洋を見よう 仙台
- 北海道はすぐそこ 青森
- いよいよ上陸。一気に北海道 ★
サイコロを振るのは鈴井さん。出た目は「6」
最初のサイコロにして、無事に北海道に戻ることに・・・しかし、その交通手段はフェリー。所要時間は18時間。それを聞いて発狂した大泉さんは路上で服を脱ぎ棄てる。
北海道小樽市 小樽港 1996年9月15日(日)午前4時10分
フェリーに乗る二人の姿が流れ、早朝4時に小樽に到着。始発を待つため、フェリーターミナル前で雑魚寝する人々の姿と共に旅は終わりを告げる。
エピローグでは、無事に大泉さんは親戚に会い、鈴井さんはラジオの仕事をし、藤村さんは子供の運動会を観に行くことが出来たと書かれていた。
DVDではエンディングテーマに樋口了一さんの「1/6の夢旅人2002」をBGMに旅を振り替えるシーンが流れ、本編でも使われていない映像も多数。大泉さんの爆笑つなぎが見所。
この時ぼくら4人の旅はまだ始まったばかりだった―
というセリフをバックに1回目のサイコロのシーン。カメラが下がり、藤村さんも加わった貴重な3ショット。大泉さんと鈴井さんが「水曜どうでしょう」と書かれたボードはベトナムでも移されたシーン。
時は進み、DVDの後枠で締め。
サイコロ1 名言
我々はあてのない旅にでかけます
いつも通り何も知らされてない 大泉さんに企画説明をする際に 鈴井さんが発したお言葉。いまだにあてのない旅が続くとはこのころの4人は想像もつかなかったはず。
聞いてないなぁ
いつだって聞かされていない 大泉さんが企画説明を聞いて発した一言
何が出るかな何が出るかなそれはサイコロ任せよ ドーン!
サイコロの神に運を任せる際、サイコロの舞とともに大泉さんと鈴井さんが申し述べる祝詞
それ魅力
松山まで12時間半もかかると聞いてうんざりしている大泉さん。「瀬戸大橋を越えていくよ」と鈴井さんの一言で気をよくした単純な大泉さんが発した一言。その後の企画でも発する言葉となる。なお、瀬戸大橋を見ることは出来なかった。
弱音吐いちゃおかな
オレンジライナーに乗ってわずか30分で鈴井さんが発した一言。札幌と違う方向に行くとは思ってなかったとのこと。
母さん 僕は松山にいます
道後温泉を前に、大泉さんが母を想い発した一言
帰してくれんかぁ
道後温泉前ですっころんだ大泉さんが漏らした一言
なにしてんだォ帰りたいんだよ俺は!
道後温泉前のサイコロにて、臼杵の目を出した鈴井さんに対して大泉さんが発した一言。「うどんうどんうどん松山うどん」というテンポ良い言葉につながっていく。
移動がメイン!
八幡浜から臼杵へ向かうフェリーの中、カメラマンの嬉野さんが船酔いでダウン。駄々っ子のようにくだを巻きつつ寝転がる嬉野さん。カメラ回す人がいなくなることを懸念した大泉さんは「意味のない大分の旅行になっちゃう」と発言。くつろぐ鈴井さんが、この旅は普通の旅と違って、移動中以外は時間を持て余してることに気付き、同意した大泉さんが発した一言。どうでしょうの旅の本質を突いた鋭い発言。
風呂入っただけだぞ四国でオイ
九州に向けて出港したフェリーにて大泉さんが発した一言。四国に風呂入りに行くとは酔狂な人たちである。
サイコロの目が絶対
3度目のサイコロで小倉行きを認めたくない大泉さんが謀反を起こし、サイコロを蹴り飛ばすという所業について、特急「にちりん36号」内にてお説教する鈴井さんが発した一言。お菓子を食いながら聞く大泉さんは「あなたが振るとデカい目しか出ない。5だとか6だとか・・」と発言しどうも腑に落ちない様子。
もういたる所から こう湯舟が出てますもんね
臼杵から小倉へ向かう道中、別府温泉の景色を見て、大泉さんが発したバカ発言。
痔です
寝台特急「きたぐに」で一人だけ自由席に座らされそうになった大泉さんが反発して発した一言。少し前に「弱音は吐けない」とカッコいい発言をした人間と同一人物とは思えない。
不愉快
新潟駅前で昨夜の理不尽な仕打ちについて大泉さんが発した一言。小樽までフェリーで行くことを知らされたときにも発しており、使い勝手の良さが伺える。
サイコロ1 宿
サイコロ1では2夜連続車中泊だったため宿には宿泊せず。
サイコロ1 食事処
小倉でのサイコロシーンは食事中だったが店名は不明。確実なのは四国のお土産のみ。
四国名物「じゃこ天」
松山名物「坊ちゃん団子」
サイコロ1 DVD副音声の話題
サイコロ1の副音声は藤村さんと嬉野さんのD陣二人語り。
- 水曜どうでしょう写真集の宣伝
- どうでしょうDVD第1弾が儲かったという話
- 水曜どうでしょうビデオについて
- 水曜どうでしょうDVD第二弾の企画3本について
- サイコロ1 撮影当時のD陣の心境やお互いの印象
- 当時ミスターが怖かったという話
- 当時の大泉さんについて
- 寝台特急「きたぐに」で大泉さんが自由席で過ごした夜の裏話
- エンディングの映像について
まとめ
水曜どうでしょうDVD第二弾から「サイコロ1」について内容を紹介しました。Youtubeで動画は転がっていますが、DVDならではの追加シーンや副音声が最大の魅力です。
興味を持って頂けたらなら、↓からDVDを入手して、まだまだ肩に力の入った初々しいどうでしょう軍団の様子と副音声の両方をお楽しみください。
水曜どうでしょう 新作情報
水曜どうでしょうDVD徹底解説記事
http://japatabix.com/suiyo-dodesyo-2-saikoro-1/
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